成分表示の順番は、配合率の高い順に表示されています。
水は、様々な成分を溶かし込むのに優れているため、
スキンケア化粧品において多くの場合、基剤として使われます。
基剤として使われるために、成分表では一番上にくることが一般的です。
化粧品の効果は、配合されている美容成分がお肌に働きかけることで発揮されます。
その美容成分をお肌に届ける上で、浸透性やテクスチャ―等を踏まえて、
水を含めた全ての成分を適切な配合率に設計しています。
水が一番上にあるから効果が低いというわけではありません。
お客様のお肌に美容成分を届けるための溶剤として適していること、
安全・低刺激であること等を考え、基剤として水を使用しています。
例えば医薬部外品などでも、行政から効能の認可を取得するような化粧品
であっても同じで、配合率だけでいえば水が最も多いのが一般的です。
ドリンクタイプの機能性表示食品や、
医薬品であったとしても液状物においては基本的に水が主体です。