「きちんとスキンケアを続けているのに、以前よりも肌がパッとしない…」――そんなお悩みを感じていませんか。
このような違和感は、40代以降ではめずらしいことではありません。
40代の肌は、これまで積み重ねてきた紫外線や乾燥、生活習慣の影響や、加齢による肌の変化が現れ始める時期です。
本記事では、40代からの肌に起こりやすい変化や、化粧水をはじめとしたスキンケアアイテムの見直しの必要性、選び方などを解説します。

監修者:石田 清隆
広島ステーションクリニック 理事長
愛媛大学医学部卒業後、愛媛県立中央病院 内科医長、松山市民病院 内科部長、医誠会病院(現医誠会国際総合病院)肝臓センター所長、広島市民病院 内科部長などを経て、広島ステーションクリニックを開院。画像診断、栄養療法、運動療法、美容皮膚を統合した医療を行うMilky Cloud Well-being Centerも運営。また、著書に『人生を好転させる2week 鉄活』あり(2023年3月発刊)。
「ここに来て良かった」と言っていただけるように、患者様ひとりひとりに適した治療の最高の提案ができるよう努力しています。
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※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
40代になったら化粧水は見直したほうが良い?
40代以降は、今までと同じスキンケアを続けていても、肌のふっくら感や明るい印象が続きにくくなる傾向があります。これは、年齢とともに、うるおいを抱え込む力や肌の代謝(ターンオーバー)が少しずつ変化していくからです。
これまで使ってきたスキンケアアイテムでは、効果を実感しにくい時期になってきた可能性もあります。40代は、化粧水をはじめとしたアイテムを、今の自分の肌状態に合うものへ見直す時期と捉えましょう。
40代に起こりやすい肌の変化
40代の肌の変化は、大きなトラブルとして急に現れるというよりも、乾燥しやすさやスキンケアの手応えなど、日々のお手入れのなかで少しずつ感じることが多いです。
以下では、40代の肌に起こりやすい代表的な変化について解説します。
40代に起こりやすい肌の変化①乾燥を感じやすくなる
40代になると、コラーゲン・ヒアルロン酸といった肌のハリや水分を支える成分や、角層に存在するセラミドなどの細胞間脂質が保たれにくくなります。
さらに、皮脂の分泌量が低下することで、肌表面を覆う皮脂膜がつくられにくくなり、水分を閉じ込める力も弱まりやすくなります。こうした変化により、これまで以上に保湿の難しさを感じやすくなるでしょう。
40代に起こりやすい肌の変化②肌の代謝(ターンオーバー)の周期がゆるやかになる
40代になると、肌の代謝(ターンオーバー)の周期がゆるやかになり、古い角質が肌表面に留まりやすくなります。そのため、ゴワつきや硬さを感じたり、化粧水などのスキンケアがなじみにくくなったりすることがあるでしょう。
また、古い角質が重なることで光を反射しにくくなり、肌全体が暗い印象に見えることもあります。
40代に起こりやすい肌の変化③紫外線ダメージの影響が現れやすくなる
40代になると、これまでに浴びてきた紫外線の影響が表に現れ、以前のようにふっくらとした印象が出にくいと感じることがあります。
これは、紫外線が肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンに影響を与え、ハリや弾力を保つ働きを弱めることが原因です。長年にわたる紫外線の影響は、少しずつ肌全体の印象に反映されていくでしょう。
40代に起こりやすい肌の変化④しわ・シミが目立ちやすくなる
年齢を重ねると、肌を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、ハリや弾力を保ちにくくなります。その影響から、目元や口元のしわが目立ちやすくなったり、フェイスラインがもたついたりするなど、顔全体の印象に変化が現れやすくなります。
年齢とともに目立ちやすくなる老人性色素斑や、女性ホルモンの変化が関係するとされる肝斑が見られる場合もあるでしょう。
40代の肌におすすめのスキンケアアイテム

40代の肌は、年齢による変化を意識しながら、今の肌状態に合ったスキンケアアイテムを選ぶことが大切です。以下では、化粧水をはじめとしたスキンケアアイテムの選び方について解説します。
【クレンジング・洗顔料】うるおいを守りながら落とすアイテム
40代の肌は乾燥しやすく、刺激を受けやすい状態にあるため、汚れを落とす力だけでクレンジングや洗顔料を選ぶと、洗いあがりにつっぱり感を覚えやすいです。
そのため、メイクや皮脂汚れを落としつつも、肌に必要なうるおいを残せるアイテムがおすすめです。
保湿成分が配合されているか、低刺激設計かなどの点にも目を向けながら、自分の肌状態に合ったものを選ぶと良いでしょう。
【化粧水・乳液】保湿力を重視したアイテム
40代の肌は、乾燥をきっかけに様々な肌悩みが起こる傾向があります。
そのため、スキンケアでは保湿を最優先に考えましょう。化粧水や乳液は、水分を与えるだけでなく、うるおいを保ちやすいアイテムであるかも大切です。
年齢に応じたケアを意識した化粧水や乳液は、乾燥によるゴワつきやキメの乱れに配慮されたものも多く、40代の肌に取り入れやすいでしょう。
【美容液】肌悩みに合わせたアイテム
40代からのスキンケアでは、化粧水や乳液だけでは物足りなさを感じる場合があります。そんな時は、肌の変化に合わせて美容液を取り入れましょう。
美容液には、うるおいケアを目的とするものや、肌の悩みに対する有効成分が配合されたものなど、様々な種類があります。特にエイジングケア※を意識した美容液は、年齢による肌変化が現れ始めた時期に取り入れるのがおすすめです。
※ 年齢に応じたうるおいを与えるケア
40代の肌コンディションを整えるための生活習慣

肌のコンディションは、スキンケアだけでなく日々の生活習慣によっても変化します。以下では、肌の状態を整えるために意識したい生活習慣を解説します。
栄養バランスの良い食事
40代の肌コンディションを整えるためには、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。肌は日々の食事からつくられており、偏った食生活が続くと、スキンケアの手応えに影響が出やすくなります。
たんぱく質は肌の土台を支える役割を持ち、ビタミンやミネラルは肌の調子を整える働きに関わります。
特に、鉄分とビタミンCはコラーゲンの合成に深く関与しています。赤身の肉、レバーなどをしっかり摂り、足りない分はヘム鉄やビタミンCのサプリメントを活用すると良いでしょう。また、良質な脂質も、うるおいを保つためにも欠かせない要素です。主食・主菜・副菜をそろえ、様々な栄養素を無理なく取り入れましょう。
質の良い睡眠
40代の肌コンディションを整えるためには、スキンケアと同じように、睡眠習慣も意識しましょう。睡眠が不足すると、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れやすくなり、乾燥や肌のゴワつきにつながることがあります。
生活のなかで休息と活動のバランスを意識することが、40代の肌を支える土台になるでしょう。
適度な運動
40代の肌コンディションを整えるためには、適度な運動習慣も意識したいところです。無理のない範囲で身体を動かすことは、血の巡りを整え、肌状態を保ちやすくします。
激しい運動である必要はなく、ウォーキングや軽い運動などで十分です。日常的に体を動かすことで、日々の肌の状態が整いやすくなるでしょう。
まとめ:40代の肌に合った化粧水選びで毎日のケアを見直そう
40代になると、これまでと同じスキンケアでは、実感につながりにくくなる場合があります。これは、年齢によって肌の状態が少しずつ変化してきたことを示しています。
化粧水はスキンケアの土台となるアイテムであり、今の肌状態に合ったものへ見直すことで、その後のケアも行いやすくなります。
保湿を軸に、クレンジングや美容液、生活習慣まで含めて整えることで、40代以降の肌と前向きに向き合いやすくなるでしょう。






