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【敏感肌の方向け】洗顔の基本|洗顔料の選び方や肌にやさしい洗い方を紹介
作成日:
スキンケア

【敏感肌の方向け】洗顔の基本|洗顔料の選び方や肌にやさしい洗い方を紹介

「肌に合わないスキンケアアイテムが多い…私って敏感肌?」――そんなお悩みや疑問を抱えていませんか。

敏感肌とは、ちょっとした刺激にも反応しやすく、肌荒れ・赤み・乾燥などの肌トラブルが起こりやすい肌状態のことです。

敏感肌には、体質・体調・環境・生活習慣など様々な要因が関わっており、特に毎日の洗顔方法は肌の状態に大きく影響します。

本記事では、敏感肌の特徴や原因、適した洗顔料の選び方、肌にやさしい洗顔方法を詳しく解説します。敏感肌とうまく付き合うために、日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:濱田 裕子

聖マリアンナ医科大学卒業、昭和医科大学皮膚科学講座に入局。

大学病院の勤務を経て、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得。2020年接触皮膚炎の分野で医学博士号を取得。

保険皮膚科や美容皮膚科に携わり、2022年よりルクスクリニックに勤務。

日本皮膚科学会、日本美容皮膚科学会、日本皮膚免疫アレルギー学会など数多くの学会に所属する。

ルクスクリニック:https://lux-clinic.jp/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

敏感肌とは?

敏感肌とは、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激に反応しやすくなっている状態を指します。

医学的な病名ではなく、あくまで肌のコンディションのひとつとして使われる言葉です。

敏感肌は、スキンケアアイテムの成分や体調、季節の変化など、わずかな刺激にも反応しやすく、ちょっとしたことで肌荒れ・乾燥・赤みなどの肌トラブルが起こります。

敏感肌の原因は、生まれつきの体質が関係する場合もありますが、生活環境や日々の習慣が影響していることも少なくありません。

敏感肌にあらわれやすい症状

敏感肌の症状の現れ方は人によって異なりますが、季節の変わり目や体調の変化によって状態が悪化しやすく、肌の調子が安定しにくい傾向があります。

代表的な症状は以下の通りです。

  • 乾燥によるつっぱり感

  • 赤み

  • かゆみ

  • ヒリつき

  • ニキビ

敏感肌の方は、化粧水や洗顔料がしみると感じることもあります。また、かゆみを我慢できずに掻いてしまうと、炎症が広がり、症状がさらに悪化してしまうことも珍しくありません。

その他、乾燥や肌のバリア機能の低下によって皮脂のバランスが乱れると、毛穴が詰まり、ニキビができやすくなることもあります。

敏感肌になる主な原因

敏感肌は、ひとつの原因で起こるわけではなく、いくつもの要因が重なって起こることが多いです。主な原因として考えられるのは、次の4つです。

  • 生まれ持った体質や、体調・加齢による変化

  • 食生活や生活習慣の乱れ

  • 身の回りの環境(気温・湿度・花粉・紫外線など)

  • スキンケアやメイクによる刺激

敏感肌の原因を知ることで、自分の肌に合ったケア方法を見つけやすくなるでしょう。それぞれの要因について、次の項目で詳しく解説していきます。

敏感肌になる原因①体質・体調

敏感肌の根本的な原因には、体質や肌の性質、そして体調の変化が深く関わっています。もともと肌が薄くバリア機能が弱い方は、敏感肌でない方と比較して、外部からの様々な刺激を受けやすい傾向が見られます。

また、体調の変化やホルモンバランスの乱れも影響しやすく、普段は敏感肌でない方も、月経周期やストレスによって肌が一時的に敏感になることもあります。

敏感肌になる原因②加齢

敏感肌の原因のひとつが、加齢によるものです。

年齢を重ねると、肌のうるおいを保つ力が弱まり、乾燥や外部刺激の影響を受けやすい状態になります。

さらに、肌の代謝(ターンオーバー)が遅くなり、ダメージを修復する力が追いつかず、敏感肌のような状態に傾いてしまうことがあります。

敏感肌になる原因③生活習慣の乱れ

偏った食生活や不規則な生活習慣も、敏感肌を引き起こす原因です。

栄養バランスの乱れや睡眠不足が続くと、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れ、うるおいを保つ力が低下しやすくなります。その結果、肌のバリア機能が弱まり、外部刺激の影響を受けやすくなることもあります。

さらに、喫煙は血行不良や酸化ストレスを招き、肌の回復力を低下させることで刺激に反応しやすい状態を助長します。

敏感肌になる原因④外部環境による刺激

敏感肌は、外部環境の影響を強く受けやすいです。

例えば、冬の乾燥した空気は、肌の水分を奪い乾燥によるかさつきやかゆみを引き起こす原因となり、春は、花粉・黄砂などの微細な物質が刺激となって赤みや炎症を招くことがあります。また、一年を通じてマスクの着用が肌への刺激になる場合もあります。

紫外線や冷暖房の風も、バリア機能を弱める要因です。

このように、季節や生活環境の変化によって、肌の状態が敏感に傾くことは珍しくありません。


敏感肌になる原因⑤スキンケアやメイクによる刺激

自分の肌に合っていないケアアイテムを使っていると、肌の調子が不安定になってしまうことがあります。

特に、洗浄力の強いものは必要なうるおいまで奪ってしまうことがあり、乾燥や刺激を引き起こす原因になる場合があります。

また、人によっては、スキンケアアイテムに含まれる香料・界面活性剤・防腐剤などに反応し、刺激性やアレルギー性の接触皮膚炎(かぶれ)を引き起こし、赤みやかゆみが生じることもあるでしょう。

その他、強く擦ったり摩擦を与えたりする行為も、肌への負担となり敏感な状態を長引かせる一因になります。

敏感肌と洗顔の関係性

洗顔は、肌を清潔に保つために欠かせない大切なケアのひとつです。

しかし、敏感肌にとっては刺激を感じやすいプロセスでもあります。皮脂を落としすぎると、肌のバリア機能が低下し、乾燥や赤みを引き起こす原因になることがあります。

一方、洗顔を怠ると汚れや古い角質が残り、肌のトーンが沈んだり、肌荒れが起きたりする原因になることもあります。

そのため、敏感肌の方は「汚れは落とし、必要なうるおいは守る」バランスが重要です。適切な洗顔方法を知り、自分の肌に合った洗顔料を選ぶように心がけることが大切です。

【敏感肌の方向け】洗顔料の選び方

敏感肌の方にとって洗顔料選びはとても重要です。洗浄力が強いものや、自分に合わない成分を含むものを使うと、肌のコンディションを悪化させる可能性があります。

洗顔料を選ぶ際のチェックポイントは、以下の通りです。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

刺激になりやすい成分はできる限り避ける

敏感肌の方は、できるだけ刺激となる成分を避けた洗顔料を選ぶことが大切です。

以下の表は、敏感肌の方が洗顔料を選ぶ際のチェックポイントです。

チェックポイント

内容・注意点

刺激になりやすい成分を確認する

香料・着色料・鉱物油・アルコール・界面活性剤・防腐剤などに注意する

表示を確認する

「低刺激」「無添加」「テスト済み」などの表示をチェックする

(何が無添加なのかを確認し、過度に信頼しすぎない)

(テスト済みでも全ての人に刺激が出ないとは限らない)

成分のシンプルさを確認する

配合成分が少ないほど、刺激やトラブルのリスクを抑えやすい

香料や防腐剤などは、品質を保ったり使用感を高めたりする目的で配合されている場合もあります。そのため、成分を一律に避けるのではなく、使った時の肌の反応を見ながら判断することが大切です。

実際に使ってみて、洗顔後にピリつきや赤みが出ないかを確認しながら、自分の肌に合うアイテムを見つけてみてください。

刺激を感じる際はそのまま継続せず、使用を中止し、医療機関を受診しましょう。

肌にやさしい洗浄成分を選ぶ

敏感肌には、「アミノ酸系」や「弱酸性」の洗浄成分を含む洗顔料が適しています。

これらのタイプは、必要以上に皮脂を取りすぎないため、肌のバリア機能を保ちやすいのが特徴です。

一方、洗浄力が強すぎるタイプは乾燥を招く恐れがあるため、使用する際は肌の調子を見ながら取り入れる工夫が必要です。

うるおいを守りつつ、不要なものを洗い流せるアイテムを選べば、洗顔後のつっぱり感を軽減できるでしょう。

摩擦が起こりにくいテクスチャのアイテムを選ぶ

洗顔時の摩擦は、敏感肌の方にとって大きな刺激になります。そのため、摩擦が起こりにくいテクスチャの洗顔料がおすすめです。

ポイントは、泡で肌と手の間にクッションをつくり、やさしく洗うことです。

泡立ちやすいタイプの洗顔料を選ぶと、きめ細かい泡をつくりやすく、摩擦を抑えやすくなります。なお、泡タイプの洗顔料であれば、泡立てる手間を省きながら肌への負担を軽減できるでしょう。

保湿成分配合のアイテムを選ぶ

敏感肌は、乾燥が大きな原因のひとつとされています。そのため、洗顔料に保湿成分が含まれているかどうかも大切なポイントです。

セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿成分が配合されたアイテムは、肌にうるおいを与え、洗顔後のつっぱり感を軽減してくれます。

これらの成分を上手に取り入れながら「汚れを落とす」と「うるおいを守る」の両立ケアを意識しましょう。

敏感肌の方におすすめ!肌にやさしい洗顔方法

洗顔による肌への刺激を抑えるには、どんな洗顔料を使うかだけでなく、どのように洗うかも重要です。洗顔の仕方によって、摩擦や乾燥を防ぎ、肌への負担を大きく減らせるでしょう。

以下では、敏感肌の方におすすめの肌にやさしい洗顔方法を紹介します。

  • 洗顔料はしっかり泡立てて使う

  • ぬるま湯で洗う

  • タオルで肌を擦らない

洗顔料はしっかり泡立てて使う

敏感肌の方にとって、摩擦は大敵です。そのため、洗顔料はしっかり泡立ててから使いましょう。泡をクッションにすれば、手が直接肌に触れるのを防げ、刺激をやわらげられます。

泡立てが苦手な場合は、泡立てネットを使うか、ポンプ式の泡タイプの洗顔料がおすすめです。キメの細かい泡を肌にのせ、やさしくなでるように洗うことを心がけましょう。

ぬるま湯で洗う

洗顔の際には、ぬるま湯(30〜35度前後)を使うのが理想的です。

熱すぎるお湯は肌のうるおいを奪うため、乾燥や敏感肌を招く原因となり、冷たすぎる水では汚れを十分に落とすのが難しいでしょう。

体感としては「少しぬるい」と感じるくらいの温度がおすすめです。ぬるま湯でやさしくすすげば、肌に必要な油分を残しながら清潔に保てます。

なお、シャワーのお湯は、直接顔にかけると刺激になりやすいため、直接当てずに手ですくって丁寧にすすぎましょう。

タオルで肌を擦らない

摩擦を避けるために、清潔なタオルで水分を軽く押さえるように、やさしく拭き取りましょう。

洗顔後にタオルで肌をゴシゴシ擦る行為は、敏感肌の方にとって大きな負担となってしまいます。水分は強い力をかけなくても、十分に吸収できるため、やさしく拭き取ることを心がけてみてください。

洗顔後はすぐに保湿する

洗顔後すぐの保湿は、敏感肌をすこやかに保つための基本です。洗顔後の肌は水分が急速に失われやすいため、できるだけ早く保湿しましょう。

敏感肌の方はバリア機能が弱まりやすいため、化粧水や乳液でうるおいを補い、乾燥しにくい状態を保つことが大切です。

セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたアイテムを使えば、肌のうるおいを長く保ちやすくなります。

まとめ:肌に負担をかけない洗顔で快適な素肌を保とう

敏感肌とは、体質や生活習慣、環境の変化など、様々な要因によって起こる肌の状態のことです。特に洗顔は、刺激になりやすい一方で、肌をすこやかに保つために欠かせない大切なステップでもあります。

敏感肌の方は、刺激の少ない洗顔料を選び、泡でやさしく洗い、洗顔後はすぐに保湿することを毎日のケアの軸にしましょう。

N organicのスキンケア

N organicは、「ありのまま」の自分を大切にするためのスキンケアを提案しています。

うるおいを保ちながら肌をやさしく整えるだけでなく、毎日のケアが心地良いひとときになるよう、使用感や香りにもこだわっています。

忙しい日々のなかでも無理なく取り入れられる、シンプルなステップも魅力のひとつです。

N organicのスキンケアラインはこちら

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【もっちりとした泡がやさしく肌を包む】N organic Vie クリアホイップ フォーム

N organic Vie クリアホイップ フォームは、ワンプッシュで濃密な泡が立ち上がる酵素洗顔フォームです。古い角質や毛穴汚れをすっきりと落としながら、やわらかく整った肌へと導きます。

もっちりとした泡が肌をやさしく包み込むことで、摩擦を抑えながら洗えますが、泡立て不要なので手間がかかりません。忙しい朝や疲れた夜でも気負わず使えるのが魅力です。

洗顔のたびに広がるさわやかなシトラスの香りが、気分までリフレッシュさせてくれます。

Customer Reviews(お客様の声)

30代/定期便1年利用

★★★★★

やさしい洗いあがり

香りに癒されながらスキンケアできるアイテムです。

2025.04.02

40代/定期便1年利用

★★★★★

泡が気持ち良い!

洗い流した時のつっぱりがないのが嬉しい。

2025.04.01

N organic Vie クリアホイップ フォームについて詳しくはこちら

【やさしく洗い洗顔後の心地良さも叶える】N organic モイスチュア&バランシング フォーム

N organic モイスチュア&バランシング フォームは、きめ細かな泡が肌をやさしく包み込むフォームタイプの洗顔料です。

毛穴の汚れをしっかり吸着しながらも、洗いあがりはつっぱりにくく、うるおいは守ります。毎日の洗顔を、肌も心も整う心地良い時間へと変えてくれるでしょう。

Customer Reviews(お客様の声)

40代/定期便8ヶ月利用

★★★★★

良いです

きめ細やかな泡でさっぱりするやさしいかんじがします。夫も気に入り、一緒に使ってます。

2025.04.19

40代/定期便1年利用

★★★★★

スッキリ

洗い心地が良く、大好きでリピートしてます!

2025.04.19

N organic モイスチュア&バランシング フォームについて詳しくはこちら

【泡立て不要でうるおいを守るジェル洗顔】N organic Bright ホワイト クリア ジェルウォッシュ

N organic Bright ホワイト クリア ジェルウォッシュは、泡立て不要で使えるジェルタイプの洗顔料です。やわらかく肌になじむジェルと、保湿成分を含んだ粒ジェルを合わせ、心地良い使用感を実現しました。

ソメイヨシノ葉エキスやハトムギ種子エキスなどの整肌成分を配合し、なめらかな肌へと導きます。さらに、「ヒートショックバリア機能」により、お湯で洗顔する際でもうるおいを保てるよう工夫されています。

※シクロヘキサン-1, 4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール

Customer Reviews(お客様の声)

40代/定期便1年利用

★★★★★

ぷるぷる

まず感触がジェリーなのでとっても気持ち良い!

2024.05.29

50代/定期便1年利用

★★★★★

とても良い!

泡立てないので、朝の忙しい時に超時短なのも嬉しいですね。

2024.05.28

40代/定期便1年利用

★★★★★

清々しい

ジェルなので忙しい朝にぴったり。このジェルで洗顔すると清々しい気持ちになります。

2024.05.27

N organic Bright ホワイト クリア ジェルウォッシュについて詳しくはこちら

朝、メイク前にジェリー洗顔

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