「いつも何かしらの肌トラブルがあって、肌の調子が悪い…」――そんなお悩みを抱えていませんか。
肌の状態に悩み、美肌になりたいと願う方は多いでしょう。美肌になるには何をすれば良いのかがわかれば、毎日のスキンケアや生活習慣でケアできます。
本記事では、美肌になるためにやるべきことを具体的に解説します。年齢別や肌質別のおすすめスキンケア方法も紹介するため、肌との向き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。

監修者:伊藤 蘭
いとうらんクリニック四条烏丸院長 形成外科専門医
大学卒業後は、京都大学附属病院形成外科で研鑽を積む。2022年に京都の四条烏丸でいとうらんクリニック四条烏丸を開設。皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科を提供している。
いとうらんクリニック四条烏丸 ドクター紹介:https://ran-clinic.kyoto/doctor/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
そもそも美肌とはどんな状態?
美肌になるには、まず目標である「美肌」がどのような状態かを知る必要があります。一般的に、美肌とは以下のような状態の肌です。
うるおいがある
透明感・ツヤがある
ハリ・弾力がある
キメが整っている
肌トラブル※がない
毛穴が目立たない
本記事で紹介する方法を参考に、自分の肌の状態と向き合いながらケアしていきましょう。
※肌荒れ、乾燥、赤み
美肌になるには「内側」と「外側」両方からアプローチが必要
美肌になるには、体の内側と外側の両方からアプローチが必要です。それぞれ確認していきましょう。
美肌になるために必要な内側と外側のアプローチについては、以下の記事でも詳しく解説しているため、併せてご覧ください。
▶︎関連記事:「肌を綺麗にする方法とは?生活習慣のポイントや肌に寄り添ったスキンケアを紹介」
美肌になるための「内側」からのアプローチ
美肌になるには、生活習慣を整え、身体の内側からアプローチする必要があります。
美肌になるために有効とされる、内側からの主なアプローチは以下の通りです。
バランスの良い食生活
十分な睡眠時間の確保
適度な運動
ストレス解消
入浴
禁酒や禁煙
今の生活習慣を見直して、足りていないと感じるものを整えていきましょう。できることから少しずつ取り組めば、良い習慣を続けやすくなります。
美肌になるための「外側」からのアプローチ
美肌になるには、スキンケアによる外側からのアプローチも必要です。
美肌になるためのスキンケアの基本は、以下の通りです。
夜はクレンジングをしてから洗顔する
洗顔後はすぐに化粧水をつける
化粧水後は乳液やクリームでフタをする
目的に合った美容液を取り入れる
日焼け止めで紫外線ケアをする
生活習慣に加えてスキンケアもしっかり行い、外側と内側、両方のアプローチを毎日コツコツ継続しましょう。
美肌になるには?年齢別スキンケアのポイント
肌は年齢を重ねるにつれて変化するため、美肌になるには年齢に応じたスキンケアが必要です。
以下では、美肌になるためのおすすめスキンケアを「年齢別」に紹介します。
【20代】美肌になるためのスキンケア
20代前半は肌の代謝(ターンオーバー)が活発なため、うるおいやハリのある肌をキープしやすい状態です。ただし、皮脂の分泌が過剰になりやすく、毛穴の詰まりやニキビに悩むケースもあります。
20代前半は、余分な皮脂をしっかり落とすために、丁寧なクレンジングや洗顔を意識してみると良いでしょう。
その後、20代後半になると過剰な皮脂分泌は落ち着くケースが多く、今までと同様の皮脂を取り除くケアでは、乾燥を招く恐れがあります。
乾燥は様々な肌トラブル※につながるため、20代後半からはこれまで以上に保湿が大切です。肌にうるおいを与えることを意識して、乾燥をブロックするスキンケアを意識してみてください。
※肌荒れ、乾燥、赤み
【30代】美肌になるためのスキンケア
30代に突入すると、年齢を重ねたことによる肌の変化を感じやすくなるでしょう。
肌の内部にあるコラーゲンやセラミドなどが減少し、肌の水分量が減少したり、ハリが衰えたりします。また、肌の代謝(ターンオーバー)の周期が20代よりも遅くなり、肌の表面がザラついたり、キメが悪くなったりするケースも少なくありません。
バリア機能が低下し、乾燥や紫外線などのダメージを受けやすくなるのも、30代の肌の特徴です。シミやしわなど、肌トラブルが気になり始める方もいます。
化粧水や乳液で十分に保湿するとともに、乾燥ケアができる美容液を取り入れるなど、肌をうるおすケアが必要です。
【40代】美肌になるためのスキンケア
40代になると、30代からさらに肌内部のコラーゲンやセラミドが減少し、肌の水分量や弾力が失われていきます。その結果、しわやたるみなどの肌トラブルが気になり始める方も多いです。
また、皮脂の分泌量が落ち着くためニキビが減りやすい一方で、肌のツヤが減ったと感じることもあります。肌の代謝(ターンオーバー)がさらに遅くなり、シミやくすみが気になる場合もあるでしょう。
40代からは、今まで使っていたスキンケアアイテムを大きく変更し、エイジングケア※用のアイテムを取り入れるのがおすすめです。40代の肌は水分量も油分量も少なくなるため、水分を与えて油分でフタをするケアを丁寧に行いましょう。
※年齢に応じてうるおいを与えるケア
【50代以降】美肌になるためのスキンケア
50代は女性ホルモンのエストロゲンが減少するため、肌のなめらかさが低下するケースが多いです。
ホルモンバランスの乱れは乾燥を引き起こす傾向があり、加齢により油分量も低下するため、50代以降の肌は乾燥カサつきやすくなります。
乾燥の悪化によるしわやたるみ、長年蓄積された紫外線ダメージによるシミなど、様々なトラブルが起こるのが50代以降の肌の特徴です。乾燥が悪化しないように保湿しながら、紫外線ダメージを抑えるケアを徹底できると良いでしょう。
美肌になるには?肌質別スキンケアのポイント
美肌になるには、肌質に寄り添ったスキンケアが必要です。
以下では、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌の肌質別にスキンケアのポイントを紹介するため、自分の肌質に合うものを取り入れてみましょう。
なお、「乾燥肌」「混合肌」のスキンケアについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▶︎関連記事:「乾燥肌のスキンケア方法とは?基礎化粧品を使ったケア方法とNG習慣を紹介」
▶︎関連記事:「混合肌とは?脂性肌・乾燥肌との違いや原因、スキンケアのポイントを工程別に紹介」
【普通肌】美肌になるためのスキンケア
普通肌は、水分量も皮脂の分泌量も適度で、バランスの良い理想的な状態の肌です。肌のバリア機能がきちんと働いているため、大きな肌トラブルもありません。
ただし、普通肌でも季節や環境の変化によって乾燥が気になったり、肌がベタついたりすることがあります。日々変化する肌を労りながら、その時に必要なケアを行ってみてください。
例えば、季節の変わり目で乾燥している場合は、化粧水や乳液を重ね付けして念入りに保湿しましょう。
特に肌トラブルがない場合は、化粧水で水分を補給して乳液やクリームで油分を与える基本のケアを丁寧に行うよう、意識してみてください。
【乾燥肌】美肌になるためのスキンケア
乾燥肌は、肌のバリア機能が低下し、うるおいが不足している状態です。水分だけでなく油分も低下しており、全体的にカサつきが気になります。
乾燥肌には、水分と油分の両方を肌に与えるスキンケアが必要です。
なお、肌に必要なうるおいや皮脂まで洗い流さないよう、クレンジングや洗顔料は洗浄力が高すぎるものを避け、熱いお湯ではなく、ぬるま湯で洗うようにしてみてください。
化粧水や乳液、クリームは製品ごとに決められた適量を塗り、乾燥が気になる部分に重ね付けしましょう。
なお、乾燥肌のスキンケアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▶︎関連記事:「乾燥肌のスキンケア方法とは?基礎化粧品を使ったケア方法とNG習慣を紹介」
【脂性肌】美肌になるためのスキンケア
脂性肌は水分量が多い一方で、皮脂量も多い状態の肌です。乾燥はあまり気にならないものの、皮脂の過剰分泌によるベタつき・テカリ、ニキビ、毛穴詰まりなどの肌トラブルが起こりやすい傾向があります。
脂性肌の場合は、皮脂汚れがたまらないように、まずしっかり洗い流すのが大切です。ただし、皮脂汚れを落とそうとしてクレンジングや洗顔の際にゴシゴシ擦ってはいけません。
クレンジングは速やかに済ませ、洗顔料はしっかり泡立てて優しく洗いましょう。クレンジングアイテムは、汚れをしっかり落とせる一方で、うるおいは残せるアイテムがおすすめです。
また、水分量が十分ある脂性肌の場合も、保湿は大切です。スキンケアでは、化粧水で水分をたっぷり補うことを心がけてみてください。
ベタつきが気になって、乳液やクリームを使わない場合もありますが、油分でフタをしないとうるおいは逃げてしまいます。化粧水の後は、乳液やクリームを丁寧に重ねてください。
軽くさっぱりとしたテクスチャの乳液やクリームであれば、脂性肌の方も使いやすいでしょう。
【混合肌】美肌になるためのスキンケア
混合肌とは、乾燥が気になる部分と皮脂が過剰な部分が混在する肌のことです。皮脂分泌量の多いTゾーンは油っぽいものの、頬や目元、口元は乾燥します。
肌の表面は皮脂によってうるおっているように見えますが、実は肌の内部が乾燥しているため、部位ごとのスキンケアが必要です。
クレンジングや洗顔時は、乾燥しやすい部分は洗いすぎず、皮脂が過剰な部分はしっかり洗います。洗顔後は、化粧水を顔全体に丁寧に塗りましょう。
「皮脂が過剰な部分に油分はいらない」と思うかもしれませんが、水分の蒸発を抑えるには乳液やクリームが必要です。ベタつきが気になる場合は、皮脂が多い部分は薄く伸ばし、乾燥が気になる部分は重ね付けしてみてください。
軽いテクスチャの乳液やクリームであれば、混合肌でも使いやすいでしょう。
なお、混合肌のスキンケアについて詳しく知りたい方は、以下の記事で解説している内容も併せて参考にしてみてください。
▶︎関連記事:「混合肌とは?脂性肌・乾燥肌との違いや原因、スキンケアのポイントを工程別に紹介」
まとめ:美肌になるために必要なスキンケアと生活習慣を取り入れよう
美肌になるには、生活習慣を整える内側からのケアと、うるおいや油分を与える外側からのスキンケアの両方が必要です。
スキンケアは年齢や肌質によって異なるため、今の自分に合う方法を取り入れましょう。
大切なのは、“ととのえる”ことです。自分の肌と向き合いながら、必要なスキンケアを行い、生活習慣を整えてみてください。
N organicのスキンケア
N organicでは、「ありのまま」の自分を愛するためのスキンケア商品を提供しています。肌悩みや年齢に応じた「本当に必要なケア」に正面から向き合うためのスキンケアアイテムがそろっています。
多忙な現代人でも続けやすい、シンプルでミニマルなスキンケアラインが特徴です。肌のキメを整えるためのアイテムもそろっているため、紹介します。
【うるおいを与えてキメを整える】N organic Basic バランシング ローション
N organic Basic バランシング ローションは、肌のバリア機能をサポートする化粧水です。肌にうるおいを与えてキメを整え、肌悩みにアプローチします。
乾燥をケアできるため、乾燥によって引き起こされる肌トラブルに悩んでいる方も使えます。みずみずしいテクスチャで、年齢や肌質を問わず使いやすいでしょう。
N organic Basic バランシング ローションの詳細はこちら
【バリア機能をサポート】N organic Basic バランシング エッセンスミルク
N organic Basic バランシング エッセンスミルクは、肌にうるおいを与える乳液です。肌のバリア機能をサポートし、キメの整ったうるおいのある肌を目指せます。
なめらかなテクスチャでベタつかず、季節を問わず使いやすいです。油分量の多い肌質でも、継続的に使えるでしょう。
N organic Basic バランシング エッセンスミルクの詳細はこちら
【ビタミンを届ける】N organic Basic コンディショニング VCエッセンス
N organic Basic コンディショニング VCエッセンスは、ビタミンCを届ける美容液です。成分を肌(角質層)まできちんと届けられるように、保湿成分で肌の土台を整えてから生カプセル化したトリプルビタミン※を浸透させる仕組みを採用しています。
乾燥によって引き起こされる肌悩みにアプローチして、ふっくらと柔らかいうるおいのある肌を目指せます。ベタつかないテクスチャで、油分量が多めな肌質でも使いやすいでしょう。
※トリプルビタミン
パルミチン酸レチノール:整肌成分、トコフェロール:整肌成分、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:整肌成分
Customer Reviews(お客様の声)
30代/定期便4ヶ月利用
★★★★★
整う感じ
この商品を使った日の朝は肌が整っている感じがします。美容液は今まで使っていなかったのですが、ハマりました!
2025.06.19
30代/定期便10ヶ月利用
★★★★★
良い
とろっとしていて、しっかり保湿してくれます。
2025.05.07