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保湿成分の種類と効果を徹底解説!取り入れる際のポイントやスキンケア方法も紹介
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保湿成分の種類と効果を徹底解説!取り入れる際のポイントやスキンケア方法も紹介

「スキンケアをしているのに肌がカサカサしている…」「保湿成分には種類があるようだけれど、どんな違いがあるの?」――そんなお悩みや疑問はありませんか。

スキンケアに配合される保湿成分には、ヒアルロン酸やセラミドなど様々な種類があり、それぞれ異なる働きを持っています。各保湿成分の役割を知ることで、自分の肌に合ったスキンケアを考えられるでしょう。


本記事では、保湿成分にはどんな種類があるのか、また効果的に取り入れるためのポイントを解説します。肌の乾燥で悩む方が、日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:戸佐 眞弓

昭和59年 東京女子医科大学卒

東京女子医科大学 形成外科学教室入局

平成2年 日本形成外科学会専門医 取得

東京女子医科大学 形成外科学教室

帝京大学医学部附属病院 皮膚科学教室を経て、アメリカにてアジア人向けのケミカルピーリングを習得

平成7年11月よりまゆみクリニック開業 現在に至る

【専門領域】

ピーリング

レーザー治療、LED治療

レーザー脱毛

アンチエイジング スキンケア

まゆみクリニック:https://www.mayumicl-aoyama.com/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

保湿成分とは?

スキンケアに配合される保湿成分とは、肌に水分を与え、その水分を保持することで乾燥をやわらげるために使用される成分です。保湿成分には多くの種類があり、各成分が異なる働きを持ちます。

肌の最外層である角層は、セラミドなどの「細胞間脂質」、アミノ酸などの「天然保湿因子」、「皮脂膜」という3つの保湿要素で構成されており、肌のバリア機能を支えています。保湿成分は、この3つの保湿要素を補い、肌のうるおいを守る役割を担っています。

単に肌に水分をのせるだけではすぐに蒸発してしまい、乾燥は防げません。そのため、水分を肌に引き寄せる成分や水分を閉じ込める成分など、異なる働きを持つ複数の保湿成分を組み合わせることが効果的な保湿へとつながります。

保湿成分の種類

保湿成分には様々な種類があり、それぞれが肌に異なるアプローチで作用します。

以下では、代表的な保湿成分の性質とスキンケアアイテムに含まれる場合の働き方を解説します。

主な保湿成分①ヒアルロン酸

主な保湿成分②コラーゲン

主な保湿成分③セラミド

主な保湿成分④エラスチン

主な保湿成分①ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は保湿成分のなかでも代表的な成分で、1グラムで約6リットルもの水分を保持できるといわれるほどの保水力が特徴です。

なお、化粧品に配合されるヒアルロン酸には、主に以下3つの種類があります。

  • ヒアルロン酸Na

  • アセチルヒアルロン酸Na

  • 加水分解ヒアルロン酸

ヒアルロン酸Naは最も基本的なタイプで、肌表面にとどまり、角層にうるおいを与えます。アセチルヒアルロン酸Naはヒアルロン酸Naの約2倍の保湿力を持ち、肌への吸着性に優れています。

加水分解ヒアルロン酸は、分子を小さくすることで角層への浸透性を向上させたものです。

主な保湿成分②コラーゲン

コラーゲンは、肌のハリや弾力を支える代表的な保湿成分です。

化粧品に配合されるコラーゲンは、肌表面にとどまり水分を保持することで、乾燥をやわらげ、肌をふっくらとした印象に整えます。

主な保湿成分③セラミド

セラミドは水分を挟み込み保持する性質を持つ成分で、角層のうるおいを保つ目的で化粧品に用いられます。外部刺激から肌を守り、肌内部(角層まで)のうるおいを逃さない働きを持ちます。


なお、化粧品に配合されるセラミドは主に4種類に分かれ、種類によって安定性や保湿感が異なるといわれています。

種類

特徴

化粧品での働き(角層まで)

動物性セラミド

  • 動物から抽出されたセラミド

  • 構造がヒトのセラミドに比較的近いとされ、保湿感が高いタイプが多い

  • 角層の水分保持を助け、乾燥を防ぐ

  • 肌表面のしっとり感を与える

ヒト型セラミド

  • 皮膚の角層に存在する本来のセラミドと似た構造になるようにつくられた合成のセラミド

  • 角層の水分保持をしっかりサポート

  • 乾燥しやすい肌のバリア機能を補うことに寄与する

  • 肌なじみが良い

植物性セラミド

  • コメ・小麦・コンニャクなどから抽出される植物由来のセラミド・食品にも利用される

  • 角層のうるおいをサポート

  • 肌の水分蒸散を防ぎ、乾燥をやわらげる

合成セラミド(疑似セラミド)

  • 石油から化学合成された合成のセラミド

  • 角層にうるおいを与え、乾燥を防ぎやすい

  • ヒト型セラミドには及ばないものの、肌のバリア機能サポートにも寄与する

セラミドの種類によって働きや特徴が異なるため、自分の肌に合ったタイプを選ぶことが大切です。

主な保湿成分④エラスチン

エラスチンは柔軟性のある性質を持つタンパク質で、化粧品では保湿目的で使用されます。

加水分解エラスチンなど、水に溶けやすい形で配合されることが多く、角層のうるおい保持に寄与します。

肌表面(角層まで)にうるおいを与え、乾燥によるカサつきを防ぐ働きが期待されるでしょう。

保湿成分を取り入れる際のポイント

肌をすこやかに保つためには、複数の保湿成分を組み合わせることがおすすめです。また、スキンケアの方法や生活習慣も保湿成分の働きに影響します。

以下では、保湿成分を取り入れる際のポイントを解説します。

複数の保湿成分を組み合わせる

保湿効果を高めるためには、どれかひとつの保湿成分ではなく、複数の保湿成分を組み合わせることがおすすめです。

スキンケアアイテムのなかにはいくつかの保湿成分を配合することで複合的に保湿するものもあります。それぞれの役割を知り、複数の保湿成分を上手に取り入れましょう。

スキンケアはやさしく丁寧に行う

保湿成分を肌の角層に効果的に浸透させるには、丁寧でやさしいスキンケアが大切です。

化粧水や美容液を塗る際は、ハンドプレスで手のひらを使い、肌を押さえるようにやさしくなじませましょう。パッティングや擦りつけなどの強い刺激は避けてください。

また、洗顔後はできるだけすばやく保湿ケアを行うことで、角層まで保湿成分が浸透しやすくなります。毎日のケアを継続することで、うるおいのある肌へ導けるでしょう。

生活習慣で肌環境を整える

乾燥をやわらげるには、毎日の生活習慣も見直しましょう。質の良い睡眠を意識することで、肌の代謝(ターンオーバー)が正常に機能しやすくなります。

また、バランスの良い食事を心がけることも大切です。コラーゲンを含む食材や、肌の健康を支える栄養素を意識的に摂取することで、身体の内側から肌環境を整えられるでしょう。

まとめ:スキンケアに保湿成分を取り入れてすこやかな肌を目指そう

ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなどの保湿成分は、肌が本来持っているうるおいを守るために欠かせない成分です。

保湿成分は化粧水や美容液、クリームなど様々なスキンケアアイテムに配合されており、自分の肌悩みや肌質に合わせて選ぶことが大切です。

毎日のスキンケアに保湿成分を取り入れ、生活習慣も見直しながら、うるおいに満ちたすこやかな肌を目指しましょう。

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