サイトロゴ
化粧水と乳液は両方使うべき?役割やスキンケアの順番、選び方をわかりやすく解説
作成日:
スキンケア

化粧水と乳液は両方使うべき?役割やスキンケアの順番、選び方をわかりやすく解説

「毎日、化粧水と乳液を塗っているけれど、本当に両方とも必要?」――スキンケアに対してこのような疑問を持つ方は、意外と多いのではないでしょうか。

化粧水と乳液は、肌のうるおいを保ち、すこやかに整えるために欠かせない存在です。それぞれ異なる役割を持つため、その働きを知ることで、自分の肌に「本当に必要なケア」が見えてくるはずです。

本記事では、化粧水と乳液の役割の違いを解説します。スキンケアの順番や、肌タイプ別の化粧水と乳液の選び方も紹介するため、スキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:藤堂 紗織

■略歴

平成15年 日本医科大学 卒業

平成16年 日本医科大学附属武蔵小杉病院 研修医/内科 専修医

平成21年~31年 善仁会丸子クリニック 院長勤務

令和元年5月~ Alohaさおり自由が丘クリニック 院長

■資格・所属学会

日本内科学会認定内科医

日本透析医学会、日本腎臓学会

点滴療法研究会

日本美容皮膚科学会

https://aloha-saori-jiyugaoka-cl.jp/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

化粧水と乳液は両方必要!役割の違いをチェック

結論からいうと、化粧水と乳液は、それぞれ大きく異なる役割を持っており、両方とも必要なスキンケアアイテムです。

以下では、まず化粧水と乳液それぞれの役割を確認しましょう。

【化粧水の役割】水分を与える

「化粧水」は、水分と保湿剤を含むスキンケアアイテムで、洗顔後の肌に水分を与え、モイスチャーバランスを整える役割を担っています。

肌は乾燥すると、うるおいを生み出す力やバリア機能が低下するため、肌トラブル※1が発生しやすくなります。そのため、化粧水で水分を与えて、肌を整えることが重要です。

肌を引き締める収れん作用やエイジングケア※2などを目的としたものもありますが、化粧水の多くは「保湿」を主な役割としています。

※1肌荒れ、乾燥、赤み

※2年齢に応じたうるおいを与えるケア

【乳液の役割】水分を逃さないように油分の膜を張る

「乳液」は、肌の表面に油分の膜をつくり、化粧水で補った水分の蒸発を抑える役割を担っています。

化粧水だけで保湿を終えると、せっかく与えた水分が時間とともに蒸発し、うるおいが逃げて肌が乾燥してしまうことがあります。そのため、乳液は「うるおいをしっかり閉じ込める仕上げのステップ」として、日々のスキンケアに欠かせないスキンケアアイテムといえるでしょう。

乳液によって肌表面に油分の膜を張ることで、水分の蒸発を抑え、肌のバリア機能をサポートできます。

つまり、肌をすこやかに保つには、「まず化粧水で水分を補い、乳液で油分の膜を張る」という工程が保湿ケアの基本です。

化粧水と乳液を使うスキンケアの順番

化粧水と乳液は両方ともスキンケアに必要なアイテムだとわかったものの、「使う順番がいまいちわからない…」という方もいるでしょう。

以下では、化粧水と乳液を含めたスキンケアの一般的な順番を、朝と夜のシーン別に解説します。

朝のスキンケア

朝のスキンケアは、寝ている間に付着した汚れや分泌された皮脂を洗い流して肌を清潔にし、日中の肌トラブルをケアする目的で行います。スキンケアで肌のキメを整えれば、メイクもしやすくなるでしょう。

朝のスキンケアの基本の順番は、以下の通りです。

  1. 洗顔

  2. 化粧水

  3. 美容液

  4. 乳液

  5. クリーム

  6. 日焼け止め

基本的に、スキンケアは水分が多いアイテムから、油分が多いものへと重ねていくのが自然な流れです。ただし、「先行美容液」のように化粧水の前に使用するタイプの美容液もあるため、使うアイテムの使用順は各商品で確認しておきましょう。

乳液とクリームはどちらも油分を含むスキンケアアイテムです。肌の状態によってはどちらか一方で保湿が整うこともあるため、自分にとって心地良いアイテムを選んでみてください。

また、朝のスキンケアでは、「日焼け止めを最後に塗る習慣」をつけられると良いでしょう。洗顔で汚れを落とし、化粧水や乳液で水分と油分を補った後に日焼け止めを重ねることで、紫外線から肌をしっかり守れます。

※肌荒れ、乾燥、赤み

夜のスキンケア

夜のスキンケアは、日中溜まった汗や皮脂などの汚れやメイクを落とし、水分や油分、美容成分を与え、肌を労わる目的で行います。夜のスキンケアの順番は、以下の通りです。

  1. クレンジング

  2. 洗顔

  3. 化粧水

  4. 美容液

  5. 乳液

  6. クリーム

朝のスキンケアにあった日焼け止めがなくなり、代わりにクレンジングが加わりますが、基本的な順番は変わりません。先行美容液を使う場合は、化粧水の前に使います。

クレンジングできちんとメイクを落として肌を清潔にすれば、水分や油分、美容成分を補給しやすくなります。なお、上記の工程に追加してシートマスクなどを使う場合は、商品ごとに使用タイミングが異なるため、パッケージ裏の説明を確認しましょう。

化粧水と乳液をつける時のポイント

化粧水と乳液をつける順番が理解できたら、つけ方のポイントも確認しましょう。ポイントを押さえることで、より効果的なスキンケアにつながります。

化粧水をつける時のポイント

化粧水は、手で直接塗るかコットンを使って塗ります。商品によってつけ方が指定されている場合もありますが、指定がない場合は自分の好みや肌状態に合わせて選びます。

手で直接塗る場合は、「出した化粧水を全て肌に塗れる」「手で肌の調子を確認しながらスキンケアができる」などのメリットがあります。ただし、塗り残しや塗りムラが生じやすいため、丁寧に塗ることを意識しましょう。

対してコットンで塗る場合は、「ムラになりにくく細かい部分まで塗れる」「ベタつきを感じにくい」などのメリットがあります。ただし、「化粧水がコットンに吸収されてしまう」「塗る時に摩擦を感じる」などのデメリットもあります。


どちらの場合も、適量の化粧水を取り、顔の内側から外側、下から上に向けてなじませます。ゴシゴシと擦らず優しく広げ、最後は両手で肌を押さえてなじませるのがおすすめです。

なお、コットンの場合は、摩擦が起きないように化粧水を少し多めに使い、手でつける場合は、数回に分けて丁寧になじませることを意識してみてください。

乳液をつける時のポイント

乳液をつける際は、化粧水を塗った後、1〜2分ほど時間を置いてからつけるのがおすすめです。すぐに乳液を重ねてしまうと、化粧水が肌になじむ前にフタをしてしまい、化粧水の肌なじみを妨げてしまう可能性があります。

使用量は商品ごとの推奨量を参考にし、手のひらでじんわり温めてから肌に塗ります。なお、顔の中心から外側に向かって、やさしく擦らないように伸ばす方法がおすすめです。乾燥が気になる部分には、重ねづけるのも良いでしょう。

仕上げの際は両手で顔を包み、ハンドプレスをすると効果的です。

【肌タイプ別】化粧水と乳液の選び方

化粧水と乳液がスキンケアにおいて大切な存在だとわかっていても、種類が多すぎてどのアイテムを選べば良いかわからない方もいるでしょう。化粧水と乳液選びに迷ったら、自分の肌タイプに合わせて選ぶのがおすすめです。

以下では、肌タイプ別の化粧水と乳液の選び方を紹介します。

普通肌の場合

水分と油分のバランスが良く、あまり肌トラブルが起こらない普通肌は、現在の肌の状態を保つことを目的にしましょう。今のスキンケアアイテムを継続して使いながら、変化があれば対応できるアイテムを取り入れてみてください。

現在は特にトラブルがなくても、季節や環境、年齢などの変化で肌質が変わる可能性があります。毎日のスキンケアを丁寧に行い、肌の状態をチェックしましょう。

※肌荒れ、乾燥、赤み

乾燥肌の場合

水分も油分も少ない「乾燥肌」の方は、保湿力のある化粧水や乳液を使うのがおすすめです。

代表的な保湿成分の例は以下の通りです。

  • セラミド

  • ヒアルロン酸

  • グリセリン

  • スクワラン など

乾燥肌の方は、上記のような保湿成分が配合されたスキンケアアイテムに注目して選んでみると良いでしょう。

乾燥肌の方は、肌を乾燥させないように意識したケアが大切です。そのため、入浴や洗顔の後は、すぐ保湿することを心がけてみてください。

脂性肌の場合

水分も油分も多い「脂性肌」の方も、保湿にこだわって化粧水や乳液を選ぶのがおすすめです。皮脂量が多いからといって乳液を使わないと、せっかく与えた水分が蒸発して乾燥を招き、結果的に、過剰な皮脂分泌につながってしまう可能性があります。

ベタつきが気になる場合は、オイルフリーの化粧水を選んでみてください。脂性肌の方は、化粧水も乳液も、さっぱりとしたテクスチャのアイテムを選ぶと使いやすいでしょう。

混合肌の場合

皮脂量が多い部分と乾燥が気になる部分が混在する「混合肌」は、水分と油分のバランスが崩れた状態です。

皮脂量が多い部分にも水分補給は必要であるため、保湿力のある化粧水や乳液を使うのがおすすめです。「乾燥が気になる部分には重ねづけする」「皮脂でベタつく部分にはさっぱりしたテクスチャのアイテムを使う」など工夫できると良いでしょう。

なお、混合肌について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

▷関連記事:「混合肌とは?脂性肌・乾燥肌との違いや原因、スキンケアのポイントを工程別に紹介」

まとめ:化粧水と乳液の役割を理解して自分に合ったスキンケアを取り入れよう

化粧水と乳液は役割が異なるため、スキンケアの際は両方を使う必要があります。本記事で紹介した朝と夜のスキンケアの順番や、つける時のポイントを意識しながら使ってみてください。

大切なのは、“ととのえる”こと。

自分の肌と向き合い、今の肌状態に合ったスキンケアとは何かを考えることで、肌をすこやかに整えることができます。

本記事で紹介した肌タイプ別の化粧水や乳液の選び方を参考に、肌にとって気持ちの良い選択を少しずつ増やしていきましょう。

N organicのスキンケア

N organicでは、「ありのまま」の自分を大切にするため、自然の力を科学の知見で引き出したスキンケア商品を提供しています。

化粧水や乳液など豊富なアイテムを展開しているため、自分に合うスキンケアアイテムを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

N organicのスキンケアラインはこちら

N organicの各キャンペーン情報はこちら

【みずみずしく肌をうるおす】N organic Basic バランシング ローション

N organic Basic バランシング ローションは、保湿のメカニズムに注目した化粧水です。保湿成分のグリセリンを配合し、肌にうるおいを与えてバリア機能をサポートしながら、乾燥をケアして肌表面のキメを整えます。

みずみずしい使い心地で肌なじみが良いため、ベタつきが苦手な方でもさっぱりと使える化粧水です。

N organic Basic バランシング ローションについて詳しくはこちら

【ベタつかずにうるおいキープ】N organic Basic バランシング エッセンスミルク

N organic Basic バランシング エッセンスミルクは、肌のバリア機能をサポートする乳液です。保湿成分のグリセリンやスクワランが配合されており、肌にうるおいを与えながら、化粧水で補った水分の蒸発を抑えます。

軽いテクスチャなので、ベタつきが苦手な方も使いやすいでしょう。

N organic Basic バランシング エッセンスミルクについて詳しくはこちら

N organic Basic バランシング エッセンスミルクを含む「つるんとなめらか肌セット」の購入はこちら

【うるおいを与えてもっちり肌へ】N organic Vie モイストリッチ ローション

N organic Vie モイストリッチ ローションは、吸い付くようなもっちりとした肌に導いてくれる保湿化粧水です。

保湿成分のグリセリンを配合しており、肌にうるおいを与えてくれます。とろみのあるテクスチャで、乾燥肌に悩んでいる方も使いやすいでしょう。

Customer Reviews(お客様の声)

50代/定期便3年利用

★★★★★

大好き

香りが良くて毎日の癒しです。うるおいもすごく良いです。

2023.10.29

N organic Vie モイストリッチ ローションについて詳しくはこちら

N organic Basicシリーズの定期便購入はこちら

N organic Vieシリーズの定期便購入はこちら

この記事をシェア

X でシェアFacebook でシェアはてなブックマークでシェア