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小じわ対策の基本と原因を徹底解説!乾燥小じわのスキンケアと生活習慣のポイント
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スキンケア

小じわ対策の基本と原因を徹底解説!乾燥小じわのスキンケアと生活習慣のポイント

鏡をのぞいた時、「目元や口元に細かな線が見える…」そんな風に感じたことはありませんか。実はそれ、乾燥などによってあらわれやすい「小じわ」のサインかもしれません。

乾燥小じわは加齢だけでなく、季節の変わり目や空調による乾燥など、肌のうるおいバランスが乱れた時にも目立ちやすいものです。

本記事では、乾燥小じわが気になる方に向けて、肌に寄り添ったスキンケアや日々の過ごし方のポイントを紹介します。

特に、「乾燥による小じわケア」を中心に紹介するため、日常のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:藤井 麻美

あさ美皮フ科亀戸駅前院長

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医学博士

皮膚がんやアトピー性皮膚炎などの専門的な皮膚疾患から、にきび・しみといった美容面も含めた肌トラブルまで、幅広く診療。皮膚の構造と病態を熟知した皮膚科専門医だからこそ実現できる、安全で的確な美容医療にも力を注いでいる。

あさ美皮フ科亀戸駅前:https://asami.clinic/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

小じわとは?なぜできる?

乾燥小じわとは、肌表面の浅く細かいしわのことです。特に皮膚が薄い目元や口元に現れやすく、放置すると深いしわへと進行する可能性があります。 

主な原因は、肌のバリア機能低下で、それにより水分が失われやすくなり、乾燥が進行します。紫外線や加齢も小じわを引き起こす要因です。

角層の水分量が減少すると肌が収縮して「ちりめんじわ」ができやすくなります。小じわは加齢に限らず、20代から現れることもあるため、早めのケアが大切です。

小じわと肌の構造の関係性

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されています。小じわが目立ちやすくなる主な原因は、肌の最も外側にある「表皮」の変化です。

表皮の最も外側にある「角層(角質層)」は、肌のうるおいを保ちつつ、外部刺激から守るバリアの役割を担っています。しかし、この角層が乾燥したり、乱れたりすると、肌のキメに影響して小じわが目立ちやすくなります。

一方、表皮の奥にある「真皮」では、コラーゲンやエラスチンなどの成分が肌のハリや弾力を支えています。深いしわはこの真皮の変化が関係しており、乾燥小じわはそれ以前の、表皮の変化によって現れる浅いしわです。

肌の構造を理解すると、乾燥小じわケアはまず表皮のうるおいとバリア機能を整えることが重要であるとわかります。

小じわの主な原因

乾燥小じわの原因は、主に以下の3点です。

続いて、詳しく解説します。

小じわの主な原因①肌の乾燥

乾燥小じわが目立つ大きな原因のひとつは「肌の乾燥」です。特に表皮の外側にある「角層」が乾くと、細かい溝のような小じわができやすくなります。

肌の水分量は年齢だけでなく、季節や生活環境、スキンケア習慣によっても変わります。乾燥しやすい季節やエアコンの効いた室内では、水分が逃げやすいため保湿が欠かせません。

なかでも皮膚の薄い目元は特に乾燥しやすく、小じわができやすい部位です。そのため、十分な保湿で、乾燥を防ぐことが小じわ対策の大切なポイントです。

小じわの主な原因②紫外線

紫外線は肌の奥にある「真皮層」にまで届き、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを徐々に変性させます。この変化によって肌の弾力が低下し、小じわが目立ちやすくなることがあります。

また、紫外線の影響で発生する活性酸素は、肌の老化を促進する原因となるため、注意が必要です。特に、UVAは真皮にまで届き、時間をかけて肌にダメージを与えることで、「光老化」と呼ばれる肌老化の要因になるとされています。

なお、紫外線は晴れた日だけでなく、曇りの日や屋内にも届きます。光老化を予防するためには、季節を問わず、年間を通じて日焼け止めを使用することが大切です。

小じわの主な原因③年齢に伴う肌の変化(加齢)

年齢を重ねると、肌内部の水分を保つ力や肌の代謝(ターンオーバー)のリズムが徐々にゆるやかになります。コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなど、肌の弾力を支える成分も少しずつ減少していきます。

加齢により肌の代謝(ターンオーバー)が乱れると、角質が厚くなってゴワついたり、キメが乱れたりすることがあります。また、ハリを支える真皮の構造も緩み、乾燥小じわが目立ちやすくなります。特に、皮膚が薄く表情の動きが多い目元や口元は、加齢の影響を受けやすい部位です。

こうした年齢による変化は自然なものです。無理に抗うのではなく、肌にやさしく寄り添ったスキンケアを取り入れることが、小じわケアの第一歩になるでしょう。

小じわがあらわれやすい主な部位

小じわは、主に以下の部位にあらわれる場合が多いです。

以下で、詳しく解説します。

小じわがあらわれやすい部位①目元

目元は皮膚がとても薄く、皮下脂肪も少ないため、小じわが目立ちやすい部位のひとつです。コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を支える成分も少なめで、年齢や紫外線の影響によってその量が減少すると、しわが現れやすくなります。

さらに、まばたきや笑顔など表情の動きが多く、常に動き続ける目元の皮膚には、ダメージが蓄積しやすいです。皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいため、うるおいを保つ力が弱く、乾燥小じわが生まれやすくなることも。

年齢や肌の状態にかかわらず、やさしく丁寧なケアが求められる部位といえるでしょう。

小じわがあらわれやすい部位②口元

口元は、食事や会話、笑顔など日常の様々な動きでよく使われるため、しわが生じやすい部位です。

特に唇周りは、皮脂腺も少ないことから乾燥しやすく、加齢とともに真皮内のコラーゲン量が減少し、ハリが低下することで、しわがより目立ちやすくなります。さらに、唇の周りは紫外線を浴びやすく、光老化によるダメージも蓄積されやすいです。

年齢や季節を問わず、丁寧な保湿と紫外線ケアが欠かせません。

乾燥小じわが気になる時のスキンケア方法

乾燥小じわが気になり始めたら、早めにケアを取り入れることが大切です。特に乾燥による小じわは、肌のうるおいを整えることで目立ちにくくなる場合もあります。

続いて、乾燥小じわが気になる方におすすめしたい、具体的なスキンケア方法を紹介します。

うるおいをたっぷり届けるアイテムを選ぶ

乾燥による小じわ対策には、毎日の保湿ケアが欠かせません。肌のうるおいバランスを整えるために、保湿成分を配合した化粧水や美容液をスキンケアに取り入れてみましょう。

ヒアルロン酸やセラミドなど、肌にうるおいを与える成分を含むアイテムは、しっとりとした肌を保ちやすくします。

さらに、メーカーが実施する効能評価試験で確認された製品であれば、乾燥による小じわを目立ちにくくする効果が期待できます。

また、とろみのあるローションは乾燥しやすい季節の肌にもなじみやすく、心地良く使いやすいのが特徴です。

洗顔〜保湿まで丁寧にスキンケアを行う

洗顔時は、泡をたっぷり立てて肌にのせ、擦らずやさしく洗うことが大切です。摩擦を減らすことで、肌への負担を軽減できます。

洗顔後の保湿は、化粧水や美容液を手のひらで包み込むようにハンドプレスし、角層までうるおいを届けるイメージでなじませましょう。

また、その日の肌の状態や季節に合わせて使用量を調整するのもおすすめです。肌の状態をみながら、やさしく丁寧なケアを続けることが、すこやかな肌を保つポイントです。

スペシャルケアでうるおいをチャージする

目元や口元など、乾燥しやすく動きの多い部分には、アイクリームや集中保湿マスクなどのスペシャルケアをプラスするのもおすすめです。

ホットタオルや顔の軽いストレッチで血行を促し、肌をやわらげてから保湿ケアを行うと、角層まで成分がなじみやすく感じられます。

スキンケアを自分にとっての“ととのう時間”として楽しみながら、肌の状態や季節に合わせてスペシャルケアを取り入れることが、うるおいを保つポイントです。

小じわケアにつながる日々の過ごし方

やさしいスキンケアを続けることは大切ですが、日常の過ごし方も肌の状態に大きく影響します。生活習慣や心の持ち方によって、肌のうるおいやハリの感じ方が変わることも少なくありません。

以下では、毎日意識したい習慣をご紹介します。

ぐっすり眠れる工夫をする

質の良い睡眠は、肌のすこやかな状態を保つために欠かせない時間です。

なかでも、入眠後しばらく続く深い眠り(ノンレム睡眠)では、成長ホルモンの分泌が活発になり、肌の代謝(ターンオーバー)や日中に受けたダメージの修復をサポートするといわれています。

反対に、睡眠不足が続くと肌のリズムが乱れ、乾燥や肌荒れなどのトラブルを招きやすくなることも。

さらに、十分な休養がとれない状態はストレスや自律神経の乱れにもつながり、肌のコンディションに影響を与える可能性があります。

就寝前はスマートフォンの使用やカフェインの摂取を控え、照明を落とす、アロマを取り入れるなど、リラックスできる環境づくりを意識してみましょう。

質の良い睡眠が、毎日のスキンケアと同じくらい大切な“肌を整える習慣”になります。

身体が喜ぶ食事を選ぶ

肌のすこやかさを保つためには、外側からのスキンケアに加えて、内側からの栄養バランスも大切です。


特に、タンパク質は肌の土台を支える成分の材料となるため、肉・魚・卵・大豆製品などを日々の食事にバランス良く取り入れましょう。

また、コラーゲンの生成をサポートするビタミンCや、酸化ストレスから肌を守る働きが知られるビタミンE、代謝に関わる鉄分なども、肌のコンディションを整えるために意識したい栄養素です。

さらに、糖分や脂質の過剰摂取は、糖化によるタンパク質の劣化を招き、肌のハリ感に影響を与える可能性があります。スナック菓子や揚げ物は控えめにし、野菜や果物、発酵食品などを組み合わせたバランスの良い食事を心がけましょう。

紫外線ケアを徹底する

紫外線は肌のうるおいや弾力に関わる成分へ少しずつ影響を与え、小じわの原因のひとつになることがあります。特に、UVAは肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンに影響を与えることが知られています。


その影響はすぐに感じにくいものの、日々の蓄積が乾燥や細かなしわにつながってしまう可能性があります。曇りの日や室内でも紫外線は降り注いでいるため、天候にかかわらず紫外線ケアを習慣にすることが大切です。

日焼け止めはSPF・PA値だけでなく、毎日心地良く使える使用感や、肌へのやさしさも重視しましょう。顔だけでなく、紫外線の影響を受けやすいおでこや目元、口元、首元なども忘れずに塗りましょう。

なお、日焼け止めの塗り方を知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。


▷関連記事:「
日焼け止めの塗り方を見直して美白※な肌へ!NGな塗り方から塗り直しの方法まで紹介

まとめ

小じわは乾燥や紫外線、生活習慣など様々な要因が重なって生まれます。特に乾燥による浅い小じわは、早めに保湿や紫外線対策などのケアを始めて日々の積み重ねを続けることで、目立ちにくくすることが可能です。

スキンケアだけでなく、生活習慣を見直すことも肌のコンディションを保つサポートになります。大切なのは、毎日自分の肌に合った方法を選びながら、無理なく丁寧にケアを積み重ねていくことです。

自分の肌に合うアイテムを取り入れながら、肌に寄り添ったケアを続けることが、少しずつ変化を感じる第一歩となるでしょう。

N organicのスキンケア

N organicでは、「ありのまま」の自分を大切にするためのスキンケア商品を提供しています。肌悩みや年齢に応じて、本当に必要なケアにしっかり向き合えるよう、設計されているのが特徴です。

また、多忙な現代人でも無理なく続けられるよう、シンプルでミニマルなラインナップをそろえているため、毎日のスキンケア習慣に自然に取り入れやすい点も魅力です。

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バクチオール配合の目元ケアエッセンス

N organic Vie リンクルパック エッセンスは、目元や口元など乾燥による小じわにうるおいとハリを届けるスポットケア用の美容液です。整肌成分の「バクチオール」を配合し、低刺激処方でやさしくうるおいとハリをサポートします。

目元だけでなく、ほうれい線やおでこにも使える設計で、先端のアプリケータを使うことでムラなく塗布できます。みずみずしいジェル状のテクスチャはベタつかず、朝晩のスキンケアのほか、日中も気軽に使いやすい使用感が嬉しいポイントです。

Customer Reviews(お客様の声)

30代/定期便1ヶ月利用

★★★★★

保湿

目元に毎晩こちらを使用しております。うるおいとハリおすすめです!

2024.11.24

40代/定期便1ヶ月利用

★★★★★

気持ち良い

先端がひんやりと気持ちが良くて毎日優しく目の周りをくるくるしています。伸びも良くみずみずしくて化粧のりも良くなりました。

2024.11.15

30代/定期便3年利用

★★★★★

さっと塗りやすい

時間がないママでも簡単に使用できて良いです。

2024.04.02

N organic Vie リンクルパック エッセンスについて詳しくはこちら

とろみテクスチャでうるおうローション

N organic Vie モイストリッチ ローションは、自然由来の保湿成分「サクラン®(スイゼンジノリ多糖体)」を高濃度に配合した化粧水です。とろみのある濃密なテクスチャが肌にしっかり吸い付き、もっちりとしたうるおい感へと導きます。

また、ゼラニウムなどを配合したリラックスできるシトラスの香りが、毎日のスキンケア時間を心地良く演出してくれます。

Customer Reviews(お客様の声)

50代/定期便3年利用

★★★★★

大好き

香りが良くて毎日の癒しです。うるおいもすごく良いです。

2023.10.29

50代/定期便1年利用

★★★★★

追いローション

お風呂上がりに、ドライヤー後に、寝る前に、追いローションしています。

2023.09.26

N organic Vie モイストリッチ ローションについて詳しくはこちら

うるおいを閉じ込める高保湿クリーム

N organic Vie バリアクリームは、植物性ヒト型セラミドを配合し、肌のバリア機能をしっかりサポートします。

濃厚でクリーミーなテクスチャながらベタつかず、肌に自然なハリとうるおいを届ける使い心地が魅力です。

※セラミドAP/保湿成分

Customer Reviews(お客様の声)

30代/定期便2年利用

★★★★★

とろん感

お風呂上がりは贅沢に5点置きして優しくマッサージケアしてあげます。朝はほっぺ2点置きで時短ケア。指に直接取って使うタイプなので好きな量を取って使えるのが便利です!

2023.11.02

定期便2年利用

★★★★★

ゆったりと

これまではオールインワンでとにかく手早くしたかったのですが、せっかくのクリーム、キチンと座って香りを楽しみながらゆったりと時間を使って塗っています。肌のために時間を使う楽しみを教えてくれてありがとう。

2022.01.05

定期便3年利用

★★★★★

香りはやすらぎ

香りがとてもお気に入りです。夜のお手入れに使っています。乾燥肌なのでこれからの季節は離せません。

2021.11.19

N organic Vie バリアクリームについて詳しくはこちら

肌を引き締める保湿クリーム

N organic Vie ヒアルアップ リフトクリームは、整肌成分であるクチナシ果実エキス・カワラヨモギ花エキス・ヒアルロン酸Na・加水分解ヒアルロン酸を配合した保湿クリームです。

密着感のあるテクスチャで肌を引き締め、もちっと吸い付くような弾力のある状態へ導きます。

N organic Vie ヒアルアップ リフトクリームについて詳しくはこちら

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