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妊娠中に肌荒れしやすい原因とは?肌のトラブル例とスキンケアでの対策方法を解説
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スキンケア

妊娠中に肌荒れしやすい原因とは?肌のトラブル例とスキンケアでの対策方法を解説

「妊娠中に肌荒れが増えてきた気がする…」「妊娠してから急にニキビや乾燥が悪化した…」――妊娠中に、こんなお悩みを抱えている方はいませんか。

妊娠中は身体の変化が大きく、肌のゆらぎを感じやすい時期です。これまで問題なかったスキンケアが合わなくなったり、季節を問わず乾燥や赤みが続いたりと、不安を抱える方も少なくありません。

ただし、むやみにアイテムを変えるのではなく、まずは肌に起きている変化を理解することが大切です。

本記事では、妊娠中に肌荒れが起こる原因や起こりやすい症状、適切なスキンケア方法を解説します。妊娠中の肌荒れで悩む方が、日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:佐藤 薫

形成外科・美容皮膚科「かおるクリニック(杉並区荻窪)」院長。

肌と髪のお医者さんとして自然な美しさを追い求める。

「メスを使わない美容医療」、ピーリングやトレチノインによる「結果の出るシミ治療」をライフワークとしている。監修著書に「美容成分図鑑」(新生出版社)。

かおるクリニック:https://www.kaoruclinic.com/dr.php

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

妊娠中に肌荒れが起こる原因

妊娠中は身体の内側で変化が起こりやすく、肌にも様々な影響を与えます。妊娠中に肌荒れが起こる原因としては、以下のようなものが挙げられます。

妊娠中に肌荒れが起こる原因①ホルモンバランスの変化

妊娠中に肌荒れが起こる原因②つわりによる栄養の偏り

妊娠中に肌荒れが起こる原因③ストレス・睡眠不足

まずは妊娠中に肌荒れが起こる原因を知り、自分に合ったケア方法を見つけましょう。

妊娠中に肌荒れが起こる原因①ホルモンバランスの変化

妊娠初期は、体内でプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンが増加します。

プロゲステロンには皮脂を分泌しやすくする性質があり、毛穴の詰まりが起こりやすい状態に傾きます。

皮脂量の変化が続くと、普段よりもニキビや吹き出ものが気になりやすくなるでしょう。また、水分・油分のバランスが乱れやすく、乾燥を感じる場面が増えるケースもあります。

さらに、プロゲステロンの影響で腸の動きが鈍くなり、便が滞りやすくなる場合もあるでしょう。便秘が続くと、体調が崩れたり自律神経が乱れたりして、肌に影響することがあります。

妊娠中に肌荒れが起こる原因②つわりによる栄養の偏り

妊娠初期につわりが強くなると、食べられる食品が限られたり、食事量が極端に減ったりすることがあります。

思うように食べられない状態が続くと、必要なエネルギーや水分が不足しやすく、肌の乾燥やゴワつきを感じる場面が増えるかもしれません。

また、胃の不快感や胃もたれが続き、偏った食生活になりやすい点にも注意が必要です。食欲が落ちた状態が続くと、栄養や水分が不足して、肌のバリア機能が弱まる可能性があります。

体調に合わせながら、少しでも栄養を摂取することを心がけましょう。

妊娠中に肌荒れが起こる原因③ストレス・睡眠不足

妊娠中は体調の変化が続き、気付かないうちに心身へ負担がかかりやすい状態です。環境の変化や不安が重なると、ストレスを抱えやすくなり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

睡眠不足も肌荒れが起こりやすい原因のひとつです。睡眠中は、肌のコンディションを整えるために大切な時間帯であるため、十分な休息を心がけましょう。

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状

妊娠中は体内環境が変わりやすく、肌にも様々な変化があらわれやすい時期です。以下では、妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状を解説します。

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状①ニキビ・吹き出もの

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状②乾燥

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状③シミ・そばかす

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状について、詳しく解説します。

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状①ニキビ・吹き出もの

妊娠中にニキビや吹き出ものができる原因は、プロゲステロンの増加による皮脂分泌の活発化や、つわりによる食事の偏りなどです。

ニキビ・吹き出ものに対しては、刺激の少ないスキンケアアイテムでやさしく保湿し、肌の水分を保つ環境を整えましょう。

また、食事も可能な範囲で栄養の偏りを抑えることが望ましく、休息を十分に取ることも大切です。

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状②乾燥

妊娠中はホルモンバランスの変化や水分不足などによって、肌のうるおいやバリア機能が崩れやすくなります。そのため、肌が乾きやすくなったり、つっぱりやかゆみを感じたりすることが増えてしまいます。

乾燥に対しては、肌にやさしい保湿アイテムをたっぷり使い、洗顔時には強く擦らずぬるめのお湯でやさしく洗うことを心がけましょう。

また、水分と栄養を無理のない範囲で補い、肌の内側から支えることも大切です。

妊娠中に起こりやすい肌荒れの症状③シミ・そばかす

妊娠中のホルモンバランスの変化により、メラニンを生成するメラノサイトの働きが活発になる傾向があります。そのため、今まで気にならなかったシミが目立ちやすくなったり、新たに色素沈着を引き起こしやすい状態になったりすることがあります。

また、妊娠中は肌のバリア機能が低下しやすく、外部からの刺激に対して敏感になりやすい状態です。

紫外線などの刺激を受けやすい状態になるため、普段以上に肌を守るケアが大切です。

妊娠中に肌荒れした時のスキンケア方法

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や水分不足により、ニキビ・吹き出もの・肌の乾燥といったトラブルが起こりやすくなります。このような時期だからこそ、毎日の丁寧なスキンケアが大切です。

以下では、妊娠中に肌荒れした時のスキンケア方法を解説します。

低刺激のアイテムを選ぶ

妊娠中の肌は、ホルモンバランスの変化により敏感な状態になっており、これまで使っていたスキンケアアイテムが急に肌に合わなくなることがあります。

妊娠中のスキンケアには、無添加や低刺激処方のものを選ぶことをおすすめします。

具体的には、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤などの添加物が使用されていないアイテムや、無香料のものなどが適しているでしょう。

また、シンプルな成分構成であることも、肌への負担を軽減するためのポイントです。

妊娠前に愛用していたスキンケアアイテムであっても、つわりの影響で香りが気になったり、肌に刺激を感じたりする可能性があるため、慎重に見直してみてください。

保湿を心がける

妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって肌のバリア機能が低下し、水分が失われやすくなります。そのため、妊娠中は、保湿ケアの徹底を心がけましょう。

保湿ケアを行う際は、化粧水で肌に水分を与えた後、乳液・クリームなどの油分を含むアイテムで、その水分を肌に閉じ込めることが大切です。

妊娠中の肌は特に敏感になっているため、保湿成分を含むアイテムの使用をおすすめします。洗顔後だけでなく、朝のメイク前や入浴後など、こまめに保湿ケアを取り入れてみてください。

▷関連記事:保湿とは?保湿力が低下する原因や基本的なスキンケアについて解説

▷関連記事:保湿成分の種類と効果を徹底解説!取り入れる際のポイントやスキンケア方法も紹介

紫外線対策を徹底する

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により、メラニンが生成されやすい状態になります。そのため、普段よりも紫外線の影響を受けやすくなり、シミやそばかすがより濃くなりやすいのが特徴です。日中は特に紫外線対策を徹底し、肌を守りましょう。

日焼け止めは、妊娠中の敏感な肌に配慮したアイテムを選ぶことがポイントです。一般的な日焼け止めに使われている紫外線吸収剤は、肌の体質によって負担がかかることがあるため、紫外線吸収剤が含まれていないタイプを選ぶことをおすすめします。

また、紫外線対策の効果を保つために、毎日のこまめな塗り直しも大切です。

▷関連記事:紫外線対策をするべき理由と方法とは?日焼け止めの選び方・塗り方など基本を解説

▷関連記事:日焼け止めの塗り方を見直して美白な肌へ!NGな塗り方から塗り直しの方法まで紹介

▷関連記事:日焼け止めの選び方を徹底解説!PAとSPFの違いから効果的な使い方まで基本を紹介

▷関連記事:日焼け止めの適切な落とし方とは?タイプ別のクレンジング方法や注意点を詳しく解説

※ メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

まとめ:妊娠中の肌荒れと無理なく向き合おう

妊娠中の肌荒れはホルモンバランスの変化によるもので、多くの妊婦が経験する共通の悩みです。大切なのは、肌状態に合った丁寧なスキンケアを心がけることです。

徹底した保湿や紫外線対策、さらに低刺激性のアイテム選びが基本となります。完璧を目指さず、自分の肌の調子を見ながら、リラックスできるスキンケアを続けましょう。

なお、症状が強い場合は、皮膚科医に相談することをおすすめします。

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