サイトロゴ
お風呂上がりのスキンケア|基本ステップとポイント、入浴中の注意点を解説
作成日:
スキンケア

お風呂上がりのスキンケア|基本ステップとポイント、入浴中の注意点を解説

「お風呂上がりのスキンケアをつい後回しにしてしまう…」「気付けば肌がつっぱっている…」――そんな経験はありませんか。

入浴後の肌や髪は、見た目以上にデリケートです。お風呂上がりは、肌がやわらかくなってスキンケアアイテムがなじみやすい一方、水分が急速に失われるため乾燥が進みやすい状態です。

本記事では、お風呂上がりのスキンケアの基本ステップやポイント、入浴中に気をつけたい注意点をわかりやすく紹介します。

日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:神林 由香

医療法人社団Clara理事長。メンズクララ院長。

日本皮膚科学会正会員。日本美容皮膚科学会会員。日本先進医療医師会会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。日本温泉気候物理医学会員。日本美容内科学会評議員。日本医療毛髪再生研究会会員。

東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。

東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。

メンズクララ:https://mens-clara.com/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

お風呂上がりのスキンケアはなぜ大切?

お風呂上がりの肌や髪は、実はとても乾きやすい状態です。

入浴中に皮脂膜が洗い流され、水分を抱え込む力が弱まっているため、放っておくとどんどん蒸発してしまいます。

特に乾燥が進みやすくなるのは、入浴後10分を過ぎる頃が目安とされています。肌を守るためには、スピーディーなケアが大切です。

一方、お風呂上がりは、肌が清潔でやわらかくなっており、化粧水や美容液などの水分・美容成分がなじみやすいタイミングです。

つまり、お風呂上がりのスキンケアは「乾きやすいから早めのケアが必要」「成分がなじみやすいから効果的にケアできる」という2つの理由から大切な時間とされています。

お風呂上がりのスキンケアステップ

お風呂から上がった直後は、肌も髪もとてもデリケートな状態です。しかし、適切な順番でケアを行えば、うるおいを守り乾燥を抑えられるでしょう。

以下では、顔・身体・髪をトータルで整えるための基本ステップを紹介します。

お風呂上がりのスキンケアステップ①髪・身体の水分をタオルでやさしくオフする

お風呂上がりのスキンケアステップ②汗が引くのを待つ

お風呂上がりのスキンケアステップ③顔の保湿ケアを行う

お風呂上がりのスキンケアステップ④全身の保湿ケアを行う

お風呂上がりのスキンケアステップ⑤髪をドライヤーで乾かす

お風呂上がりのスキンケアステップ①髪・身体の水分をタオルでやさしくオフする

入浴後は、まず髪と身体の水分をしっかり拭き取りましょう。

髪はタオルでゴシゴシこすらず、包み込むようにして水分を吸収させるとダメージを抑えられます。

身体も同様に、タオルを押し当てるようにやさしく水分をオフするのがポイントです。摩擦を減らすことで、肌のうるおいを守り、肌荒れのリスクを減らせます。

お風呂上がりのスキンケアステップ②汗が引くのを待つ

お風呂から上がったばかりの汗がにじみやすい状態では、化粧水や美容液をつけても、汗で流れてしまい十分に肌に届かないことがあります。そのため、まずは汗が落ち着くのを待ちましょう。

汗を早めに落ち着かせたい時は、冷たいタオルを首筋に当てる、または手足に軽く冷水をかけるのがおすすめです。その他、化粧水をコットンに含ませてやさしくパッティングするのも、体温をほどよく下げながら自然に汗を引かせる方法のひとつです。

一方、扇風機の風を直接肌に当てたり、タオルでゴシゴシ汗を拭いたりする行為は、乾燥や肌ダメージの原因になってしまうため、避けましょう。

お風呂上がりのスキンケアステップ③顔の保湿ケアを行う

スキンケアは、「水分を与えて必要な成分を補い、最後にフタをする」という流れが基本です。水分が多いものから始め、油分の多いものを後に重ねていくと覚えておきましょう。

まずは、化粧水で肌に水分を与えた後、美容液で乾燥やハリなどの悩みに合わせた成分をプラスします。その後、乳液・クリームでうるおいを閉じ込めれば、しっとりとした肌を保ちやすくなるでしょう。

お風呂上がりのスキンケアステップ④全身の保湿ケアを行う

お風呂上がりは、顔だけでなく身体全体も水分が失われやすい状態です。できるだけ早めに保湿ケアを行いましょう。

ボディクリームやオイルを全身に広げ、ひじ・ひざ・かかとなど乾きやすい部分は特に念入りにケアしてください。

入浴後10分以内を目安に塗ることで、うるおいを閉じ込めやすいでしょう。

お風呂上がりのスキンケアステップ⑤髪をドライヤーで乾かす

髪を濡れたままの状態で放置すると、摩擦によって傷みやすくなります。カビ菌が繁殖することもあるため、根元からしっかり乾かして清潔で健康的な髪を保ちましょう。

また、洗い流さないトリートメントやヘアオイルで、髪を保護するのもおすすめです。

ただし、髪を乾かすタイミングには注意が必要です。スキンケアより先にドライヤーを使うと、熱風によって顔のうるおいまで奪われます。

髪は、化粧水・美容液・乳液・クリームで肌を整えた後に、乾かすようにしましょう。

お風呂上がりのスキンケアのポイント

スキンケアは、方法を間違えるとかえって肌の負担になってしまうことがあります。適切な方法とポイントを押さえて、効果的なケアにつなげましょう。

以下では、お風呂上がりのスキンケアで押さえておきたいポイントを紹介します。

お風呂上がりのスキンケアのポイント①化粧水・乳液は“適量”を守る

お風呂上がりのスキンケアのポイント②シートマスクの使用時間は守る

お風呂上がりのスキンケアのポイント③夜専用のアイテムを取り入れる

お風呂上がりのスキンケアのポイント①化粧水・乳液は“適量”を守る

化粧水や乳液には、それぞれ適量があります。適量を守ることで肌になじみやすくなり、余分なベタつきや摩擦を抑えられます。

化粧水は500円玉大を目安に、コットンまたは手のひらで顔全体にやさしく広げましょう。

乳液は1円~10円玉サイズを目安に、頬・額・あごに置いてからのばすと均一に仕上がります。

少なすぎると乾燥や摩擦を招きやすいため、アイテムごとの推奨量を参考にするのがベストです。乾燥しやすいところ・ベタつきやすいところなど、部位によってつける量を調整する工夫も良いでしょう。

お風呂上がりのスキンケアのポイント②シートマスクの使用時間は守る

シートマスクはスペシャルケアとして人気ですが、長く貼れば良いというものではありません。目安時間を超えて使うとシートが乾き、かえって肌の水分が奪われてしまうことがあります。

使用時間は5〜15分程度を目安にし、肌がしっとりした時点で外すのが理想的です。アイテムのパッケージなどに記載された使用時間を守るようにしましょう。

パック後は、乳液や美容液で仕上げを行い、水分と美容成分を肌に閉じ込めることが大切です。

お風呂上がりのスキンケアのポイント③夜専用のアイテムを取り入れる

お風呂上がりの肌は水分が蒸発しやすいため、最後に油分を含むアイテムでフタをしましょう。

昼間はメイクをするため、オイルや濃密なクリームなどの重ためのアイテムは使いづらいですが、夜間は乾燥をケアする必要があります。夜専用のスキンケアアイテムを取り入れるのもおすすめです。

特に、お風呂上がりは化粧品がなじみやすいタイミングです。夜の丁寧なケアが、翌朝の心地良さにつながるでしょう。

肌のために押さえておきたい入浴中の注意点

お風呂上がりのケアをしっかり行うことも大切ですが、入浴中の習慣によって肌に負担をかけてしまうこともあります。日々のお風呂時間を少し工夫するだけで、乾燥や肌荒れを抑えやすくなるでしょう。

以下では、入浴中に気をつけたいポイントを紹介します。

熱すぎるお湯は控える

熱いお湯は一時的に爽快感を得られますが、肌に必要な皮脂や天然のうるおい成分まで洗い流してしまいます。その結果、入浴後急激に乾燥し、肌のつっぱりやかゆみの原因になることがあります。

お湯の温度は、38〜40度程度で、自分が心地良いと感じるぬるめの温度が理想的です。

また、入浴剤を取り入れて、心身をリラックスさせながらやさしく温まるのもおすすめです。

長風呂は控える

「じっくり温まって身体の疲れを取りたい」と長めにお風呂に入る方も多いかもしれません。

ただし、20分以上の入浴は肌の負担になるケースがあります。お湯に浸かる時間が長くなるほど、角質層の水分が失われやすくなり、肌のバリア機能も低下しやすくなります。

肌の乾燥が気になる方は、15〜20分程度の入浴時間にとどめられると良いでしょう。

ゴシゴシ洗わない

ナイロンタオルで強くこすったり、スクラブを毎日使ったりすると、肌を傷つけてしまうことがあります。摩擦により肌のバリア機能が低下すると、赤み・乾燥・かゆみの原因になることもあります。


洗浄は「落としすぎない」ことが基本です。肌が乾きやすい方は、低刺激性や保湿成分入りのボディソープを選ぶと良いでしょう。

洗う時は、たっぷりと泡立てた洗顔料やボディソープの泡で、なでるようにやさしく洗うのがおすすめです。

まとめ:お風呂上がりのケアを習慣にしてうるおい肌をキープしよう

お風呂上がりの肌や髪は乾燥しやすくデリケートな状態ですが、スキンケア成分が届きやすい状態でもあり、スキンケアを行ううえで大切なタイミングです。

お風呂から上がったら、まずはタオルでやさしく水分を拭き取り、汗が落ち着いてから顔・身体・髪の順にケアしてみてください。

入浴中の習慣を見直すことも大切です。熱いお湯や長風呂、ゴシゴシ洗いは肌のうるおいを奪う原因になります。ぬるめのお湯に浸かり、やさしく洗うことを意識しましょう。

N organicのスキンケア

N organicは、「ありのまま」の自分を大切にしたい、という想いに寄り添うスキンケアブランドです。余分なステップを省き、本当に必要なケアだけに向き合うことで、忙しい毎日でも無理なく続けられるシンプルなスキンケアラインを展開しています。

自分をやさしく労わるスキンケア時間を持ちたい方は、ぜひ試してみてください。

N organicのスキンケアラインはこちら

N organicの各キャンペーン情報はこちら

【うるおいを与えて肌の土台を整える】N organic Basic バランシング ローション

N organic Basic バランシング ローションは、毎日のスキンケアの土台を整える、みずみずしい使い心地の化粧水です。乾燥によってゆらぎやすい肌にやさしくうるおいを与え、すこやかな肌へと導きます。

ベタつかず軽やかに広がるため、朝晩どちらのケアにも心地良く取り入れられます。

N organic Basic バランシング ローションについて詳しくはこちら

【軽さと保湿力】N organic Basic バランシング エッセンスミルク

N organic Basic バランシング エッセンスミルクは、N organic Basic コンディショニング VCエッセンスを化粧水の後に重ねると、うるおいをやさしく包み込み、乾燥しやすい肌をすこやかに整えます。

なめらかに伸び広がり、ベタつきを残さず肌になじむのが特徴です。季節を問わず快適に使える、軽やかさと保湿力のバランスが魅力です。

N organic Basic バランシング エッセンスミルクについて詳しくはこちら

【ビタミンCの届け方に着目】N organic Basic コンディショニング VCエッセンス

N organic Basic コンディショニング VCエッセンスは、3種類のビタミンC誘導体※1を組み合わせ、段階的に肌へ働きかけるよう設計された美容液です。

毎日のスキンケアにプラスすることで、ワンランク上のうるおいケアが叶うでしょう。

※ ビスグリセリルアスコルビン酸:整肌成分・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:整肌成分・3-グリセリルアスコルビン酸:整肌成分

Customer Reviews(お客様の声)

30代/定期便4ヶ月利用

★★★★★

整う感じ

この商品を使った日の朝は肌が整っている感じがします。美容液は今まで使っていなかったのですが、ハマりました!

2025.06.19

60代/定期便5ヶ月利用

★★★★★

とても良い香り

私のお気に入りです。すぐに試す価値あり!

2025.06.12

N organic Basic コンディショニング VCエッセンスについて詳しくはこちら

もっちり肌7日感体験セット

この記事をシェア

X でシェアFacebook でシェアはてなブックマークでシェア