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クレンジングのやり方を徹底解説!タイプ別の使い方やポイントなど基本を紹介
作成日:
スキンケア

クレンジングのやり方を徹底解説!タイプ別の使い方やポイントなど基本を紹介

「クレンジングのやり方って今のままで良いのかな…」「クレンジングには様々なタイプがあるけれど、適切なクレンジングの方法ってタイプごとに違うのかな…」――そんな不安を感じることはありませんか。

適切にクレンジングをすると、汚れがきれいに落ちて肌が整い、スキンケアのなじみが良くなるなど、嬉しい効果が期待できます。

本記事では、肌に寄り添ったクレンジングのやり方と種類別の使い方を紹介します。気をつけるポイントやよくある疑問も解説するため、日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

なお、「そもそもクレンジングとは何?」という疑問をお持ちの方は、以下の記事も併せてご覧ください。


▷関連記事「クレンジングとは?洗顔との違いや手順、種類や選び方、注意点を紹介!

監修者

監修者:服部 尚子

医療法人社団なみいろの樹なおこ皮膚科クリニック院長

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

日本レーザー医学会認定レーザー専門医・指導医

日本医真菌学会認定専門医

日本臨床皮膚科医会 常任理事

ナード アロマアドバイザー

なおこ皮膚科クリニック:http://www.naoko-hifuka.com/index.php

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

【基本の5ステップ】クレンジングのやり方

クレンジングのやり方は、以下の5ステップが基本です。

STEP①手を洗って清潔にする

STEP②ポイントメイクは先に落とす

STEP③適量をTゾーンから全体の順になじませる

STEP④30~32℃のぬるま湯で丁寧に洗い流す

STEP⑤タオルでやさしく水分を拭き取る

手順を確認して、すこやかな素肌づくりの第一歩を踏み出しましょう。

STEP①手を洗って清潔にする

クレンジングを始める前には、まず手を石鹸できれいに洗いましょう。様々なものに触れた手でそのまま顔に触れると、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

また、クレンジング剤は、手が濡れていると効果を十分に発揮できないアイテムもあるため、手はタオルで拭き、乾いた状態にしておきます。

※ 肌荒れ、乾燥、赤み

STEP②ポイントメイクは先に落とす

クレンジングの前に、専用のリムーバーでポイントメイクを先に落としておくと、肌全体への負担を軽減できます。

ポイントメイク用のリムーバーとは、ウォータープルーフのマスカラや口紅など、落としにくいメイクに特化したアイテムです。

全てのメイクを一度に落とそうとすると、落ちにくい目元や口元を強く擦ってしまいがちです。強めのメイクを施したところだけ先に落とし、それから顔全体をクレンジングすることで、余計な摩擦を減らせます。

なお、軽めのメイクやお湯でオフできるタイプのアイテムを使った場合は、クレンジングだけで全体をまとめて落としても良いでしょう。

STEP③適量をTゾーンから全体の順になじませる

クレンジングは、まず皮脂が多く分泌される「おでこ」や「鼻」のTゾーンになじませてから、顔全体に広げます。Tゾーンにクレンジング剤をのせたら、指の腹でやさしくなじませてください。

続いて、両頬からフェイスラインにかけて円を描くようになじませ、最後に目元と口元に広げます。目元と口元は皮膚が薄いため、肌に負担がかからないよう、短時間でやさしく仕上げるのがポイントです。

STEP④30~32℃のぬるま湯で丁寧に洗い流す

クレンジング剤とメイクが良くなじんだら、30~32℃程度のぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。熱すぎるお湯は肌に必要な皮脂まで落としてしまい、冷たい水は汚れが落ちきらないことがあります。

すすぐ時は、手のひらにぬるま湯をすくい、肌にやさしく当てながら行いましょう。生え際やフェイスラインはクレンジング剤が残りやすいため、念入りにすすぐことを心がけてみてください。

STEP⑤タオルでやさしく水分を拭き取る

すすいだ後に、タオルで顔を擦ってしまうと肌に負担がかかるため、ふんわり押さえるようにやさしく拭き取ります。

タオルが不衛生だと雑菌が顔に移り、肌トラブルの原因になりかねません。清潔なタオルを使い、水分を拭き取ったらすぐにスキンケアを行いましょう。

なお、クレンジングの後に洗顔をする場合は、水分を拭き取らずにそのまま次のステップに進みます。

※ 肌荒れ、乾燥、赤み

【タイプ別】クレンジングのやり方

以下では、クレンジングタイプ別に、クレンジングのやり方を解説します。

クレンジングの種類は、自分のメイクをきちんと落とせるか、使用感が心地良いかなどを基準に選ぶのがおすすめです。

クレンジングオイル|油分と水分を乳化させてから洗い流す

オイルタイプのクレンジングはメイクを落とす力が強いため、しっかりめのメイクをする方や毛穴汚れが気になる方に向いています。

クレンジングオイルを使う際のポイントは、油分と水を混ぜ合わせた「乳化」の工程を行うことです。

顔全体にクレンジングオイルをなじませたら、手に残っているオイルに水を数滴混ぜて白濁した乳化状態にします。乳化させたオイルを顔全体になじませ、水のようにサラッとした感触に変わればOKです。後はぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。

オイルクレンジングは、洗浄力が優れている分、洗いあがりに乾燥しやすい傾向があるため、クレンジングの後はすぐに保湿しましょう。

クレンジングジェル|手のひらで揉んで温めてから使う

クレンジングジェルは、厚みのあるテクスチャで肌への摩擦を抑えつつ、なじみやすい点が特徴です。

使う前に手のひらで軽く揉んで温めることで、ジェルがやわらかくなり、肌へスムーズになじみ、汚れが落としやすくなります。

オイルタイプのクレンジングは油分があるため「乳化ステップ」が必要ですが、ジェルタイプのクレンジングは、水や水溶性の成分を主としており、乳化の手間をかけずにそのまま洗い流せる点が魅力です。

クレンジングバーム|手のひらでオイル状にして使う

クレンジングオイルを固形にしたバームタイプは、とろみのある質感によるメイクなじみの良さと洗浄力が魅力です。

容器内に雑菌が入らないよう、スパチュラなどで適量を取り、手のひらで温めてオイル状にしてから肌にのせましょう。

クレンジングオイルと同じように、顔全体にしっかりなじませてから乳化させ、最後にぬるま湯で丁寧に洗い流します。

クレンジングクリーム|手のひらで柔らかくなるまで温めて使う

クレンジングクリームは、保湿力が良く肌にやさしい点が魅力です。

顔にのせる前に手のひらで温めて柔らかくすると、メイクとのなじみがよりスムーズになります。

クリームを顔全体になじませ、テクスチャがふっと軽く感じられるようになったら、メイクが浮き出てきたサインです。そのまま洗い流せばクレンジングが完了します。

拭き取りタイプの場合は、まずティッシュでやさしくオフし、ぬるま湯を含ませたコットンで肌を押さえるようにして拭き取りましょう。

クレンジングクリームの質感はクッションの働きをして肌の摩擦を軽減するため、肌が敏感な時の使用にも向いています。

クレンジングシート|きれいな面でやさしく拭き取る

クレンジングシートは、外出先や旅行先など、どこでも簡単にメイクを落とせる点が魅力です。

使用する時は、拭き取るたびにシートのきれいな面を使い、肌を擦らずやさしくすべらせるようにしましょう。

ただし、シートは直接肌に当てるため摩擦や刺激を与えやすく、毎日の使用には向きません。忙しい時や外出先での一時的な使用として取り入れるのがおすすめです。

クレンジングミルク|たっぷり使う

やさしい洗浄力のクレンジングミルクは水分量の多さが特徴のため、推奨量を目安にたっぷり手に取って使用するのがおすすめです。

使用前に手のひらで温めてから顔全体にやさしくなじませ、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。

クレンジングミルクは水分と油分がバランス良く配合されているため、肌へのダメージが少なく保湿に優れています。

軽いメイクの日や肌が乾燥気味の時にもおすすめのタイプです。

クレンジングのやり方で気をつけるポイント

クレンジングを行う際は、以下のポイントを意識してみましょう。

少しの工夫の積み重ねが、肌トラブルの起きにくい肌へと導きます。

※ 肌荒れ、乾燥、赤み

強く擦らない

強く擦ると摩擦がダメージを与えて肌トラブルの原因になります。特に目元や口元など、皮膚が薄くデリケートな部分は擦らないよう気をつけましょう。

クレンジング剤を適量より少なく使うと肌への摩擦が増えてしまうため、各メーカーが推奨する量を目安に使用してください。クレンジング剤がしっかりなじんでいれば、ゴシゴシ擦る必要がなく、メイクを落とせます。

すすぐ際は、丁寧に、複数回ぬるま湯で洗い流しましょう。

※ 肌荒れ、乾燥、赤み

時間をかけすぎず1~2分程度で行う

クレンジングに長い時間をかけると、肌に必要な皮脂まで奪い負担が増えるため、1~2分程度を目安に行います。

アイテムのパッケージに推奨時間が記載されている場合もあるため、確認しながら使用すると良いでしょう。

また、クレンジング剤が肌に残らないように、すすぎは十分に行うことが大切です。

熱いお湯で洗わない

クレンジングや洗顔時に熱いお湯を使うと、肌に必要な水分や油分まで奪ってしまい、肌トラブルにつながる可能性があります。洗顔に適した温度は30~32℃程度のぬるま湯です。

お風呂のお湯は洗顔の適温より熱いことが多いため、温度を下げるか、洗面器にぬるま湯をためてからすすぐなどして、肌への負担を減らす工夫ができると良いでしょう。


※ 肌荒れ、乾燥、赤み

クレンジングのやり方でよくある疑問

クレンジングのやり方でよくある以下の疑問を解説します。

お風呂でクレンジングして良い?

お風呂でクレンジングを行う場合、シャワーを直接顔に当てるのは肌への刺激が強すぎるため避けましょう。手にお湯をすくって顔にやさしく当てるように洗い流すことがポイントです。

また、お風呂に入ってすぐにクレンジングをすると入浴中に肌の乾燥が進んでしまうため、上がる直前に行うのがおすすめです。お風呂で使用する場合は、濡れた手でも使えるタイプのクレンジング剤が便利です。

男性もクレンジングしたほうが良い?

男性でも脂性肌の方や肌がテカりやすい方は、定期的なクレンジングがおすすめです。

洗顔は肌表面の皮脂やほこり・汗などを落とし、クレンジングは毛穴に詰まった皮脂汚れや角栓を取り除く役割があります。

肌のザラつきや皮脂の多さも、クレンジングを取り入れることで軽減される可能性があります。

クレンジングと洗顔はセットでした方が良い?

ダブル洗顔不要と記載されているクレンジング剤を使用する場合は、洗顔を行わなくても問題ありません。

従来はダブル洗顔が一般的でしたが、商品の改良やニーズの変化により、クレンジング1本でケアが完了するアイテムが多く登場しています。一方、洗顔料の使用を推奨するクレンジングを使用する際は、両方行う必要があります。

クレンジング後のぬるつきが気になる時は洗顔をプラスしたり、肌が過敏な時は洗顔を控えたりするなど、肌の状態に合わせて調整するのも良いでしょう。

まとめ:クレンジングのやり方を見直してすこやかな肌を保とう

適切なやり方で行うクレンジング習慣が、すこやかな肌を保つ土台となります。

クレンジング剤のタイプ別の使い方や特徴を理解しておくと、それぞれのアイテムが持つメリットを活かせます。また、クレンジングを選ぶ際、自分が心地良いと感じるかを確かめることも大切です。

自分に合ったクレンジングとスキンケアの組み合わせが肌と気持ちをリフレッシュさせ、忙しい毎日を支える活力になるでしょう。

N organicのスキンケア

N organicはお客様の「ありのまま」の魅力に寄り添い、毎日使える「ちょうど良い心地良さ」を叶えるスキンケアです。

Basicシリーズはコンセプトをダメージケアだけでない「予防的美容」とし、2024年9月よりリニューアルしました。Basicシリーズのスキンケアは「うるおいとすこやかさ」を補って、自信の源となるような素肌づくりをお手伝いします。

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N organic Basic スージング クレンジングジェル

N organic Basic スージング クレンジングジェルは、毛穴に蓄積した細かな汚れも一掃する、つるんとした洗いあがりです。「@コスメ 口コミランキング クレンジングジェル部門」で第1位を受賞しました※1

毛穴の1万分の1の極小繊維が汚れを浮き上がらせるブラッシングクレンズ※2と、磁石のように汚れを吸着するマグネットクレンズ※3であらゆる汚れをケアします。乳化ステップ不要で、みずみずしいジェルがオイルに変わり、するんと落ちます。

ダブル洗顔は基本的に必要ないため、時短しながらもすっきり洗い流せます。

※1 集計期間2025年2月1日~2025年4月30日

※2 イヨカン果皮エキス(洗浄補助成分)

※3 アロエベラエキス、ビオフラボノイド、ブロッコリーエキス(洗浄補助成分)

Customer Reviews(お客様の声)

50代/定期便1年利用

★★★★★

柔らか

柔らかく伸びてなじませやすい。

2025.03.31

40代/定期便1年利用

★★★★★

良い匂い

とても香りも良いのでいつもクレンジングが楽しみになります。サッパリしていてとても良いです。

2025.03.26

N organic Basic スージング クレンジングジェルについて詳しくはこちら

N organic Basic バランシング ローション

N organic Basic バランシング ローションは、肌のバリア機能をサポートする成分を配合し、うるおいをたっぷりと肌に巡らせる化粧水です。「美的」美容賢者が選ぶ「2024年下半期ベストコスメスキンケア部門 ミドルプライス化粧水編」で第1位を受賞しました。

ぱしゃっと弾けるようなみずみずしさで肌に届き、うるおいで満たします。

N organic Basic バランシング ローションについて詳しくはこちら

N organic Basic バランシング エッセンスミルク

N organic Basic バランシング エッセンスミルクは外的刺激※1によるゆらぎ※2を防ぎ、なめらかな肌へ導く美容乳液です。5種の精油をブレンドしたスウィートシトラスの香りが、スキンケアを特別なリラックスタイムに変えてくれます。

※1 乾燥など

※2 一時的に肌が敏感になっている状態

N organic Basic バランシング エッセンスミルクについて詳しくはこちら

N organic Basic コンディショニング VCエッセンス

N organic Basic コンディショニング VCエッセンスは、みずみずしいジェリーのようなテクスチャの美容液です。複数のビタミンC誘導体を届け、うるおいを与えてなめらかな肌に導きます。

『LDK the Beauty』の「2025年6月号 専門家による毛穴ケア度・シミケア度・成分評価、および複数モニターによる使用感調査」にてベストバイ1位を受賞しました。

キメの乱れが気になる肌を引き締めてハリを与え、明るい印象をもたらします。

※ ビスグリセリルアスコルビン酸:整肌成分・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:整肌成分・3-グリセリルアスコルビン酸:整肌成分

Customer Reviews(お客様の声)

30代/定期便2年利用

★★★★★

良い匂い

リニューアル前から使っていますが、良い匂いです!

2025.05.08

20代/定期便8ヶ月利用

★★★★★

うるおう

良い香り。ベタつかないのにうるおいます。とても気に入っています。

2025.04.03

N organic Basic コンディショニング VCエッセンスについて詳しくはこちら

ベスコス受賞4商品 7日間体験セット

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