「クレンジング後のぬるつきが気になるから洗顔したいけど、ダブル洗顔って肌に悪い?」「ダブル洗顔不要と書かれていたけれど、本当?」――そんな疑問を持ったことはありませんか。
ダブル洗顔は、肌に残ったメイク汚れや皮脂をしっかり落とし、その後のスキンケアの効果を高める働きがあります。ただし、方法を誤ってしまうと肌の乾燥や刺激につながることもあるため、適切に行うことが大切です。
本記事では、ダブル洗顔の基本からメリット・デメリット、やり方を解説します。

監修者:石田 清隆
広島ステーションクリニック 理事長
愛媛大学医学部卒業後、愛媛県立中央病院 内科医長、松山市民病院 内科部長、医誠会病院(現医誠会国際総合病院)肝臓センター所長、広島市民病院 内科部長などを経て、広島ステーションクリニックを開院。画像診断、栄養療法、運動療法、美容皮膚を統合した医療を行うMilky Cloud Well-being Centerも運営。また、著書に『人生を好転させる2week 鉄活』あり(2023年3月発刊)。
「ここに来て良かった」と言っていただけるように、患者様ひとりひとりに適した治療の最高の提案ができるよう努力しています。
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※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
ダブル洗顔(W洗顔)とは
ダブル洗顔(W洗顔)とは、クレンジングと洗顔を二段階で行うスキンケア方法です。
「クレンジング」はメイクや皮脂などの油性汚れを落とし、「洗顔」は汗やほこり、古い角質といった水性汚れを落とす役割があります。
クレンジングと洗顔の両方を行うことで肌をすっきり清潔に保ち、スキンケア成分の浸透を妨げる汚れを取り除けます。
一方、近年は「ダブル洗顔不要」と表示されたクレンジングも増えています。メイク汚れと肌表面の汚れを一度で落とせるよう設計されたアイテムであり、クレンジング成分と洗浄成分をバランス良く配合している点が特徴です。
ダブル洗顔不要と記載されたクレンジングを使用する場合は、クレンジング後の洗顔は基本的に必要ありません。
そのため、しっかりメイクも落としつつ、肌への負担を抑えたい人に適しています。
ダブル洗顔不要と記載されていないクレンジングは、「クレンジング→洗顔」の順でスキンケアを行いましょう。
ダブル洗顔のメリット
ダブル洗顔を行うことで得られるメリットはいくつかあります。
以下では、クレンジングと洗顔を組み合わせることで、肌にどのような良い影響があるのか解説します。
ダブル洗顔のメリット①メイク・皮脂汚れをすっきり落とせる
ダブル洗顔の大きなメリットは、肌に残りやすいメイクや皮脂汚れをすっきり落とせることです。
まず、「クレンジング」でファンデーションや日焼け止めなどの油性汚れを溶かし出し、続く「洗顔」で汗やほこりといった水性汚れを洗い流します。
この2つのアプローチによって、肌の表面をより清潔な状態に整えられるのが特長です。汚れをきちんと落とすことで、毛穴に汚れが残ることを防ぎ、肌のくすみやざらつきの原因を抑えられるでしょう。
特に、毎日メイクをする方や皮脂分泌が多めの方には、ダブル洗顔をおすすめします。
ダブル洗顔のメリット②スキンケア成分が浸透しやすくなる
ダブル洗顔によって肌表面の汚れや皮脂の膜を取り除くことで、その後に使うスキンケア成分が角質層まで届きやすくなるというメリットがあります。
肌に汚れが残っていると、化粧水や美容液の成分の浸透が妨げられ、スキンケアの効果を実感しにくくなることもあるでしょう。
そのため、ダブル洗顔で肌を清潔な状態に整えることが、美容成分や保湿成分の浸透をサポートし、スキンケア本来の効果を引き出すことに役立ちます。
肌の土台を整えておくことで、スキンケアの時間がより充実したものになるでしょう。
ダブル洗顔のデメリット
ダブル洗顔は汚れをしっかり落とせる一方、やり方を誤ると肌に負担がかかることもあります。洗いすぎや摩擦が刺激となり、肌のトラブルの原因になる場合もあるでしょう。
ダブル洗顔のデメリットは、以下の通りです。
ダブル洗顔のデメリット①肌の乾燥を招くリスクがある
ダブル洗顔は、メイクや皮脂汚れを効果的に落とせる反面、肌にとって必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。
肌のうるおいを保つ皮脂やセラミドが減ってしまうと、水分が蒸発しやすくなり、つっぱり感やかさつきを感じやすくなるでしょう。
特に、熱いお湯や洗浄力の強すぎるアイテムを使うと乾燥を招きやすいため、ぬるま湯を使ってやさしく洗うことが大切です。ダブル洗顔を取り入れる際は、乾燥しやすい季節や肌状態にも気を配りながら行いましょう。
ダブル洗顔のデメリット②摩擦が起こりやすい
ダブル洗顔では、クレンジングと洗顔の2ステップが必要になるため、肌に触れる回数が自然と多くなります。この時、ゴシゴシ擦ったり、十分に泡立てずに洗ったりすると、摩擦が生じて肌表面の角質層を傷つける恐れがあります。
赤みやひりつきにつながることもあるため、たっぷりの泡でやさしく包み込むように洗うことが大切です。
また、ダブル洗顔後は、化粧水・乳液・クリームなどでしっかり保湿を行い、肌をいたわるケアを忘れずに取り入れましょう。
ダブル洗顔のやり方

ダブル洗顔を効果的に行うには、適切な手順を理解することが重要です。順序を誤ったり、力を入れすぎたりすると、せっかくのケアが肌への負担につながる場合もあります。
ダブル洗顔は、以下の手順で丁寧に行いましょう。
それぞれの手順を押さえて、ダブル洗顔を取り入れてみてください。
ダブル洗顔のやり方①クレンジングでメイク・皮脂を落とす
まずは、クレンジングでメイクや皮脂などの油性汚れを落とします。
適量のクレンジングを乾いた手に取り、顔全体にやさしくなじませるように広げると、汚れが浮き上がりやすくなります。
特に、Tゾーンや小鼻の周りなど皮脂が多い部分は、指の腹を使って軽いタッチで丁寧になじませることがポイントです。
ゴシゴシ擦らず、なじませた後はぬるま湯(32〜34℃)でやさしくすすぎましょう。
ダブル洗顔のやり方②洗顔料で肌表面の汚れを洗い流す
クレンジングで油性の汚れを落とした後は、洗顔料を使って肌表面の汗・ほこり・古い角質などの水性汚れを落とします。
洗顔料はしっかり泡立て、きめ細かい泡で包み込むように洗うことが大切です。
指で直接肌を擦らず、泡をクッションのように動かすイメージで洗うと、摩擦を防ぎながら汚れを効果的に落とせます。
ダブル洗顔のやり方③すすぎはぬるま湯でやさしく行う
すすぎを行う際、熱すぎるお湯は避けましょう。
熱いお湯は皮脂を取りすぎて乾燥の原因となります。人肌程度のぬるま湯(32〜34℃)を使い、泡やクレンジング剤が残らないように丁寧にすすぐことが大切です。
髪の生え際やフェイスラインなどは洗い残しやすいため、手のひらでやさしく包み込むように洗い流すと良いでしょう。洗いすぎ防止のため、30〜40秒で終えるのがおすすめです。
ダブル洗顔のやり方④洗顔後はすぐに保湿ケアを行う
洗顔後の肌は、汚れとともに皮脂も取り除かれており、水分が蒸発しやすい状態になっています。
このまま放置すると乾燥が進み、肌のバリア機能が低下する恐れがあるため、すぐに保湿ケアを行うことが重要です。
洗顔後はタオルで軽く水分を押さえた後、化粧水でしっかりうるおいを与え、乳液・クリームの油分でフタをして水分を逃さないようにしましょう。
まとめ:適切なダブル洗顔ですこやかな肌を守ろう
ダブル洗顔は、肌の汚れをしっかり落とし、スキンケアの効果を高めるためにおすすめです。
ただし、やり方やアイテム選びを誤ると乾燥や刺激につながることもあるため、自分の肌質に合った方法を見極めることが大切です。
ダブル洗顔不要と書かれたクレンジングを使用する場合は、その後の洗顔は基本的に必要ありません。
自分の肌状態に合わせて、無理のない範囲でダブル洗顔を取り入れましょう。






