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角栓を取る方法は?汚れが毛穴に詰まる原因や効果的なスキンケアを解説
作成日:
スキンケア

角栓を取る方法は?汚れが毛穴に詰まる原因や効果的なスキンケアを解説

ふと鏡を見た時に、「ポツポツと目立つ角栓がある…」「角栓のせいで肌が汚く見える…」――そんな風に気分が落ち込んだ経験はありませんか。

肌悩みの種になりやすい角栓は、取る方法だけでなく、できにくくする方法を知り、継続的にケアすることが大切です。

本記事では、角栓を取る方法やできにくくする方法を紹介します。やってはいけないケアについても解説するため、角栓ケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:圓山 尚

Natural Skin Clinic 自由が丘院 総院長

圓山 尚 先生

金沢医科大学医学部卒業後、日本医科大学付属病院皮膚科で研鑽を積み、その後大手美容皮膚科クリニックでの勤務を経て2019年Clinicfor新橋を開設。内科・一般皮膚科から皮膚外科、美容皮膚科まで幅広い診療経験を持ち、2024年Natural Skin Clinic笹塚院を開設。2025年に自由が丘院をオープン。患者様に寄り添った丁寧な診察と分かりやすい説明を心掛けております。

Natural Skin Clinic:https://clinic.agea.care/home

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

角栓とは?

「角栓」とは、皮膚の表面や毛穴のなかに古い角質や皮脂、汚れなどが詰まってできるものです。これらが混ざりあったり、酸化したりすることで、黒ずんで見えることもあります。

角栓は、皮脂分泌量の多い鼻・顎・額などにできやすいのが特徴です。毛穴をふさいで黒く見えてしまうため、きれいな肌に見えにくくなります。

角栓ができる原因

角栓が目立つと肌がきれいに見えにくいため、悩む方も多いでしょう。

なぜ角栓ができて毛穴が詰まってしまうのか、以下で原因を解説します。

角栓ができる原因①皮脂の過剰分泌

皮脂が過剰に分泌されると、角栓ができやすくなってしまいます。

必要以上に皮脂が分泌されると、排出が追いつかず毛穴に詰まりやすくなるためです。

生まれつきの体質で皮脂分泌が過剰なケースもありますが、スキンケアや生活習慣の乱れによって皮脂が過剰になり、毛穴が詰まって角栓ができることもあります。

また、洗浄力が高すぎる洗顔料や熱いお湯での洗顔は、必要な皮脂まで洗い流されてしまいます。そうすると、肌は乾燥を補おうとして皮脂を多く分泌し、結果的に角栓ができやすくなるのです。

角栓ができる原因②毛穴の汚れ

毛穴の汚れが、角栓の原因になる場合があります。

毛穴は皮脂や汗などを排出するための通り道ですが、落としきれなかったメイク汚れがたまりやすい場所でもあります。そこに、古い角質やメイク汚れ、皮脂などが混ざり合うことで、角栓ができてしまうのです。

そのため、メイクをきちんと落とさずに寝てしまうと、汚れがたまって角栓ができやすくなります。

角栓ができる原因③肌の代謝(ターンオーバー)の乱れ

肌の代謝(ターンオーバー)が乱れると、角栓ができやすいです。

肌の代謝(ターンオーバー)が整っていると、古い角質は一定のペースで自然に排出されます。

一方で、生活習慣の乱れや誤った洗顔方法などによって肌の代謝(ターンオーバー)が乱れると、古い角質がうまく排出されずにたまってしまいます。その結果、毛穴をふさいで角栓ができてしまうことがあります。

角栓をそのままにするリスク

角栓を放置すると、以下のような毛穴のトラブルを招く場合があります。

毛穴の黒ずみが目立ちやすくなる

角栓を取ることなく放置すると、角栓に含まれる皮脂が空気に触れて酸化し、黒ずんでしまうことがあります。

黒ずみが目立つと毛穴が気になりやすくなり、多くの方にとって肌悩みにつながりやすいです。

特に、鼻の毛穴の黒ずみが目立つ状態は、「いちご鼻」と呼ばれることもあります。

毛穴が広がりやすくなる

角栓を取らずに放置しておくと、毛穴が広がってしまうことがあります。

角栓は古い角質・皮脂・メイク汚れなどがたまってできたものなので、そのままにしておくと汚れの蓄積とともに大きくなってしまいます。角栓が大きくなると、毛穴が広がって目立ってしまい、肌がきれいではないと感じる機会が増えるでしょう。

角栓が大きくなると取り除きにくくなるため、さらに汚れがたまりやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。早めのケアが大切です。

ニキビができやすくなる

角栓をそのままにしておくと、ニキビができやすくなることがあります。

角栓は古い角質やメイク汚れなどで毛穴をふさいでしまうため、皮脂がスムーズに排出できなくなります。毛穴に皮脂がたまるとアクネ菌が繁殖しやすくなり、ニキビができてしまうことも少なくありません。

角栓を取るためにやってはいけないこと

角栓が気になるからといって、無理な除去は控えましょう。

以下では、角栓を取るためにやってはいけないことを具体的に紹介します。

ピンセットや指・爪で無理に取り除く

ピンセットで角栓を取ったり、指や爪で角栓を押し出したりする行為は、肌にダメージを与えてしまうため、避けましょう。

肌にダメージが加わると、毛穴がさらに広がって角栓が詰まりやすくなるリスクがあります。

角栓パックを頻繁に使用する

角栓パックは、肌の調子を見ながら取り入れるようにしましょう。

肌に貼り、剥がして角栓を取るタイプのパックは、角栓を一気に取り除ける爽快感がありますが、使いすぎると毛穴が傷ついたり、広がったりするリスクがあります。

アイテムごとに推奨された使用頻度を守り、使用後は肌を丁寧に保湿しましょう。

過剰に洗顔する

角栓を取るために、頻繁に洗顔しすぎるのは良くありません。

洗顔しすぎると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、かえって肌に負担がかかってしまいます。また、ゴシゴシ擦って洗うのも肌にダメージを与えるため、朝と夜に1回ずつ、擦らずにやさしく洗いましょう。

角栓を取るためのスキンケア方法

角栓を無理に取る行為は肌を傷つけてしまうためNGです。毛穴のトラブルを回避するためにも、角栓を適切にケアする方法を知っておきましょう。

以下では、角栓を取るためのスキンケア方法を紹介します。

①蒸しタオルで毛穴を開く

角栓を取るためには、まず蒸しタオルで毛穴を開くのがおすすめです。

温めて毛穴を開くと、クレンジングや洗顔の際に角栓が取れやすくなります。

水に濡らして絞ったフェイスタオルを、電子レンジ500Wで30秒〜1分を目安に温めると、簡単に蒸しタオルができます。ただし、熱すぎると肌に負担をかけてしまうため、自分が「温かくて心地良い」と感じる温度のタオルを使いましょう。

②クレンジングでメイク汚れを落とす

メイクをしている場合は、クレンジングできちんと落とすことが角栓ケアにつながります。メイク汚れが残っていると、角栓ができる原因になるためです。

クレンジングの際は肌をゴシゴシ擦らず、やさしく、かつ素早くなじませてメイクを落としましょう。

クレンジングアイテムは、洗浄力が強すぎず、かつ肌に摩擦を起こしにくいアイテムがおすすめです。例えば、ジェルタイプ・クリームタイプなどがあります。

肌なじみが良く、しっかり汚れを落とせるクレンジングを選べば、速やかにメイク汚れを落とせて乾燥もしにくい肌を目指せます。

③擦らず優しく洗顔する

クレンジング後に行う洗顔は、角栓を取りたいからといってゴシゴシ擦らないようにしましょう。肌に摩擦のダメージが加わると乾燥が進み、皮脂が過剰に分泌されて角栓ができやすくなってしまいます。

洗顔料はよく泡立てて、肌を擦らずに泡でやさしく丁寧に洗うことを意識しましょう。洗い流す時は、熱いお湯ではなくぬるま湯を使うと乾燥を抑えやすいです。

④十分に保湿する

洗顔後は十分に保湿することが、角栓ケアのコツです。

肌が乾燥すると角栓ができやすくなるため、化粧水で水分を与えて乳液やクリームで油分を与えましょう。

また、皮脂の分泌量が多く、角栓が気になるからといって乳液やクリームを使わないと、水分が蒸発し、かえって皮脂が出やすくなってしまいます。化粧水で補った水分を逃さないように乳液やクリームでフタをすれば、乾燥ケアができ過剰な皮脂分泌を抑えやすいです。

乳液やクリームのベタつきが気になる場合は、さらっと感のあるテクスチャのアイテムを選ぶと良いでしょう。

角栓をできにくくする生活習慣のポイント

角栓は古い角質や皮脂が原因となるため、一度除去しても再びできてしまいます。完全に防ぐのは難しいですが、生活習慣を整えることで、角栓ができにくい肌を目指すことは可能です。

ここからは、角栓をできにくくするために役立つ生活習慣を紹介します。

ただし、ここで紹介する対策を一つだけ行えば角栓ができにくくなる、悪化しないというわけではありません。効果には個人差もあるため、総合的に取り入れて、自分に合った方法でケアを続けていきましょう。

十分な睡眠時間を確保する

十分な睡眠をとることで、角栓はできにくくなります。

睡眠不足になると、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れて古い角質がたまってしまい、角栓が残りやすくなります。さらに、乾燥やニキビなど、他の肌トラブルの原因にもなるため、日頃から十分な睡眠を心がけることが大切です。

バランスの良い食生活を心がける

角栓をできにくくするためには、バランスの良い食生活を意識しましょう。

糖質や脂質に偏った食生活では、皮脂分泌量が増えて角栓ができやすくなります。糖質や脂質だけでなく、ビタミン類やタンパク質などを積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけてみてください。

ストレスをためない

角栓をできにくくするためには、ストレスをためないことも大切です。

ストレスがたまると、ホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌量が過剰になります。肌のバリア機能の低下や肌の代謝(ターンオーバー)の乱れも引き起こすため、角栓に限らず様々な肌トラブル※1が起こりやすくなります。

ストレッチ・アロマ・運動など、自分に合うストレス解消方法を見つけて実践しましょう。

※1肌荒れ、乾燥、赤み

まとめ:角栓を取るためのスキンケアで肌を整えよう

角栓は古い角質・皮脂・メイク汚れなどが混ざってできたもので、意識しなければ取り除くのが難しいです。角栓を取るスキンケア方法を実践し、生活習慣もあわせて整えていきましょう。

角栓に悩む時に大切なのは、今の肌と向き合い、状態に合ったケアをしてあげることです。

肌を引き締めたり、うるおいを与えたりするケアを行うことで、毛穴を目立ちにくく整えられます。肌を整えるための選択を、少しずつ増やしていきましょう。

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