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ゆらぎ肌とは?主な原因やなりやすい方の特徴、肌を労わるスキンケア方法を紹介
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スキンケア

ゆらぎ肌とは?主な原因やなりやすい方の特徴、肌を労わるスキンケア方法を紹介

「なんとなく肌の調子が気になる…」「いつも使っているスキンケアがしっくりこない気がする…」――このような小さな違和感を覚えたことはありませんか。

その違和感の原因は、もしかしたら「ゆらぎ肌」かもしれません。ゆらぎ肌とは、肌が一時的に不安定な状態になり、これまで気にならなかった刺激に敏感に反応したり、スキンケアのなじみが悪くなったりする状態を指します。

本記事では、ゆらぎ肌の特徴や原因、やさしく整えるためのケア方法をわかりやすく紹介します。肌の不調に悩む方が、日々のスキンケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者

監修者:続木 康伸

アルバアレルギークリニック札幌院 院長 

フランスや香港など海外在住の方も通院するアトピー・アレルギー診療の専門家。テレビ番組「カズレーザーと学ぶ。」「ザ!世界仰天ニュース」に出演。

 著書に『保湿を変えればアトピーは治せる』(学研)がある。

 デュピクセント・ブイタマー・モイゼルトなどの先進的治療薬やレーザー治療を用い、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の包括的なケアを提供。

アルバアレルギークリニック:https://alba-allergy-clinic.com/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

ゆらぎ肌とは

「ゆらぎ肌」とは、様々な要因によって肌のコンディションが一時的に不安定になっている状態を指します。

肌がゆらぐと、普段は気にならないような外部刺激に敏感に反応したり、肌のうるおいバランスが崩れたりします。大きなトラブルが起きるのではなく「なんとなく調子が悪い…」と感じるのが特徴です。

肌からのサインに気づかず、普段通りのスキンケアを続けてしまうと、肌の状態を悪化させることもあります。大切なのは、その時々の肌の状態に寄り添い、やさしく整える意識を持つことです。

ゆらぎ肌で現れやすい肌トラブルとは?

ゆらぎ肌の時は、肌質にかかわらず、普段は気にならないような変化を感じることがあります。

例えば、洗顔後に肌がつっぱる、乾燥しやすい、化粧品がしみるように感じるなどが典型的なサインです。

以下のような肌の状態が続く時は、ゆらぎ肌のサインかもしれません。

  • 肌にザラつきやゴワつきを感じる

  • メイクのノリが悪くなる

  • 化粧水や乳液がなじみにくい

  • 乾燥やカサつきが続く

  • 肌に赤みやかゆみが出る

これらの肌トラブルは深刻な症状ではなく、違和感として現れることが多いです。

※ 肌荒れ、乾燥、赤み

「ゆらぎ肌」と「敏感肌」の違いとは?

「ゆらぎ肌」と「敏感肌」は、どちらも肌が不安定になりやすい状態ですが、その性質には違いがあります。スキンケアを見直す際は、この違いを理解しておきましょう。

「ゆらぎ肌」は、体調の変化やストレス、季節の変わり目などの環境要因によって、一時的に肌のコンディションが不安定になる状態を指します。普段は問題がなくても、特定の時期や状況で刺激を受けやすくなるのが特徴です。

一方、「敏感肌」は、体質や皮膚が薄いといった要因を含め、外部からの影響に慢性的に反応しやすい状態を指します。肌のバリア機能が常に弱まっているため、乾燥やピリつき、かゆみなどを日常的に感じやすい傾向があります。

つまり、ゆらぎ肌は「一時的なコンディションの変化」、敏感肌は「もともとの肌質に近いもの」と考えると理解しやすいでしょう。

ゆらぎ肌になる原因

ゆらぎ肌は、生活環境の変化や日々の習慣、季節的な要因などが重なることで、肌のバリア機能が一時的に乱れ、いつもより敏感な状態になることです。

以下では、肌がゆらぎやすくなる具体的な原因を「外的要因」と「内的要因」に分けて解説します。

ゆらぎ肌になる原因①外的要因

肌は日々、気温や湿度の変化・紫外線・花粉・PM2.5など様々な外的刺激を受けています。

こうした要因によって肌のバリア機能が乱れやすくなり、一時的に敏感な状態に傾くことがあります。

特に、乾燥した空気や強い紫外線、急な温度変化は肌に負担をかけやすく、不安定さを招きます。外的要因が大きく変化するタイミングは、肌がゆらぎやすい時期といえるでしょう。

なかでも、気温差の大きい春や秋は環境の変化が重なりやすく、ゆらぎを感じやすい季節です。季節の変わり目は、特に肌の調子に気を配ってあげましょう。

ゆらぎ肌になる原因②内的要因

肌の状態は、外的要因だけでなく、身体の内側のリズムにも大きく左右されます。

ホルモンバランスの乱れ・ストレス・睡眠不足・偏った食生活などは、肌がゆらぎやすくなる一因です。

こうした内側からの変化に加えて、年齢を重ねることで肌の回復力やバリア機能が低下し、敏感な状態に傾きやすくなります。そのため、生活習慣の改善やメンタルケアを意識した内側からのアプローチに加え、年齢に応じた肌への配慮も心がけることが大切です。

こうした取り組みが、加齢による変化も含めた不安定さを和らげ、ゆらぎにくい肌づくりにつながります。

ゆらぎ肌になりやすい方の特徴

ゆらぎ肌は誰にでも起こりうるものですが、外部刺激や内面の変化に敏感な方は、特に肌が不安定になりやすい傾向があります。

以下は、ゆらぎ肌になりやすい方の特徴です。

それぞれ詳しく解説します。

花粉に肌が反応しやすい方

花粉による刺激で肌が揺らぐ方は少なくありません。鼻水やくしゃみなど典型的な花粉症の症状が出る場合もあれば、自覚症状がないのに肌だけがピリついたり赤くなったりするケースも少なくありません。

春のスギやヒノキ花粉がよく知られていますが、秋の雑草花粉で肌が不安定になる方も多く見られます。花粉シーズンは外的刺激が増えるため、肌が敏感に傾きやすい時期として注意すべきでしょう。

花粉による肌荒れについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。


▷関連記事:花粉による肌荒れを予防するスキンケアとは?原因と洗顔・保湿のポイントを紹介

ホルモンの変化を感じやすい時期の方

生理前後や妊娠、出産、更年期など、ホルモンバランスが揺らぎやすい時期は、肌にも変化があらわれやすくなります。

皮脂や水分のバランスが乱れやすく、乾燥や吹き出ものといったトラブルを感じやすいのも特徴です。

女性はライフステージごとに身体に大きな変化があるため、その時々の肌の状態に合わせたケアを意識することが大切です。

体調がすぐれない方やストレスが溜まっている方

体調不良や強いストレスは自律神経の乱れを招き、肌のバリア機能に影響を与えることがあります。

過労や睡眠不足、不規則な生活が続くと、肌が乾燥しやすくなったり、ちょっとした刺激にも敏感に反応しやすくなったりします。特に、春は新生活や環境の変化によるストレスが重なりやすく、肌のゆらぎを感じる方も多いかもしれません。

心身のコンディションを整えることが、ゆらぎ肌の予防につながります。

ゆらぎ肌をやさしく労わるスキンケアのポイント

肌の調子が不安定だと感じる時は、いつも通りのケアでは刺激を感じやすい場合があります。そんな時は、肌にやさしく寄り添うお手入れを心がけましょう。

ゆらぎ肌の状態を労わりながら整える、スキンケアのポイントは以下の通りです。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

クレンジング・洗顔はやさしく行う

肌がゆらいでいる時は、普段通りのクレンジングや洗顔をしているだけで肌への刺激となってしまうことがあります。そのため、できるだけやさしい方法を心がけることが大切です。

クレンジングは、指先をくるくるとすべらせるように撫でながらなじませ、摩擦や乾燥を減らす意識を持ちましょう。クレンジングアイテムは、洗浄力が強すぎず摩擦を起こしにくい、ジェルタイプやクリームタイプを選ぶのがおすすめです。

洗顔は洗顔料をしっかり泡立て、泡で包み込むように洗うことが基本です。ゴシゴシ擦ったり熱いお湯を使ったりすると、必要な皮脂まで落ちて乾燥を招きます。ぬるま湯でやさしく洗いましょう。

洗顔後に顔を拭く時もタオルで擦らず、押し当てるようにして水分を取るのがポイントです。

化粧水や乳液で丁寧に保湿する

ゆらぎ肌の状態ではバリア機能が乱れやすくなっているため、しっかり保湿を行うことが重要です。

洗顔後はできるだけ早めに化粧水で水分を補い、乳液やクリームでフタをしましょう。水分と油分のバランスを整えることを目指してください。

保湿アイテムは、刺激が少なく、やさしい使い心地のスキンケアアイテムを選ぶのがポイントです。

丁寧に保湿することで、外部刺激から肌を守り、ゆらぎ肌を落ち着かせやすくなります。

紫外線ケアを徹底する

肌のバリア機能が低下している時は、紫外線の影響を受けやすくなるため、徹底した紫外線ケアが欠かせません。

ただし、「SPFやPAが高ければ良い」とは限りません。敏感な肌に強すぎる日焼け止めは、肌の負担になることがあります。

アウトドアやレジャー時にはSPF30~50+が必要となる一方で、日常生活であればSPF10~30程度で十分な場合もあります。

また、敏感肌の方は、紫外線吸収剤を含まない「ノンケミカル」処方を選べば、肌に負担をかけにくいです。ニキビが気になる方は「ノンコメドジェニック処方」と表示されている日焼け止めを選ぶのも良いでしょう。

また、紫外線は室内にも届くため、外出しない日でも紫外線ケアは欠かせません。季節や天気にかかわらず、しっかり肌を守りましょう。日焼け止めに加えて、日傘や帽子などを取り入れるのも効果的です。

日焼け止めについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

▷関連記事:日焼け止めの塗り方を見直して美白※な肌へ!NGな塗り方から塗り直しの方法まで紹介

▷関連記事:「日焼け止めの適切な落とし方とは?タイプ別のクレンジング方法や注意点を詳しく解説

▷関連記事:「日焼け止めの選び方を徹底解説!PAとSPFの違いから効果的な使い方まで基本を紹介

ゆらぎ肌には生活習慣の見直しも大切

ゆらぎ肌を労わるには、スキンケアだけでなく日々の生活習慣を整えることも欠かせません。

ストレスや睡眠不足、偏った食生活は自律神経やホルモンバランスを乱し、肌の代謝(ターンオーバー)に影響を与えることがあります。

まずは、質の良い睡眠を確保し、心身をしっかり休めることが大切です。食事では、5大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)を意識しながら、特に肌の健康に役立つビタミンB群・C・Eをバランス良く摂りましょう。

疲労を感じたら、無理をせず休むことも重要です。生活のリズムを整えることが、ゆらぎにくい、すこやかな肌づくりにつながります。

まとめ:ゆらぎ肌の原因を知って肌をやさしくケアしよう

肌の不調を感じた時は、まず不調の原因を知ることが大切です。

ゆらぎ肌は外部からの刺激だけでなく、体調やストレス、生活習慣など内側の変化によっても影響を受けます。


洗顔や保湿など日々のスキンケアを見直すとともに、生活習慣にも目を向けてみましょう。肌の声に耳を傾け、丁寧なケアと規則正しい生活を意識することが、すこやかな肌を保つ第一歩につながります。

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※1 イヨカン果皮エキス(洗浄補助成分)/アロエベラエキス、ビオフラボノイド、ブロッコリーエキス(洗浄補助成分)

※2 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:整肌成分

Customer Reviews(お客様の声)

50代/定期便2年利用

★★★★★

つるんと

まさにバターのように滑らかでジェルに変わってつるんと洗い流してくれました。

2025.05.12

20代/定期便1年利用

★★★★★

落ち具合が良い

いつもミルククレンジングを使用していますが、よりメイク落ちが早い印象でした。使用感も良く気に入っています。

2025.04.13

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みずみずしいテクスチャが肌になじみやすく、毎日のスキンケアに心地良く取り入れられます。

※1 ビスグリセリルアスコルビン酸(整肌成分)/テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(整肌成分)/3-グリセリルアスコルビン酸

Customer Reviews(お客様の声)

40代/定期便11ヶ月利用

★★★★★

くすみ

サンプルが良かったので購入しました。朝も使用していますが、ベタつかず使いやすいです。

2025.05.16

40代/定期便2ヶ月利用

★★★★★

癒されます

ずぼらな私ですが、毎日癒されながら使っています。

2024.10.25

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