「朝は水洗顔だけで十分?それともクレンジングしたほうが良いの?」――そんな疑問をお持ちではありませんか。
皮脂や汗は寝ている間にも分泌されており、適切に落とせないと毛穴の汚れにつながってしまいます。朝のクレンジングは、不要な皮脂や汚れをやさしく落とし、化粧前の肌を整えるケアとしておすすめです。
本記事では、朝クレンジングがおすすめな理由や、メリット・デメリットを紹介します。
なお、クレンジングについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▷関連記事:クレンジングとは?洗顔との違いや手順、種類や選び方、注意点を紹介!
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監修者:福井 美典
医師(糖尿病専門医・抗加齢医学専門医・救急科専門医・総合内科専門医・栄養療法医・美容皮膚科医)
糖尿病内科・栄養療法・美容皮膚科に従事。分子栄養学に基づき、不足栄養素を補うことで、からだの細胞を活性化させる栄養療法を取り入れている。糖尿病診療においては、からだにやさしい血糖値コントロールを基本に、低糖質・高タンパク質の食事の大切さを、臨床で自ら栄養指導をしている。美容皮膚科診療においては、美容施術のみならず、栄養療法を基本としたインナーケアにも尽力している。
福井内科医院:https://www.seijinkai-clinic.com/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
朝クレンジングとは?おすすめな理由
朝クレンジングとは、夜に行うメイク落としとは別に、起床後にクレンジングを使って顔を洗うスキンケア方法です。
睡眠中に分泌された皮脂や、寝具から肌へ付着したホコリ、夜のスキンケアで肌に残った油分などをしっかり落とすことを目的としています。
クレンジングはメイクや皮脂など「油性の汚れ」を溶かして落とすのに対し、洗顔は汗など「水溶性の汚れ」を取り除くことを目的としている点で異なります。
朝にクレンジングを取り入れることで、皮脂や油分をすっきり落とせるため、スキンケアアイテムが肌になじみやすくなり、化粧ノリの向上も期待できるでしょう。
朝クレンジングのメリット
朝のクレンジングは、肌を清潔に保つだけでなく、美容面でもメリットが期待できます。以下では、朝クレンジングを行う主なメリットを紹介します。
朝クレンジングのメリット①寝ている間に溜まった皮脂や汗を落とす
睡眠中に分泌される皮脂は、放置すると酸化して毛穴を詰まらせる原因になり、肌のざらつきやくすみを引き起こします。
特に皮脂の分泌が多いTゾーンや小鼻周りは、酸化皮脂が残ることでニキビや吹き出ものができやすくなるでしょう。
また、寝ている間にかく汗や寝具から付着するホコリも、肌の汚れとなって蓄積されます。目には見えにくいものの、肌表面に残ることで肌荒れや炎症を引き起こす原因となるため、注意が必要です。
朝にクレンジングを使うことで、不要な皮脂や汚れをしっかり落とせるため、肌を清潔でなめらかな状態に整えられます。清潔な肌はスキンケアアイテムの浸透力が高まり、その後のメイクの仕上がりも良くなるでしょう。
朝クレンジングのメリット②保湿成分の浸透を助ける
朝のクレンジングで肌の表面をきれいにすると、その後のスキンケアアイテムが角質層まで浸透しやすくなります。
夜の間に分泌された皮脂や古い角質、前夜のスキンケアによる油分が肌表面に残っていると、化粧水や美容液のなじみを妨げることがあります。汚れが蓄積されたままでは、保湿成分の効果を十分に得られません。
クレンジングによって汚れを取り除くことで、肌は水分や美容を目的とした成分を受け入れやすい状態になり、効果的なスキンケアにつながります。
朝クレンジングのメリット③化粧ノリや化粧もちを良くする
朝のクレンジングは、メイクの仕上がりを良くする効果が期待できます。肌に汚れや皮脂が残っている状態では、化粧下地やファンデーションが均一になじみにくく、ムラや浮きの原因となるでしょう。
クレンジングで肌表面の汚れや古い角質を落とすことで、肌がなめらかになり、メイクが密着しやすい状態に整えられます。ベースメイクのフィット感が高まり、ツヤと透明感のある肌を演出できるでしょう。
さらに、余分な皮脂を取り除くことで、時間の経過によるテカリや化粧崩れを防ぎ、化粧もちもアップさせられます。
朝クレンジングのデメリット
朝クレンジングには多くのメリットがありますが、注意すべき点も存在します。適切にクレンジングを行わないと、肌に負担がかかる可能性があります。
以下では、朝クレンジングのデメリットを解説します。
※肌荒れ、乾燥、赤み
朝クレンジングのデメリット①乾燥やバリア機能が低下を招く恐れがある
朝クレンジングは、洗顔だけでは落ちにくい汚れを落とす効果が期待できる一方で、過度に行うと肌の乾燥やバリア機能の低下を招く可能性があります。
肌には、外部からの刺激を防いだり、内部の水分蒸発を防いだりする役割を持つ「バリア機能」が備わっています。
しかし、洗浄力の強いクレンジングを長時間使ったり、何度も洗い直したりすると、バリア機能を保つために必要な皮脂まで過剰に洗い流してしまいます。
皮脂が不足すると肌の水分が蒸発しやすくなり、乾燥を引き起こす原因になるため、注意が必要です。
朝クレンジングを行う際は、洗浄力が強すぎず保湿成分を含むアイテムを選び、肌を擦りすぎないように意識しましょう。
朝クレンジングのデメリット②肌トラブル※が起こる可能性がある
朝のクレンジングは、肌質や方法を間違えると肌トラブル※の原因になりかねません。
特に敏感肌や乾燥肌の場合、すでにバリア機能が低下している可能性があります。その状態で洗浄力のあるクレンジングを頻繁に使用したり、強く擦ったりすると、肌への負担が大きくなります。
結果として、肌が本来持つうるおいを保つ働きが損なわれ、赤みやかゆみなどのトラブルを引き起こす恐れがあるでしょう。
肌の状態に合わせたクレンジングを選び、やさしく洗うことが大切です。
※肌荒れ、乾燥、赤み
朝クレンジングのやり方

朝クレンジングは、肌への負担を抑えるためにも、適切な順番で行うことが大切です。以下では、朝クレンジングの基本的な手順を紹介します。
①手のひらに適量のクレンジングを取り体温で軽く温める
まずは、手のひらに適量のクレンジングを取りましょう。量は多すぎず少なすぎず、パッケージに記載されている目安量を守ることがポイントです。
手のひらに取ったクレンジングは、両手のひらを軽く合わせ体温で温めます。温めることでクレンジングのテクスチャがやわらかくなり、肌なじみが良くなります。
②指先でやさしく広げながら肌全体にのばす
クレンジングを軽く温めたら、顔全体にやさしく広げます。肌にのばす際は、摩擦が起きないように指の腹を使い、円を描くようにやさしくなじませましょう。
特に皮脂の多いTゾーンから始めて、頬やあごへと広げていくと、効率良く汚れを浮かせることができます。
力を入れず、リラックスした気持ちで丁寧にクレンジングしましょう。
③ぬるま湯を使って丁寧にすすぐ
クレンジングが肌になじんだら、ぬるま湯を使って丁寧にすすぎます。
この際、お湯が熱すぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因となるため注意が必要です。
また、鏡で確認しながら、すすぎ残しがないかチェックすることも大切です。特に、髪の生え際やフェイスライン、小鼻の周りなどはクレンジングが残りやすいため、念入りにすすぎましょう。
④化粧水・乳液でしっかり保湿する
クレンジング後の肌はデリケートな状態です。そのため、乾燥を招く前にすぐ保湿ケアを行いましょう。
洗顔後は時間を空けずに、化粧水や乳液・クリームで水分と油分をしっかり補うことが大切です。
朝クレンジングの注意点
朝クレンジングは、間違った方法で行うと肌に負担をかけてしまうことがあります。以下では、朝クレンジングを取り入れる際に注意しておきたいポイントを紹介します。
朝クレンジングの注意点①週1〜2回のペースで取り入れる
朝クレンジングは、毎日の習慣にするのではなく、週に1〜2回のペースで取り入れるのがおすすめです。毎日行うと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、バリア機能の低下につながる恐れがあります。
例えば、Tゾーンなど皮脂が特に気になる日や、肌のくすみが目立つと感じる日に取り入れてみると良いでしょう。
その日の肌の調子を見ながら、自分に合った頻度で朝クレンジングを取り入れてみてください。
朝クレンジングの注意点②肌タイプに合わせてクレンジングを選ぶ
クレンジングには様々な種類があり、それぞれ洗浄力やテクスチャが異なります。朝クレンジングを行う際は、自分の肌タイプに合ったものを選びましょう。
肌質別におすすめのクレンジングタイプは、以下のとおりです。
脂性肌の方:オイルタイプがおすすめ
乾燥肌の方:クリームタイプがおすすめ
混合肌の方:ジェルタイプがおすすめ
敏感肌の方:低刺激処方のオイルタイプやジェルタイプがおすすめ
なお、各クレンジングタイプの特徴を詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▷関連記事:クレンジングとは?洗顔との違いや手順、種類や選び方、注意点を紹介!
まとめ:朝クレンジングで肌のコンディションを整えよう
朝クレンジングは、夜の間に肌に付着した皮脂や古い角質、ホコリなどの汚れを効果的に落とすためのスキンケア方法です。
朝クレンジングを行うことで、その後の化粧水や美容液が角質層まで浸透しやすくなる効果が期待できます。また、メイクのノリや持ちが良くなるなどの嬉しいメリットもあります。
朝クレンジングを上手に取り入れて、肌のコンディションを整えましょう。
N organicのスキンケア
日々のスキンケアを見直したい方には、N organicシリーズがおすすめです。N organicは、植物由来のやさしい成分を厳選し、肌のうるおいとハリにしっかりアプローチするスキンケアシリーズです。
ここからは、そんなN organicシリーズのおすすめアイテムをご紹介します。
【うるおいキープ】N organic Basic スージング クレンジングジェル
N organic Basic スージング クレンジングジェルは、肌へのやさしさと洗浄力を両立したジェルオイル処方です。
肌にのせると、みずみずしいジェルがなめらかに広がり、なじむにつれてオイルへと変化します。花粉や大気中の微細な汚れまでオフしながら、植物由来の保湿成分が洗いあがりのつっぱり感を防ぎ、しっとりとした素肌へ導きます。
朝夜問わず使えるタイプで、つるんとした肌※を目指せます。
※汚れが落ちてなめらかな肌
Customer Reviews(お客様の声)
40代/定期便1年利用
★★★★★
良い!
ジェルも柔らかくなり洗いあがりもつっぱる感じもなく、香りも良いです。
2025.10.10
40代/定期便3年利用
★★★★★
もっちり
2ヶ月使いましたが、メイクもしっかり落ちて、洗いあがりもつるもちで、これからも使い続けます!
2025.10.08
40代/定期便2ヶ月利用
★★★★★
癒されます
リピ2回目です。たっぷり使えるし、なんと言っても、使い心地と匂いに癒されます。これを使うたび、みるみるメイク落とし出来ながら、癒されて、使うことを楽しんでいます!
2025.10.08
N organic Basic スージング クレンジングジェルについて詳しくはこちら
【濃密泡でやさしく洗う】N organic Vie クリアホイップ フォーム
N organic Vie クリアホイップ フォームは、きめ細かいホイップ状の泡が肌をやさしく包み込み、毛穴の奥の汚れや皮脂をすっきりオフします。
泡立て不要で使えるため、忙しい朝の時短ケアにもぴったりです。ふわふわの濃密泡で、やさしく洗い上げたい方におすすめの洗顔フォームです。
Customer Reviews(お客様の声)
30代/定期便1年利用
★★★★★
やさしい洗いあがり
香りに癒されながらスキンケアできるアイテムです。
2025.04.02
40代/定期便1年利用
★★★★★
泡が気持ち良い!
洗い流した時のつっぱりがないのが嬉しい。
2025.04.01
30代/定期便8ヶ月利用
★★★★★
家族で使ってます。
家族も使っていて、皆お気に入りの商品です。泡で出てくるので楽に使いやすいです。
2025.03.31
N organic Vie クリアホイップ フォームについて詳しくはこちら
【しっとり整える】N organic Basic バランシング ローション
N organic Basic バランシング ローションは、みずみずしいテクスチャが角層までスッと浸透し、肌の水分と油分のバランスを整えます。
保湿成分のビターオレンジ果皮エキスと整肌成分のキハダ樹皮エキスを配合しており、乾燥や外的刺激※から肌を守りながら、しっとりとした状態へ導く化粧水です。
※乾燥による
N organic Basic バランシング ローションについて詳しくはこちら
【うるおいを逃さない】N organic Basic バランシング エッセンスミルク
N organic Basic バランシング エッセンスミルクは、肌荒れや乾燥を防ぎ、キメの整ったなめらかな肌へ導く乳液です。
保湿成分のビターオレンジ果皮エキスと整肌成分のキハダ樹皮エキスを配合し、うるおいを与えながら肌を整えます。
軽やかな使い心地ながら、クリームのような濃密なうるおいを感じられ、ベタつかず肌に溶け込むようになじみます。














