「肌荒れしているとき、いつも通りのスキンケアでいいのか不安」「何を変えればいいのかわからない」と迷ったことはありませんか。
肌荒れ中は、バリア機能が低下しているため、ふだんのケアが刺激になることがあります。本記事では、肌荒れ時のスキンケアの基本手順と、見直すべきポイントについて解説します。
肌荒れ中のスキンケアに迷っている方にとって、適切なケアを見つけるヒントになれば幸いです。

監修者:稲葉 岳也
東京慈恵会医科大学を卒業し、医学博士を取得。東京慈恵会医科大学附属病院、聖路加国際病院にて勤務した後、レーザーを中心に診療科の垣根を超えて複数の診療科を標榜したトータルアンチエイジングクリニックである、いなばクリニックを開院。
いなばクリニック:https://inabaclinic.jp/ispa/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
肌荒れ中のスキンケアの基本的な考え方
肌荒れしているときは、「足す」より「守る」ケアを意識しましょう。
シンプルなケアに切り替える
肌荒れ中は、多くのアイテムを重ねるよりも、最小限のステップでやさしくケアすることが大切です。洗顔・化粧水・乳液(またはクリーム)の基本3ステップを丁寧に行いましょう。
刺激を避けることを優先する
美容液やピーリングなど、攻めのケアは肌が落ち着くまで一旦お休みしましょう。肌のバリア機能が回復してから、少しずつ戻していくのがおすすめです。
肌荒れ時のスキンケア手順

デリケートな肌をやさしく守るための基本手順を紹介します。
やさしい洗顔
保湿化粧水でうるおいを与える
乳液やクリームで保護する
それぞれ詳しく解説します。
やさしい洗顔
洗顔料はマイルドな処方のものを選び、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。こすらず、泡を肌の上でころがすイメージで行います。すすぎは32〜34℃程度のぬるま湯で、洗い残しがないように丁寧に行いましょう。
朝はぬるま湯だけの洗顔に切り替えるのも、肌への負担を減らすひとつの方法です。
保湿化粧水でうるおいを与える
洗顔後すぐに、低刺激の化粧水を手のひらにとり、やさしくハンドプレスしてなじませます。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものがおすすめです。パッティングは避け、肌を押さえるようにやさしく浸透させましょう。
乳液やクリームで保護する
化粧水で与えたうるおいを逃がさないよう、乳液やクリームでフタをします。とくに乾燥が気になる部位やヒリつく部位には、ワセリンを薄く重ねて保護するのも効果的です。
肌荒れ中に見直したいポイント
クレンジングを見直す
オイルクレンジングは洗浄力が高い反面、肌荒れ中は刺激になることがあります。ミルクタイプやクリームタイプなど、やさしい使い心地のクレンジングに切り替えるのがおすすめです。
スキンケアアイテムの成分を確認する
ふだん使っているアイテムに、アルコールや香料、レチノールなど刺激になりやすい成分が含まれていないか確認しましょう。肌荒れ中は、敏感肌用のシンプルなアイテムに一時的に切り替えるのが安心です。
メイクは軽めにする
肌荒れ中は、ベースメイクを軽めにすることでクレンジングの負担も減らせます。石けんで落とせるミネラルファンデーションなどを活用するのもよいでしょう。
肌荒れ中に避けたいNG行動
ピーリングやスクラブを使う
角質を除去するケアは、バリア機能が低下している肌にはダメージになる恐れがあります。肌が落ち着くまで控えましょう。
新しいアイテムを一度にたくさん試す
肌荒れ中に複数の新しいアイテムを同時に使い始めると、どの成分が肌に合わないか判断できなくなります。新しいアイテムは1つずつ、少量から試すのが安全です。
触りすぎる
気になるからと何度も顔を触ると、雑菌の付着や摩擦で肌荒れが悪化する恐れがあります。スキンケアの時以外は、なるべく顔に触れないよう意識しましょう。
まとめ:肌荒れ時はシンプルでやさしいスキンケアを心がけましょう

肌荒れ中は、シンプルなケアに切り替えて肌を「守る」ことを優先しましょう。やさしい洗顔、たっぷりの保湿、クリームでの保護という基本3ステップを丁寧に行うことが、バリア機能の回復をサポートします。
肌の状態を見ながら、無理のないケアですこやかな肌をととのえていきましょう。






