「肌荒れしているときにパックを使っても大丈夫?」「かえって悪化しないか心配」と迷うことはありませんか。
肌荒れ中のパック使用は、肌の状態やパックの種類によって判断が変わります。本記事では、肌荒れ中にパックを使うときの注意点や選び方、正しい使い方のポイントを解説します。
肌荒れ時のスペシャルケアについて迷っている方にとって、参考になれば幸いです。

監修者:稲葉 岳也
東京慈恵会医科大学を卒業し、医学博士を取得。東京慈恵会医科大学附属病院、聖路加国際病院にて勤務した後、レーザーを中心に診療科の垣根を超えて複数の診療科を標榜したトータルアンチエイジングクリニックである、いなばクリニックを開院。
いなばクリニック:https://inabaclinic.jp/ispa/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
肌荒れ中にパックを使ってもよい場合と避けるべき場合
パックの使用可否は、肌荒れの程度と種類によって判断しましょう。
使ってもよい場合
軽い乾燥やカサつき程度であれば、保湿タイプのパックを使うことで、うるおいを集中的に補給できます。ヒリつきや赤みがない状態であれば、やさしい処方のパックは問題なく使えることが多いです。
避けるべき場合
赤みやヒリつき、炎症を伴う肌荒れの場合は、パックの使用を控えたほうがよいでしょう。密閉することで刺激が増したり、肌に合わない成分が長時間触れることで状態が悪化する恐れがあります。
肌荒れ中のパックの選び方
デリケートな肌を守るための選び方のポイントを紹介します。
低刺激処方のものを選ぶ
保湿メインの成分構成を重視する
美白やピーリング成分入りは避ける
パッチテスト済みのものを選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
低刺激処方のものを選ぶ
アルコールフリー、無香料、無着色など、刺激になりやすい成分を避けた処方のパックを選びましょう。「敏感肌用」と表示されたアイテムは、肌への負担が少ないものが多いです。
保湿メインの成分構成を重視する
セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸など、保湿をメインとした成分が配合されたパックがおすすめです。肌にうるおいを与え、バリア機能の回復をサポートしてくれます。
美白やピーリング成分入りは避ける
ビタミンC高配合やAHA・BHAなどのピーリング成分入りパックは、肌荒れ中には刺激になる恐れがあります。肌が落ち着いてから使うようにしましょう。
パッチテスト済みのものを選ぶ
「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」の表記があるアイテムは、比較的安心して使いやすいです。ただし、すべての方に刺激がないわけではないため、不安な場合は事前に自分でパッチテストを行いましょう。
肌荒れ中のパックの正しい使い方
パックの効果を最大限に引き出すための使い方のポイントです。
使用時間を守る
パックの使用時間は、パッケージに記載された時間を守りましょう。長時間つけたままにすると、シートが乾いて肌の水分を奪ってしまう恐れがあります。目安は10〜15分程度です。
化粧水のあとに使う
肌荒れ中は、化粧水で軽く肌を整えてからパックを使うのがおすすめです。化粧水で角層にうるおいの道筋をつくってからパックをのせることで、美容成分の浸透をサポートします。
パック後は乳液やクリームでフタをする
パックを外したあと、液が肌に残っていたらやさしくなじませ、その上から乳液やクリームで保護しましょう。パックだけで終わると、うるおいが蒸発してしまうことがあります。
ヒリつきを感じたらすぐに外す
使用中に少しでもヒリつきやかゆみを感じたら、すぐにパックを外してぬるま湯で洗い流しましょう。無理に使い続けると、肌荒れが悪化する恐れがあります。
パック以外の保湿スペシャルケア
パックが使えない状態のときは、ほかの方法で保湿をプラスすることもできます。
コットンパック
手持ちの低刺激化粧水をコットンに含ませ、気になる部位に2〜3分のせる方法です。シートマスクよりもシンプルな成分でケアできるため、肌への負担が少なくてすみます。
ワセリンパック
洗顔後にワセリンを薄く塗り、蒸しタオルを1〜2分のせる方法もあります。ワセリンが肌表面を保護し、うるおいの蒸発を防いでくれます。
まとめ:肌荒れ中のパックは肌の状態を見て判断しましょう

肌荒れ中でも、軽い乾燥程度であれば保湿タイプのパックは使用可能です。低刺激で保湿メインのパックを選び、使用時間を守ることが大切です。赤みやヒリつきがある場合は無理せず、パックを控えてシンプルな保湿ケアを行いましょう。
肌の状態を丁寧に見ながら、すこやかなうるおい肌をととのえていきましょう。






