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乾燥肌の原因とは?内側・外側の要因と見直したいスキンケアを解説
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スキンケア

乾燥肌の原因とは?内側・外側の要因と見直したいスキンケアを解説

「保湿しているのにかさつく」「季節の変わり目につっぱる」そんなお悩みの背景には、いくつかの原因が重なっていることがあります。

本記事では、乾燥肌の原因を外側と内側の両面から解説し、毎日のスキンケアで見直したいポイントをやさしく紹介します。

監修者

監修者:稲本 和也

岡山県の倉敷中央病院で初期臨床研修過程修了後に、同院形成外科で後期研修医として採用される。その後福岡大学形成外科入局、助教として採用難易度の高い手術、再建外科、抗加齢・美容医療を経験。

形成外科学会専門医資格を取得、同大学で医局長就任。さらなる患者さんの生活の質の向上を目指し、六本松稲本クリニック形成外科、美容皮膚科を開院。

日本形成外科学会専門医/日本美容外科学会(JSAPS)会員/日本美容皮膚科学会会員/日本抗加齢学会/日本創傷外科学会会員/日本東洋医学会会員

六本松稲本クリニック形成外科 美容皮膚科:https://inamoto-clinic.jp/news/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

乾燥肌とはどんな状態か

乾燥肌とは、角層の水分や皮脂が少なくなり、肌表面がかさついたりつっぱったりしやすい状態のことです。


肌の表面では、皮脂膜・天然保湿因子・細胞間脂質(セラミドなど)の3つがうるおいを抱えるはたらきをしています。このバランスがくずれると、水分が蒸発しやすくなり、外からの刺激も受けやすくなります。


乾燥のサイン

気づきやすい場面

つっぱり

洗顔後すぐ

かさつき・粉っぽさ

メイクをするとき

かゆみ

夜、体が温まったとき

ざらつき

スキンケアでなじませるとき

メイクのよれ

夕方


乾燥肌の外側の原因

洗いすぎ

洗浄力が強い洗顔料や、一日に何度も洗う習慣は、必要な皮脂まで流してしまいます。

熱いお湯

熱いお湯は心地良い一方で、うるおいを奪いやすくなります。38度前後のぬるま湯が目安です。

摩擦

タオルでこする、コットンで強くすべらせるといった動きは、角層の乱れにつながります。

空気の乾燥と冷暖房

湿度が下がる季節や、冷暖房のきいた室内では、肌の水分が蒸発しやすくなります。

紫外線

紫外線は角層の状態やハリに影響します。季節を問わず日焼け止めを使うことが役立ちます。

乾燥肌の内側の原因


睡眠不足

肌がととのうリズムは休息と関係しています。眠りが浅い日が続くと乾燥を感じやすくなります。

食事のかたより

たんぱく質やビタミン、良質な油が不足すると、肌の状態に影響することがあります。

水分不足

汗や呼吸で失われる水分は意外と多いものです。こまめに少量ずつ飲むことを心がけましょう。

ストレス

緊張が続くと、肌のうるおいのバランスがゆらぐことがあります。

年齢による変化

年齢とともに皮脂や細胞間脂質の量は変わっていきます。以前と同じケアでは足りないと感じることがあります。

部位別に感じやすい乾燥

部位

特徴

頬

皮脂腺が少なく、かさつきやすい

口元

表情の動きが多く、うるおいが逃げやすい

目のまわり

皮膚が薄く、摩擦に弱い

額・鼻

皮脂が出ていても内側は乾くことがある

顔の中でも状態は異なります。部位ごとに量を変えて重ねてみてください。

見直したいスキンケアの手順

1. クレンジングと洗顔はやさしく

適量を守り、短時間でなじませます。泡で洗い、指の腹でやさしく動かしてください。

2. ぬるま湯でていねいにすすぐ

熱いお湯は避け、フェイスラインまで残さず流します。

3. タオルは押さえるように

こすらず、水分を吸わせるように当てます。

4. 洗顔後は早めに保湿する

時間を置くほど水分は蒸発します。化粧水を少量ずつ数回に分けてなじませましょう。

5. 乳液やクリームでふたをする

うるおいを抱えたまま保つために、油分でととのえる工程は省かないでください。

6. 気になる部分は重ねづけ

かさつきを感じる部分だけ、クリームを薄く足すと心地良くととのいます。

生活の中でできる工夫

  • 湿度は50〜60%程度を目安にととのえる

  • 入浴は長湯を避け、ぬるめのお湯にする

  • 就寝前に体をあたためて休息をとる

  • たんぱく質とビタミンを意識した食事にする

  • 日焼け止めを一年通して使う

季節ごとに変わる乾燥の原因

季節

乾燥につながりやすい要因

意識したいこと

春

花粉やほこり、寒暖差によるゆらぎ

低刺激設計のアイテムを選び、帰宅後にやさしく洗う

夏

冷房と紫外線、汗による洗いすぎ

洗いすぎを避け、軽やかな保湿を重ねる

秋

夏の紫外線の影響、湿度の低下

保湿をていねいに行い、角質ケアは控えめにする

冬

空気の乾燥と暖房、熱いお湯

クリームを足し、湯温を38度前後にととのえる

同じケアを一年続けるよりも、季節に合わせて量やテクスチャーを少しずつ変えていくほうが、心地良く続けられます。

皮膚科で相談したい目安

  • かゆみが強く、眠れないほど続く

  • 赤みやひび割れ、皮むけがある

  • 保湿を続けても状態が変わらない

  • 顔以外にも広がっている

肌の状態によって適したケアは変わります。気になる症状があるときは、自己判断でケアを重ねず専門医に相談してください。


乾燥肌の原因に関するよくある質問

保湿しても乾燥するのはなぜですか?

水分を与えるだけでは蒸発しやすいため、油分でふたをする工程が必要です。洗い方や室内の湿度も見直してみてください。

化粧水をたくさんつければよいですか?

量よりも、少量を数回に分けてなじませるほうがゆきわたりやすくなります。

脂性肌なのにつっぱります

インナードライといって、内側が乾いているのに皮脂が出ている状態が関係している可能性があります。洗いすぎを避け、保湿をととのえましょう。

季節によってケアを変えるべきですか?

空気が乾く季節はクリームを足す、汗をかく季節は軽いテクスチャーに切り替えるなど、調整すると心地良く続けられます。

まとめ:乾燥の原因を知って、うるおいを守るケアへ

乾燥肌は、洗いすぎや環境などの外側の要因と、睡眠や食事などの内側の要因が重なって起こります。

  • 洗浄力・お湯の温度・摩擦を見直す

  • 洗顔後は早めに化粧水と乳液でととのえる

  • 部位ごとに保湿量を変える

  • 睡眠・食事・湿度など暮らしの習慣もあわせて意識する

  • 症状が続くときは専門医に相談する

やさしいケアを重ねて、うるおいのあるすこやかな肌を目指しましょう。

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