「鼻のザラザラが気になる」「毛穴に白いものが詰まっている」そんな悩みの原因は、角栓かもしれません。
角栓とは、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴に詰まったものです。特に、毛穴の出口で古い角質がうまくはがれずに蓄積する“角化異常”が大きく関係しています。
放置すると、毛穴のつまりや黒ずみ、ニキビの原因になることがあります。
本記事では、角栓のできる原因と正しいケア方法、繰り返さないためのスキンケアのポイントを解説します。

監修者:石田 清隆
広島ステーションクリニック 理事長
愛媛大学医学部卒業後、愛媛県立中央病院 内科医長、松山市民病院 内科部長、医誠会病院(現医誠会国際総合病院)肝臓センター所長、広島市民病院 内科部長などを経て、広島ステーションクリニックを開院。画像診断、栄養療法、運動療法、美容皮膚を統合した医療を行うMilky Cloud Well-being Centerも運営。また、著書に『人生を好転させる2week 鉄活』あり(2023年3月発刊)。
「ここに来て良かった」と言っていただけるように、患者様ひとりひとりに適した治療の最高の提案ができるよう努力しています。
広島ステーションクリニック:https://hs-clinic.jp/
広島ステーションクリニックInstagram:https://www.instagram.com/hs_clinic.1007/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
角栓ができる原因
角栓ができる原因を理解し、毛穴環境を整えましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に皮脂がたまりやすくなります。特にTゾーンや鼻は皮脂腺が多く、角栓ができやすい部位です。
ホルモンバランスの変化や、食生活の乱れ、ストレスなども皮脂分泌に影響します。
肌の代謝(ターンオーバー)リズムの乱れ
肌の代謝(ターンオーバー)リズムが乱れると、古い角質がうまくはがれ落ちず、毛穴にたまりやすくなります。
睡眠不足やストレス、紫外線ダメージなども影響すると考えられています。
メイク皮脂の落とし残し
クレンジングが不十分だと、メイクや皮脂が毛穴に残りやすくなり、角栓を悪化させる要因になることがあります。
特に毛穴が気になりやすい鼻や頬は、やさしく丁寧なクレンジングを心がけましょう。
乾燥
肌が乾燥すると角質が硬くなり、毛穴をふさぎやすくなります。
また、うるおい不足を補おうとして皮脂が過剰に分泌されることもあり、角栓ができやすい環境につながります。
生活習慣の乱れ
糖質や脂質に偏った食生活、睡眠不足、ストレスなどは、皮脂分泌や肌荒れにつながることがあります。
バランスの良い食事と十分な睡眠を意識しましょう。
角栓の正しいケア方法

角栓を無理に押し出すのは避け、やさしくケアすることが大切です。
オイルクレンジングでやさしく汚れを落とす
オイルクレンジングは皮脂となじみやすく、毛穴汚れを落としやすくする効果が期待できます。
鼻や頬など気になる部分にやさしくなじませ、力を入れすぎず、円を描くように洗いましょう。
酵素洗顔で古い角質をケアする
酵素洗顔には、古い角質や毛穴汚れをやさしく洗い流す働きがあります。
週1〜2回程度を目安に取り入れ、使用後はしっかり保湿を行いましょう。敏感肌の方は、肌状態を見ながら使用頻度を調整してください。
蒸しタオルで角栓をやわらかくする
洗顔前に蒸しタオルで温めることで、皮脂や角栓がやわらかくなり、汚れが落ちやすくなります。
電子レンジで温めたタオルを、1〜2分程度顔にあてるだけで手軽に行えます。
無理に押し出さない
角栓を指や器具で無理に押し出すと、毛穴が広がったり、炎症や色素沈着の原因になったりすることがあります。
一度で取り切ろうとせず、継続的にやさしくケアすることが大切です。
角栓を繰り返さないためのスキンケア
角栓予防には、毎日のスキンケア習慣が重要です。
丁寧なクレンジングと洗顔
メイクはその日のうちに落とし、洗顔はたっぷりの泡でやさしく行いましょう。
すすぎはぬるま湯で丁寧に行い、洗顔料が残らないように注意してください。
保湿で肌のうるおいを保つ
洗顔後は、化粧水や乳液、クリームなどでしっかり保湿しましょう。うるおいのある肌は、毛穴トラブルを起こしにくい肌環境づくりにつながります。
セラミドやヒアルロン酸配合の保湿アイテムもおすすめです。
紫外線ケアを忘れずに
紫外線は、皮脂の酸化や肌環境の乱れにつながります。日焼け止めを毎日使用し、紫外線ダメージから肌を守りましょう。
角栓に関するよくある疑問
角栓のよくある質問にお答えします。
角栓は毎日ケアすべき?
毎日ゴシゴシ洗ったり、強い角質ケアを行ったりすると、肌を傷めることがあります。
酵素洗顔やスクラブは週1〜2回程度にとどめ、普段はやさしい洗顔を心がけましょう。
角栓が黒くなるのはなぜ?
白い角栓が空気に触れて酸化すると、黒っぽく見えることがあります。また、メラニンや毛穴周囲の炎症によって黒ずんで見える場合もあります。
鼻パックは使っても良い?
鼻パックは即効性がありますが、頻繁に使うと毛穴が広がったり、肌への負担になったりすることがあります。
使用する場合は頻度を控えめにし、使用後は十分に保湿しましょう。肌が敏感な時は使用を避けることも大切です。
角栓ケアにおすすめの成分
角栓ケアには、以下のような成分が使われることがあります。
サリチル酸:毛穴汚れや角質をやわらかくする
グリコール酸:古い角質をやさしく取り除く
クレイ(泥):余分な皮脂や汚れを吸着する
アゼライン酸:皮脂バランスを整え、毛穴づまりを防ぐサポートをする
肌状態に合わせて取り入れましょう。
日常の角栓予防スキンケアルーティン
角栓予防の基本は、クレンジング → 洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液・クリームの順で丁寧にスキンケアを行うことです。
毎日の積み重ねが、毛穴の目立ちにくい肌環境づくりにつながります。
まとめ:角栓は“取りすぎないケア”が大切

角栓は、皮脂と古い角質が毛穴に詰まることで形成されます。
無理に押し出したり、洗いすぎたりするのではなく、やさしい洗顔や適度な保湿を続けることが大切です。
毎日のスキンケアと生活習慣を整えながら、毛穴の目立ちにくいすこやかな肌を目指しましょう。






