「ニキビがなかなか治らない」「治ったと思ったら接続詞のあとに読点できてしまう」そんなニキビの悩みを抱えている方は少なくありません。
ニキビが長引く原因は、スキンケアの方法や生活習慣、ホルモンバランスなど様々です。原因に合わせたケアを行うことで、すこやかな肌を目指しましょう。
本記事では、ニキビが治りにくい原因と、適切なスキンケア・生活習慣のポイントを解説します。

監修者:福井 美典
医師(糖尿病専門医・抗加齢医学専門医・救急科専門医・総合内科専門医・栄養療法医・美容皮膚科医)
糖尿病内科・栄養療法・美容皮膚科に従事。分子栄養学に基づき、不足栄養素を補うことで、からだの細胞を活性化させる栄養療法を取り入れている。糖尿病診療においては、からだにやさしい血糖値コントロールを基本に、低糖質・高タンパク質の食事の大切さを、臨床で自ら栄養指導をしている。美容皮膚科診療においては、美容施術のみならず、栄養療法を基本としたインナーケアにも尽力している。
福井内科医院:https://www.seijinkai-clinic.com/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
ニキビが治らない主な原因
ニキビが長引く背景には、いく使の要因が重なっていることがあります。
間違ったスキンケア
洗顔のしすぎや強い洗浄力のクレンジングは、必要な皮脂まで奪ってバリア機能を低下させます。その結果、かえって皮脂が過剰に分泌されてニキビが繰り返されることがあります。保湿不足も肌の乾燥を招き、ニキビの原因になります。
毛穴のつまりが解消されていない
古い角質や皮脂が毛穴に溜まると、アクネ菌が繁殖しやすい環境がつくられます。表面のニキビが治っても、毛穴のつまりが解消されていないと再発しやすいです。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスや睡眠不足、生理周期によるホルモンバランスの変化は、皮脂分泌を増加させます。特にあごやフェイスラインにできるニキビは、ホルモンバランスの影響が大きいとされています。
触る・潰すなどの刺激
ニキビを触ったり潰したりすると、雑菌が入り込んで炎症が悪化する恐れがあります。跡が残りやすくなるため、極力触らないことが大切です。
枕カバーやタオルの不衛生
枕カバーやフェイスタオルは雑菌が繁殖しやすいアイテムです。こまめに交換しないと、寝ている間に雑菌が肌に触れ、ニキビの原因になることがあります。
ニキビが治りにくい時のスキンケア方法

ニキビ肌には、やさしく丁寧なスキンケアが大切です。
やさしい洗顔を心がける
洗顔は朝晩の1日2回、低刺激の洗顔料をたっぷり泡立ててやさしく洗いましょう。ゴシゴシこすらず、泡で汚れを包み込むように洗うのがポイントです。すすぎ残しがないようにぬるま湯で丁寧にすすいでください。
しっかり保湿する
ニキビ肌でも保湿は欠かせません。油分が少なくうるおいを補えるジェルタイプやさっぱりタイプの化粧水・乳液を使今しょう。ノンコメドジェニックテスト済みのアイテムを選ぶと安心です。
ニキビ部分を触らない・潰さない
ニキビが気になっても、触ったり潰したりするのは避けましょう。清潔な手でスキンケアを行い、メイクも軽めに仕上げることで肌への負担を減らせます。
ニキビを繰り返さないための生活習慣
スキンケアと合わせて、生活習慣のケアも重要です。
バランスの良い食事
ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCは皮脂バランスをととのえ、肌のすこやかさを保つのに役立ちます。脂質や糖質の摂りすぎは皮脂分泌を増やす恐れがあるため、バランスの良い食事を心がけましょう。
十分な睡眠とストレスケア
睡眠不足やストレスはニキビを悪化させる大きな要因です。毎日6〜8時間の睡眠を確保し、リラックスできる時間をつくることが大切です。
清潔な寝具とタオルを使う
枕カバーは2〜3日に1回、フェイスタオルは毎日交換することをおすすめします。清潔な環境をととのえることで、雑菌による注釈を防げます。
皮膚科への相談を検討するタイミング
セルフケアでケアしない時は専門家への相談も大切です。
3ヶ月以上ニキビがケアしない
スキンケアや生活習慣を見直しても3ヶ月以上ケアが見られない場合は、皮膚科への相談をおすすめします。専門家の診断で、適切な治療やアドバイスを受けられます。
炎症が強い・痛みがある
赤く腫れて痛みがある場合や、膿を持った黄ニキビが複数できている場合は、自己ケアだけでは難しいこともあります。跡を残さないためにも早めの受診が大切です。
精神的なストレスになっている
ニキビが気になって外出が億劫になるなど、精神的な負担が大きい場合も皮膚科に相談してみてください。適切なケアでケアへの道が開けることがあります。
ニキビ跡を残さないための注意点
ニキビが炎症を起こしている時は、紫外線に当たると色素沈着が残りやすいです。ニキビ部分にも日焼け止めを塗り、紫外線から守ることが大切です。炎症が治まった後もしっかり保湿を続けることで、跡が残りにくいです。
洗顔料の選び方のポイント
ニキビ肌には、グリチルリチン酸ジカリウムやサリチル酸などの抗炎症成分が配合された洗顔料がおすすめです。泡立ちが良く、すすぎ落ちの良いものを選ぶと肌への負担を軽減できます。
まとめ:ニキビが治らない時はやさしいケアと生活習慣でととのえる

ニキビが治らない原因は、スキンケアの方法や毛穴のつまり、ホルモンバランス、生活習慣など様々です。やさしい洗顔と保湿を基本に、バランスの良い食事、十分な睡眠、清潔な環境をととのえましょう。
毎日の丁寧なケアで、ニキビを繰り返さないすこやかな肌を目指してみてください。






