「顔全体がいつも赤い」「頬の赤みがなかなか引かない」「メイクでカバーしきれない」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、顔の赤みが起こる原因をタイプ別に解説し、肌をやさしくととのえるケア方法を紹介します。赤みのないすこやかな肌を目指すきっかけにしてください。

監修者:佐藤 薫
形成外科・美容皮膚科「かおるクリニック(杉並区荻窪)」院長。
肌と髪のお医者さんとして自然な美しさを追い求める。
「メスを使わない美容医療」、ピーリングやトレチノインによる「結果の出るシミ治療」をライフワークとしている。監修著書に「美容成分図鑑」(新生出版社)。
かおるクリニック:https://www.kaoruclinic.com/dr.php
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
顔の赤みのタイプ
顔の赤みにはいくつかのタイプがあります。自分がどのタイプに当てはまるか確認しましょう。
タイプによってケア方法が異なるため、まずは自分の赤みの原因を把握することが大切です。
顔の赤みの原因

顔の赤みが起こる原因を詳しく解説します。
バリア機能の低下
外部刺激への過敏反応
毛細血管の拡張
肌の炎症
間違ったスキンケア
それぞれ詳しく解説します。
バリア機能の低下
肌のバリア機能が低下すると、外部刺激が肌内部に侵入しやすくなります。これに対する炎症反応として赤みが生じることがあります。乾燥や間違ったスキンケアがバリア機能低下の原因になりやすいです。
外部刺激への過敏反応
紫外線、温度変化、花粉、摩擦などの外部刺激に対して肌が過敏に反応し、赤みが出ることがあります。特に敏感肌の方は、ちょっとした刺激でも赤みが生じやすい傾向があります。
毛細血管の拡張
肌の下にある毛細血管が拡張すると、血液の色が透けて赤く見えます。温度差が大きい環境に長くいたり、刺激を繰り返し受けたりすると、毛細血管が拡張した状態が続くことがあります。
肌の炎症
ニキビや乾燥による炎症、アレルギー反応などにより肌に炎症が起こると、赤みとして現れます。炎症が治まった後も、赤みだけが残ることがあります。
間違ったスキンケア
こする・引っ張るなどの摩擦、熱すぎるお湯での洗顔、刺激の強い化粧品の使用は、肌に負担をかけて赤みを引き起こす原因になります。
顔の赤みを落ち着かせるスキンケア方法

赤みを落ち着かせるためのスキンケアのポイントを紹介します。
洗顔のポイント
ぬるま湯(32〜34度)でやさしく洗う
たっぷりの泡で摩擦を最小限にする
こすらず、泡で汚れを吸着させるイメージで
すすぎは丁寧に、成分を残さない
保湿のポイント
低刺激の化粧水でしっかり水分を補う
セラミドやヒアルロン酸など、バリア機能をサポートする成分を取り入れる
乳液やクリームで水分を逃がさないようにする
ハンドプレスでやさしく浸透させる
赤みケアにおすすめの成分
顔の赤みを防ぐ生活習慣

スキンケアだけでなく、生活習慣からも赤み対策を行いましょう。
紫外線対策
紫外線は赤みを悪化させる原因のひとつです。日焼け止めは365日使用し、低刺激のものを選びましょう。こすって塗るのではなく、やさしく置くように塗布するのがポイントです。
温度変化に注意する
急激な温度変化は毛細血管の拡張を招きます。暖房の効いた部屋から急に外に出る場合は、マフラーなどで顔を保護するのも有効です。
食事のポイント
辛い食べ物やアルコールを控える(血管拡張を促すため)
ビタミンCやビタミンEを積極的に摂る
抗酸化作用のある食品を取り入れる
その他の注意点
熱いお風呂に長時間入らない
肌に触れる回数を減らす
刺激の少ないメイク用品を選ぶ
ストレスケアを心がける
まとめ:顔の赤みはやさしいケアと生活習慣の見直しで対策を

顔の赤みは、バリア機能の低下・外部刺激・毛細血管の拡張・炎症など、さまざまな原因で起こります。
ケアのポイントをまとめます。
自分の赤みのタイプを把握する
摩擦を避け、やさしい洗顔と保湿を心がける
バリア機能をサポートする成分(セラミド・CICAなど)を取り入れる
紫外線対策や温度変化への対応を行う
症状がひどい場合は皮膚科を受診する
肌にやさしいケアを続けて、赤みのないすこやかな肌を目指しましょう。






