「頭を触ったときにブツブツがある」「頭皮のできものが気になるけれど、どうケアしたらいいかわからない」と感じたことはありませんか。
本記事では、頭皮にできものができる原因を種類別に解説し、対処法や予防のポイントを紹介します。すこやかな頭皮環境をととのえるためのヒントにしてください。
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監修者:佐藤 薫
形成外科・美容皮膚科「かおるクリニック(杉並区荻窪)」院長。
肌と髪のお医者さんとして自然な美しさを追い求める。
「メスを使わない美容医療」、ピーリングやトレチノインによる「結果の出るシミ治療」をライフワークとしている。監修著書に「美容成分図鑑」(新生出版社)。
かおるクリニック:https://www.kaoruclinic.com/dr.php
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
頭皮のできものの種類
頭皮にできる「できもの」にはいくつかの種類があります。まずは種類を確認しましょう。
それぞれ原因や対処法が異なるため、自分のできものがどれに近いかを把握することが大切です。
頭皮にできものができる原因

頭皮のできものはさまざまな原因で発生します。
皮脂の過剰分泌
頭皮の乾燥
シャンプーのすすぎ残し
不衛生な環境
ストレスや生活習慣の乱れ
それぞれ詳しく解説します。
皮脂の過剰分泌
頭皮は皮脂腺が多い部位のため、皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴に雑菌が繁殖すると、ニキビや毛嚢炎の原因になります。
頭皮の乾燥
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下し、外部刺激に対して敏感になります。乾燥を補おうと皮脂が過剰に分泌されることもあり、できものにつながる恐れがあります。
シャンプーのすすぎ残し
シャンプーやコンディショナーが十分にすすがれていないと、成分が頭皮に残って刺激になります。これが毛穴の詰まりや炎症を引き起こすことがあります。
不衛生な環境
枕カバーやタオルを長期間交換しなかったり、帽子を不潔な状態で使用したりすると、雑菌が頭皮に移りできものの原因になることがあります。
ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや睡眠不足、偏った食生活は、ホルモンバランスや皮脂分泌に影響を与えます。これにより頭皮環境が乱れ、できものが発生しやすくなります。
頭皮のできものへの対処法
頭皮のできものをケアするためのポイントを紹介します。
触らない・つぶさない
できものが気になっても、手で触ったりつぶしたりするのは避けましょう。雑菌が入ったり、炎症が広がったりする恐れがあります。
シャンプー方法を見直す
指の腹でやさしく洗い、爪を立てない
ぬるま湯(38度前後)を使用する
すすぎは2〜3分かけて丁寧に行う
できものの部分は避けてやさしく洗う
頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
アミノ酸系など、マイルドな洗浄成分のもの
低刺激・無添加処方のもの
抗炎症成分配合のもの(グリチルリチン酸2Kなど)
薬用シャンプーの使用を検討する
皮膚科を受診するタイミング
以下の場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
できものが大きくなっている
痛みが強い
膿が出ている
セルフケアで改善しない
しこりのような固いできものがある
頭皮のできものを予防する方法
できものを予防するために、日常生活で意識したいポイントを紹介します。
清潔を保つ
シャンプーは1日1回、その日の汚れをしっかり落とす
枕カバーは週2〜3回交換する
タオルは毎回清潔なものを使う
帽子は通気性の良いものを選ぶ
正しい乾かし方
シャンプー後は自然乾燥を避け、ドライヤーで乾かす
頭皮を先に乾かし、湿気を残さない
ドライヤーを近づけすぎず、適度な距離を保つ
生活習慣を整える
バランスの良い食事を心がける
十分な睡眠を確保する
ストレスを溜めない工夫をする
脂質や糖質の過剰摂取を控える
まとめ:頭皮のできものは種類を見極め、やさしくケアする

頭皮のできものには、ニキビ・脂漏性皮膚炎・毛嚢炎などさまざまな種類があります。原因に合わせた適切なケアを行うことが大切です。
ケアのポイントをまとめます。
できものは触らない・つぶさない
マイルドなシャンプーで丁寧に洗い、すすぎ残しを防ぐ
頭皮を清潔に保ち、雑菌の繁殖を防ぐ
症状がひどい場合やしこりがある場合は皮膚科を受診する
日々のケアで頭皮環境をやさしくととのえ、すこやかな頭皮を目指しましょう。






