サイトロゴ
頭皮マッサージのやり方を解説|正しい手順とすこやかな頭皮を保つコツ
作成日:
スキンケア

頭皮マッサージのやり方を解説|正しい手順とすこやかな頭皮を保つコツ

「頭皮が固く感じる」「シャンプーのついでに何かケアを足したい」「頭皮マッサージが良いと聞くけれど、やり方がわからない」そんな声をよく耳にします。

本記事では、頭皮マッサージの正しい手順と行うタイミング、注意したいポイントをわかりやすく解説します。毎日のヘアケアにやさしく取り入れるヒントとしてお役立てください。

監修者

監修者:神林 由香

医療法人社団Clara理事長。メンズクララ院長。

日本皮膚科学会正会員。日本美容皮膚科学会会員。日本先進医療医師会会員。日本抗加齢学会正会員。メンズヘルス医学会会員。日本温泉気候物理医学会員。日本美容内科学会評議員。日本医療毛髪再生研究会会員。

東京大学理科2類中退後、2011年香川大学医学部卒。

東京女子医科大学病院初期研修、東京女子医科大学病皮膚科入局、2016年大手美容外科都内分院スキンクリニック院長などを経て現職。

メンズクララ:https://mens-clara.com/

※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。

頭皮マッサージに期待できること

頭皮は顔の皮膚とつながっており、皮脂や汗が多く、汚れがたまりやすい部分です。頭皮マッサージには、次のようなことが期待できます。

目的

期待できる働き

血行のサポート

指の腹で動かすことで、めぐりをととのえる

皮脂・汚れのゆるみ

シャンプー前に行うことで汚れが落ちやすくなる

うるおいの行きわたり

頭皮用ローションのなじみを助ける

リラックス

心地良い刺激で気分をやわらげる

頭皮マッサージは医療的な処置ではありません。あくまでも日々のケアのひとつとして、心地良い範囲で続けることが大切です。

頭皮マッサージの基本のやり方

1. 準備をする

  • 爪は短く整え、指の腹を使えるようにしておく

  • 手を清潔にしておく

  • 髪が乾いた状態、またはシャンプー中のどちらでも行えます

  • 力を入れすぎないよう、はじめは軽い圧から試してみてください

2. 生え際からトップへ動かす

両手の指の腹を額の生え際に置き、頭皮を上に持ち上げるようにゆっくり動かします。5回程度を目安に、呼吸を止めずに行いましょう。

3. 側頭部をほぐす

耳の上に手のひらを置き、指の腹で円を描くように動かします。デスクワークで固く感じやすい部分なので、ていねいにほぐしてみてください。

4. 後頭部から首すじへ

後頭部の中央からえり足に向けて、親指の腹で少しずつ位置をずらしながら押します。首すじまで下りたら、肩に向かってやさしくなでて仕上げます。

5. 全体を包み込んで終える

最後に両手で頭全体を包み、5秒ほど静かに置いてから離します。全体で3〜5分程度が目安です。

頭皮マッサージを行うおすすめのタイミング

シャンプー前

乾いた状態で行うと、皮脂や汚れがゆるみ、そのあとの洗浄がスムーズになります。

シャンプー中

泡を頭皮全体に行きわたらせながら、指の腹で動かすように洗います。爪を立てず、泡をクッションにするのがポイントです。

入浴後・就寝前

頭皮用のローションやオイルを使い、うるおいを与えながら行うと心地良く過ごせます。一日の終わりの習慣にすると続けやすくなります。

頭皮マッサージで注意したいこと

  • 爪を立ててこすらない(摩擦は頭皮の負担になります)

  • 痛みを感じるほど強く押さない

  • 頭皮に赤み・かゆみ・傷がある場合は行わない

  • 長時間続けず、3〜5分程度にとどめる

  • ぬれた髪を強く引っ張らない

赤みやかゆみ、フケなどの症状が続く場合は、セルフケアを続けるのではなく皮膚科を受診してください。

頭皮環境をととのえるシャンプーの選び方

頭皮の状態

選び方の目安

乾燥しやすい

アミノ酸系などのやさしい洗浄成分

ベタつきやすい

適度な洗浄力で皮脂をためこまないもの

ゆらぎやすい

低刺激設計で香料や着色料が控えめなもの

洗ったあとは、髪も頭皮もタオルでやさしく押さえるように水分を取り、ドライヤーで根元から乾かします。ぬれたまま放置すると、においやかゆみにつながることがあるため注意しましょう。

頭皮の状態をチェックしてから始めましょう

マッサージを始める前に、今の頭皮がどんな状態なのかを知っておくと、力の入れ方や頻度を調整しやすくなります。鏡を見ながら、分け目をつくって地肌を確かめてみてください。

頭皮の状態

見え方の目安

ケアのヒント

すこやかな状態

青白く、ベタつきやにおいが気にならない

現在のケアを続ける

ベタつきやすい

根元がぺたんとする、においが出る

シャンプー前のマッサージとていねいなすすぎ

かさつきやすい

白っぽいフケ、つっぱり感がある

洗浄力の強いものを避け、うるおいを補う

ゆらぎやすい

時期によって赤みやかゆみが出る

刺激を減らし、体調に合わせて休む

同じ方でも、季節や体調によって頭皮の状態は変わります。「毎日同じことをやる」のではなく、そのときの心地良さに合わせて調整することを心がけましょう。

頭皮マッサージにあわせて見直したいケア

シャンプーの前に予洗いをする

髪と頭皮をぬるま湯で1分ほどゆすぐだけで、表面のほこりや汗はかなり落ちます。泡立ちもよくなるため、洗浄成分を必要以上に使わずに済みます。

すすぎは洗う時間の2倍を目安に

頭皮トラブルの多くは、洗い残しと乾かし不足が関係しているといわれています。とくにえり足と耳の後ろは洗剤が残りやすいので、意識して流しましょう。

乾かし方までがセット

タオルで押さえるように水分を取り、ドライヤーは根元から乾かします。同じ位置に風を当て続けず、10〜15cm離して動かしながら乾かすと負担を減らせます。

頭皮用ローションでうるおいを補う

乾かしたあとに頭皮用のローションを分け目になじませ、指の腹でやさしくなじませます。乾燥が気になる季節は、このステップを加えると心地良く過ごせます。

頭皮マッサージに関するよくある質問

毎日行っても良いですか?

心地良い強さであれば、毎日行っても問題ありません。ただし、長時間行うことや強く押しすぎることは避け、3〜5分程度にとどめてください。

ブラシや専用の道具を使っても良いですか?

道具を使う場合は、先端が丸く、頭皮を引っかかないものを選びましょう。力の加減がわかりにくい場合は、まず手で行って感覚をつかむと安心です。

どのくらい続ければ良いですか?

頭皮マッサージはすぐに変化を感じるものではないため、毎日のヘアケアの一部として無理なく続けられる形を探してみてください。

抜け毛が増えそうで不安です

マッサージ中に抜ける髪の多くは、もともと抜ける準備ができていたものです。ただし、強く引っ張るような動きは避けてください。

まとめ:頭皮マッサージは心地良い強さでやさしく続けましょう

頭皮マッサージは、指の腹で頭皮を動かすシンプルなケアです。ポイントをまとめます。

  • 指の腹を使い、爪を立てずに行う

  • 生え際→側頭部→後頭部の順にほぐす

  • 3〜5分程度を目安に、心地良い強さで行う

  • シャンプー前や入浴後など、続けやすいタイミングを選ぶ

  • 頭皮に異常があるときは中止し、専門医に相談する

毎日のヘアケアにやさしく取り入れて、すこやかな頭皮環境を目指しましょう

この記事をシェア

X でシェアFacebook でシェアはてなブックマークでシェア