「あごに何度もニキビができてしまう」「治ったと思ったらまた同じ場所にできる」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、顎ニキビが繰り返しできる原因や、日々のスキンケアで気をつけたいポイントを解説します。顎ニキビのケアを見直すきっかけになれば幸いです。


監修者:久野 賀子
2017年東京医科歯科大学医学部医学科 卒業
日大板橋病院にて初期研修終了後、湘南美容クリニックに入職し、5年半勤務。
新宿本院皮膚科医局長として通常の勤務だけでなく、新人医師の指導、VIP対応、トラブル対応に従事。
2024年11月新宿二丁目にPRIDE CLINICオープン。
https://pride-clinic.com/clinic/#doctor
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
顎ニキビの特徴
顎ニキビには、他の部位のニキビとは異なる特徴があります。
同じ場所に繰り返しできやすい
治りが遅い傾向がある
触ると固いしこりのようになることがある
フェイスラインにも広がることがある
大人になってからできやすい
思春期のニキビがおでこや鼻にできやすいのに対し、顎ニキビは20代以降に多く見られます。
顎ニキビができる主な原因
顎ニキビが発生する原因はさまざまです。主な原因を確認しましょう。
ホルモンバランスの乱れ
肌の乾燥
外部からの刺激
ストレスや生活習慣の乱れ
間違ったスキンケア
それぞれ詳しく解説します。
ホルモンバランスの乱れ
あご周りは男性ホルモンの影響を受けやすい部位です。生理前やストレスが多い時期にホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が増え、顎ニキビができやすくなることがあります。
肌の乾燥
あご周辺は顔の中でも乾燥しやすい部位のひとつです。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、角質が厚くなることで毛穴が詰まりやすくなります。これがニキビの原因になることがあります。
外部からの刺激
マスクの摩擦、頬杖をつく癖、髪の毛が触れるなどの外部刺激は、あごの肌に負担をかけます。これらの刺激が蓄積すると、肌のバリア機能が低下し、ニキビができやすくなります。
ストレスや生活習慣の乱れ
睡眠不足やストレス、偏った食生活は、ホルモンバランスや肌のターンオーバーに影響を与えます。特にストレスが溜まると自律神経が乱れ、顎ニキビにつながる可能性があります。
間違ったスキンケア
あご周辺は洗顔時にすすぎ残しが生じやすい部位です。また、保湿が不十分だったり、触りすぎたりすることでニキビが悪化する恐れがあります。
顎ニキビをケアするスキンケア方法

顎ニキビをケアするためのスキンケアのポイントを紹介します。
洗顔のポイント
ぬるま湯でやさしく洗う
たっぷりの泡で肌に触れないように意識する
あご周りのすすぎ残しに注意する
洗顔後はすぐに保湿を行う
1日2回の洗顔にとどめ、洗いすぎを避ける
保湿のポイント
化粧水は手のひらでやさしくハンドプレスする
あご周りは乾燥しやすいため、重ね塗りを心がける
セラミドやヒアルロン酸など、保湿力の高い成分を取り入れる
乳液やクリームでしっかりフタをする
避けたいスキンケア習慣
ニキビを手で触ったり、つぶしたりする
刺激の強いスクラブ洗顔を使う
アルコール配合の化粧水で拭き取る
保湿を省略する
顎ニキビを防ぐ生活習慣
スキンケアだけでなく、生活習慣の見直しも大切です。
睡眠の質を高める
肌の修復は睡眠中に行われます。6〜8時間程度の質の良い睡眠を心がけましょう。寝る前のスマートフォンの使用を控えることも、睡眠の質を高めるポイントです。
バランスの良い食事を摂る
ビタミンB群やビタミンCは肌のコンディションをサポートする栄養素です。野菜や果物、魚などをバランスよく摂ることを心がけましょう。
ストレスを溜めない工夫をする
適度な運動やリラックスできる時間を設けることで、ストレスケアを心がけましょう。入浴時にゆっくり湯船につかるのもおすすめです。
肌への刺激を減らす
頬杖をつかないように意識する
マスクはこまめに交換する
寝具を清潔に保つ
髪があごに触れないようにまとめる
まとめ:顎ニキビはやさしいケアと生活習慣の見直しで対策を

顎ニキビは、ホルモンバランスの乱れや乾燥、外部刺激などが重なって繰り返しできやすい特徴があります。
ケアのポイントをまとめます。
洗顔はやさしく、すすぎ残しに注意する
あご周りの保湿を丁寧に行う
肌への外部刺激を減らす
睡眠や食事などの生活習慣を見直す
日々の丁寧なケアを続けることで、繰り返しにくいすこやかな肌を目指しましょう。






