「鼻を触るとザラザラする」「毛穴から白いものが出ている」そんな経験はありませんか?
鼻の白い角栓は、多くの方が悩む肌トラブルのひとつです。無理に押し出すと毛穴が広がったり、肌を傷つけたりする原因になるため、正しいケア方法を知ることが大切です。
本記事では、鼻の白い角栓の正体やできる原因、正しい取り方と予防ケアを解説します。毛穴をすっきりととのえるきっかけになれば幸いです。
なお、角栓のケアについては、以下の記事も併せてご覧ください。
▷関連記事:「角栓を取る方法は?汚れが毛穴に詰まる原因や効果的なスキンケアを解説」

監修者:吉岡 容子
東京医科大学卒業、麻酔科学講座入局。
麻酔科退局後、皮膚科・美容皮膚科を経て、平成24年より
医療法人容紘会 高梨医院皮膚科・ 美容皮膚科を開設。院長として現在も勤務。
日本レーザー医学会、日本抗加齢医学会、日本美容皮膚科学会など数多くの学会に所属する。
高梨医院:https://www.takanashi-hp.com/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
鼻の白い角栓の正体とは?

鼻の白い角栓は、毛穴に詰まった皮脂と古い角質が混ざり合ったものです。
角栓ができるメカニズム
角栓は、以下のようなメカニズムでできます。
皮脂が毛穴から分泌される
古い角質が毛穴周辺に溜まる
皮脂と角質が混ざり合う
毛穴の中で固まって角栓になる
角栓の約70%は古い角質(タンパク質)、約30%は皮脂でできているといわれています。
白い角栓と黒い角栓の違い
角栓には白いものと黒いものがあります。
| 種類 | 特徴 |
|------|------|
| 白い角栓 | できたばかりの角栓。皮脂と角質が混ざった状態 |
| 黒い角栓 | 白い角栓が酸化して黒くなったもの。いわゆる「いちご鼻」の原因 |
白い角栓を放置すると、空気に触れて酸化し、黒い角栓(黒ずみ)になります。早めのケアが大切です。
黒い角栓については、「毛穴の黒い角栓はなぜできる?原因や適切なケア方法・やってはいけないことを解説」も参考にしてみてください。
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鼻に白い角栓ができる原因
鼻に白い角栓ができる原因はさまざまです。主な原因を確認しましょう。
皮脂の過剰分泌
ターンオーバーの乱れ
メイクや汚れの落とし残し
乾燥
間違ったスキンケア
それぞれ詳しく解説します。
皮脂の過剰分泌
鼻は顔の中でも皮脂腺が多く、皮脂が出やすい部位です。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に詰まりやすくなり、角栓ができやすくなります。
皮脂の過剰分泌の原因としては、以下が挙げられます。
ホルモンバランスの乱れ
食生活の乱れ
ストレス・睡眠不足
間違ったスキンケア
ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れると、古い角質が剥がれ落ちにくくなり、毛穴に溜まりやすくなります。
ターンオーバーが乱れる原因としては、以下が挙げられます。
加齢
睡眠不足
ストレス
紫外線ダメージ
栄養不足
ターンオーバーについては、「肌の代謝(ターンオーバー)とは?乱れる原因と整えるための生活習慣・スキンケアを解説」も参考にしてみてください。
メイクや汚れの落とし残し
クレンジングや洗顔が不十分だと、メイクや汚れが毛穴に残り、角栓の原因になります。
特に、ウォータープルーフのメイクや日焼け止めは落ちにくいため、しっかりとクレンジングすることが大切です。
乾燥
肌が乾燥すると、肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。また、乾燥によって角質が硬くなり、毛穴に詰まりやすくなります。
間違ったスキンケア
以下のようなスキンケアは、角栓を悪化させる原因になります。
洗顔のしすぎ
ゴシゴシこする洗顔
保湿不足
毛穴パックのやりすぎ
指で角栓を押し出す
正しいスキンケアを心がけることが大切です。
鼻の白い角栓の正しい取り方
鼻の白い角栓を取る正しい方法を紹介します。
基本のクレンジング・洗顔
角栓ケアの基本は、毎日のクレンジングと洗顔です。
クレンジングのポイント
メイクや日焼け止めを丁寧にしっかり落とす
オイルクレンジングやバームクレンジングは角栓を溶かしやすい
小鼻は指の腹でくるくるとやさしくなじませる
こすりすぎない
洗顔のポイント
たっぷりの泡でやさしく洗う
小鼻は泡を転がすように洗う
ぬるま湯(32〜34度程度)で洗う
すすぎ残しがないようにする
クレンジングの詳しい方法については「クレンジングのやり方を徹底解説!タイプ別の使い方やポイントなど基本を紹介」も参考にしてみてください。
酵素洗顔を取り入れる
酵素洗顔は、角栓の主成分であるタンパク質(古い角質)を分解する働きがあります。
酵素洗顔のポイント
週1〜2回程度の使用がおすすめ
泡立てて使う
長時間肌に置かない
使用後はしっかり保湿する
酵素洗顔については、「酵素洗顔とは?メリット・デメリットや選び方、取り入れる際の注意点を解説」も参考にしてみてください。
クレイパックを活用する
クレイには、皮脂や汚れを吸着する働きがあります。
クレイパックのポイント
週1〜2回程度の使用がおすすめ
乾燥しすぎないうちに洗い流す
使用後はしっかり保湿する
蒸しタオルで毛穴を開く
クレンジングや洗顔の前に蒸しタオルで毛穴を開くと、汚れが落ちやすくなります。
蒸しタオルの方法
タオルを水で濡らして絞る
電子レンジで30秒〜1分程度温める
顔に2〜3分程度当てる
その後、クレンジング・洗顔を行う
鼻の白い角栓ケアで絶対にやってはいけないこと

角栓ケアで避けるべきNG行動を確認しましょう。
指で角栓を押し出す
指で角栓を押し出すのは、絶対に避けてください。
押し出しがNGな理由
毛穴が広がる
肌を傷つける
炎症を起こす可能性がある
色素沈着の原因になる
余計に角栓ができやすくなる
毛穴パックのやりすぎ
毛穴パック(シートタイプ)は、角栓を取り除く効果がありますが、やりすぎは逆効果です。
やりすぎがNGな理由
肌に負担がかかる
圧がかかることで毛穴が広がる
肌のバリア機能が低下する
使用する場合は、月1〜2回程度に留めましょう。
ゴシゴシこする洗顔
角栓を取ろうとしてゴシゴシこすると、肌を傷つけ、バリア機能が低下します。やさしく洗うことを心がけましょう。
洗顔のしすぎ
皮脂を取りすぎると、肌が乾燥を感じて余計に皮脂を分泌してしまいます。洗顔は朝晩2回で十分です。
鼻の白い角栓を予防するケア方法
角栓を予防するためのケア方法を紹介します。
毎日のクレンジング・洗顔を丁寧に行う
角栓予防の基本は、毎日のクレンジングと洗顔を丁寧に行うことです。メイクや汚れをしっかり落とし、毛穴に詰まらせないようにしましょう。
保湿をしっかり行う
保湿を怠ると、肌が乾燥して皮脂が過剰に分泌されたり、角質が硬くなったりします。化粧水、乳液、クリームでしっかり保湿しましょう。
定期的な角質ケアを行う
週1〜2回程度、酵素洗顔やクレイパックで角質ケアを行いましょう。古い角質を溜めないことが、角栓予防につながります。
生活習慣を整える
以下の生活習慣を心がけましょう。
十分な睡眠をとる(7〜8時間程度)
バランスの良い食事を心がける
ストレスを溜めない
紫外線対策を行う
皮脂バランスを整える
皮脂の過剰分泌を抑えるために、以下を意識しましょう。
脂っこい食事や糖質の多い食事を控える
ビタミンB群を積極的に摂る
保湿をしっかり行い、インナードライを防ぐ
まとめ:鼻の白い角栓はやさしいケアで予防・改善

鼻の白い角栓は、皮脂と古い角質が混ざり合って毛穴に詰まったものです。放置すると酸化して黒ずみになるため、早めのケアが大切です。
角栓ケアのポイントは以下の通りです。
毎日のクレンジング・洗顔を丁寧に行う
週1〜2回の酵素洗顔やクレイパックで角質ケア
保湿をしっかり行う
指で押し出すのは絶対にNG
毛穴パックはやりすぎない
生活習慣を整える
無理に取ろうとせず、やさしいケアを続けることで、毛穴をすっきりととのえましょう。






