鼻の角栓がやけに大きくて目立つ」「毛穴から白いものが飛び出して見える」そんな悩みはありませんか?
角栓はだれの肌にもできるものですが、大きくなると毛穴が目立つ原因になります。無理に取ろうとすると、かえって毛穴を傷つけてしまう恐れがあるため、正しいケア方法を知ることが大切です。
本記事では、角栓がでかくなる原因や、やさしく角栓をケアするための方法を解説します。すこやかな肌を目指すためのヒントにしてみてください。

監修者:佐藤 英明
令和5年11月医療法人京華会 理事長就任
CLINICA BellaForma 院長
【所属学会】
日本形成外科学会・国際形成外科学会・日本美容外科学会(JSAPS)・国際美容外科学会(ISAPS)・日本美容医療協会・東洋美容外科学会(OSAPS)・日本美容皮膚科学会・日本レーザー医学会・日本抗加齢医学会・日本頭蓋顎顔面外科学会・日本臨床皮膚外科学会・日本ボツリヌス治療学会・日本顔学会・日本眼形成再建外科学会・日本形成外科手術手技学会・日本再生医療学会・日本脱毛医学会
【資格】
アラガンジャパン注入指導医・ガルデルマ注入指導医・Medytox 社認定 TOXIN&FILLER 注入指導医・SinClair Pharma社製Maili注入指導医・日本形成外科学会専門医・日本形成外科学会指導医・日本臨床皮膚外科学会専門医・日本抗加齢医学会専門医・日本美容医療協会適正認定医・日本美容医療協会美容レーザー適正認定医・日本美容医療協会理事・日本レーザー医学会専門医・日本美容皮膚科学会代議員・皮膚腫瘍外科指導専門医・日本ボツリヌス治療学会代議員
CLINICA Bella Forma ドクター紹介:https://clinica-bellaforma.com/doctor/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
角栓とは?
角栓とは、毛穴の中に皮脂と古い角質が混ざり合ってできた塊のことです。主にタンパク質(約70%)と皮脂(約30%)でできています。
角栓は肌の代謝(ターンオーバー)の過程で自然にできるものですが、さまざまな要因によって大きくなることがあります。大きな角栓は毛穴を押し広げ、毛穴の目立ちや黒ずみの原因になります。
角栓がでかくなる主な原因
角栓が大きくなる原因を確認しましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂が多く分泌されると、毛穴の中に皮脂がたまりやすくなります。皮脂が多い鼻やおでこ(Tゾーン)は特に角栓ができやすい部位です。ホルモンバランスの変化や食生活の偏り、ストレスなどが皮脂の過剰分泌につながることがあります。
ターンオーバーの乱れ
肌の代謝(ターンオーバー)が乱れると、古い角質がスムーズに剥がれ落ちなくなります。古い角質が毛穴の中にとどまり、皮脂と混ざり合うことで、角栓が大きく成長しやすくなります。不規則な生活や睡眠不足、加齢などがターンオーバーの乱れに影響します。
クレンジング・洗顔の不足
メイクや日焼け止めが肌に残ると、皮脂や角質と混ざって角栓の原因になります。また、小鼻の周りや鼻の脇は洗い残しが起きやすく、汚れが蓄積して角栓が大きくなりやすい部位です。
肌の乾燥
肌が乾燥すると、バリア機能を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されます。また、乾燥により肌のキメが乱れ、古い角質が毛穴にたまりやすくなるため、角栓が大きくなる原因になります。
毛穴を触るクセ
気になって角栓を指で押し出したり、毛穴を触ったりするクセがあると、毛穴が広がりやすくなります。刺激を受けた毛穴に皮脂や汚れがたまりやすくなり、さらに大きな角栓ができる悪循環に陥ることがあります。
大きな角栓をやさしくケアする方法
角栓をケアするためには、肌に負担をかけずにやさしくケアすることが大切です。
ステップ1:蒸しタオルで毛穴を開く
クレンジングの前に蒸しタオルを顔にのせ、毛穴をやわらかくしましょう。毛穴が自然に開き、汚れが浮き上がりやすくなります。入浴中に行うのも効果的です。蒸しタオルは電子レンジで濡れタオルを30秒ほど温めると簡単に作れます。
ステップ2:クレンジングでやさしくなじませる
オイルクレンジングやバームクレンジングを、小鼻や角栓が気になる部分にやさしくなじませましょう。指の腹でくるくると円を描くように動かすことで、角栓がやわらかくなりやすくなります。強くこすらず、やさしく丁寧にケアしましょう。
ステップ3:洗顔料でしっかり泡立てて洗う
クレンジングのあとは、洗顔料をしっかり泡立てて洗いましょう。きめ細かい泡が毛穴の汚れを包み込むように落とします。泡で肌を包み込み、ゴシゴシこすらずにやさしく洗うことがポイントです。
ステップ4:すぐに保湿する
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態です。すぐに化粧水で水分を補給し、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。保湿を十分に行うことで、肌のバリア機能がととのい、角栓ができにくい肌環境を目指せます。
週に1〜2回のスペシャルケア
毎日の基本ケアに加え、スペシャルケアを取り入れることで角栓をよりケアしやすくなります。
• 酵素洗顔:タンパク質を分解する酵素の力で、角栓のもとになる古い角質をやさしく取り除く
• クレイパック:天然のクレイ(泥)が毛穴の汚れや皮脂を吸着する。パック後はしっかり保湿することが大切
• ピーリング:AHA(フルーツ酸)やBHAを含むピーリング剤で、古い角質をやさしくケアする
角栓ケアでやってはいけないNG行動
角栓が気になっても、以下の行動は避けましょう。
• 指やピンセットで角栓を無理に押し出す(毛穴が傷つき、炎症の原因になる恐れがある)
• 毛穴パックを頻繁に使う(週1回以上は肌への負担が大きい)
• ゴシゴシとこするように洗顔する(摩擦が肌にダメージを与える)
• 1日に何度も洗顔する(必要なうるおいまで奪ってしまう)
• 保湿を省く(乾燥が皮脂の過剰分泌につながる)
まとめ:角栓はやさしいケアと保湿で丁寧にととのえる

角栓がでかくなる原因は、皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れ、洗顔不足などさまざまです。無理に取り除こうとせず、やさしいクレンジングと洗顔、十分な保湿で丁寧にケアしましょう。
毎日のコツコツとしたケアを続けることで、すこやかな肌をととのえていきましょう。






