「Tゾーンなのにおでこがカサカサする」「おでこだけ粉をふいたように乾燥する」――そんな経験はありませんか。
おでこは皮脂が多いイメージがありますが、実は乾燥しやすい部位でもあります。本記事では、おでこが乾燥する原因や、カサつきを防ぐためのスキンケア方法を紹介します。
おでこの乾燥にお悩みの方にとって、ケアを見直すきっかけになれば幸いです。

監修者:鈴木 稚子(すずき・わかこ)
医学博士・六本木スキンクリニック院長
・日本皮膚科学会正会員
・日本抗加齢医学会認定皮膚科専門医
・医師会スポーツ認定医
・日本温泉気候物理医学会温泉療法医
・日本旅行医学会認定医
・美容内科学会評議員
・日本温活協会代表理事
六本木スキンクリニック:https://roppongi-skin.com/aboutus/message/
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
おでこが乾燥する原因
おでこは皮脂分泌が多い部位ですが、乾燥してしまうにはいくつかの理由があります。
洗いすぎによるうるおい不足
インナードライの状態
紫外線や外部刺激の影響
前髪やヘアスタイリング剤の刺激
それぞれ詳しく解説します。
洗いすぎによるうるおい不足
おでこのテカリが気になるからと、洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシ洗ったり、一日に何度も洗顔したりすると、必要な皮脂やうるおいまで奪ってしまうことがあります。皮脂膜が失われると、かえって乾燥が進む恐れがあります。
インナードライの状態
肌の表面は皮脂でテカっているのに、内部のうるおいが不足している状態を「インナードライ」と呼びます。おでこがテカるのに乾燥も感じる場合は、インナードライの可能性があります。保湿が不十分だと、肌が乾燥を補おうとして皮脂を過剰に分泌することがあります。
紫外線や外部刺激の影響
おでこは顔のなかでも紫外線を受けやすい部位です。紫外線によるダメージが蓄積すると、肌のバリア機能が低下し、うるおいが逃げやすくなります。また、帽子やヘルメットの摩擦も乾燥の原因になることがあります。
前髪やヘアスタイリング剤の刺激
前髪がおでこに触れることで起こる摩擦や、ヘアスタイリング剤の成分が肌に付着することも、おでこの乾燥や肌荒れにつながる可能性があります。
おでこの乾燥を防ぐスキンケア方法

おでこの乾燥を防ぐためには、適切な保湿ケアが大切です。
やさしい洗顔を心がける
洗顔料はたっぷりと泡立て、おでこもやさしく洗いましょう。泡をのせたら長時間放置せず、ぬるま湯で手早くすすぐことがポイントです。洗浄力がマイルドなアイテムを選ぶと、必要なうるおいを残しながら汚れを落とせます。
化粧水でしっかりうるおいを与える
おでこにもしっかりと化粧水をなじませましょう。テカリが気になるからと化粧水を省くのは逆効果です。ヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が配合された化粧水を、やさしくハンドプレスしてなじませてみてください。
乳液やクリームでうるおいをとどめる
化粧水だけでは水分が蒸発しやすいため、乳液やクリームで油分を補い、うるおいをとどめることが大切です。おでこのテカリが気になる場合は、軽めのテクスチャーの乳液を薄くなじませるとよいでしょう。
紫外線対策を忘れない
おでこは日光を受けやすいため、外出時は日焼け止めをしっかり塗りましょう。日焼け止めの上からでも、保湿スプレーなどでうるおいを補給するのもおすすめです。
おでこの乾燥を防ぐ日常のポイント
前髪の刺激に気をつける
前髪がおでこに当たりつづけると摩擦が生じ、乾燥や肌荒れの原因になることがあります。可能であれば前髪をピンで留めたり、ヘアスタイリング剤の使用量を調整したりして、おでこへの刺激を減らしてみましょう。
室内の湿度を保つ
エアコンの効いた室内は空気が乾燥しがちです。加湿器を活用し、適度な湿度を保つことで、肌の水分が蒸発するのを防げます。
バランスのよい食事を意識する
ビタミンB群や良質な脂質を含む食品を意識的に摂ることで、すこやかな肌づくりのサポートになります。内側からのケアも取り入れてみてください。
まとめ:おでこの乾燥は丁寧な保湿ケアで防ぎましょう

おでこが乾燥する原因は、洗いすぎやインナードライ、紫外線など多岐にわたります。やさしい洗顔と丁寧な保湿を心がけ、おでこにもしっかりうるおいを届けることが大切です。
毎日のスキンケアで、おでこもうるおいのあるすこやかな状態にととのえていきましょう。






