「おでこにニキビができやすい」「前髪で隠しているけど繰り返してしまう」そんなおでこニキビに悩んでいる方は少なくありません。
おでこはTゾーンに位置し、皮脂の分泌が多いため、ニキビができやすい部位です。前髪の刺激やヘアケア商品の洗い残しなど、日常の習慣も大きく関係しています。
本記事では、おでこニキビの原因と、繰り返さないためのスキンケア・生活習慣のポイントを解説します。

監修者:菊地 さやか
あおば皮フ科クリニック院長
医療法人みなとあおば理事長
<略歴>
2003年 浜松医科大学医学部 卒業、東京大学病院麻酔科入局
2004年~関連病院にて勤務(埼玉県立小児医療センター、東邦大学医療センター佐倉病院、NTT東日本関東病院)
2008年 東京大学病院麻酔科助教、麻酔科専門医取得
2009年 東京医科歯科大学病院(現・東京科学大学病院)皮膚科 入局
2010年~関連病院にて勤務(九段坂病院、武蔵野赤十字病院、東邦大学医療センター佐倉病院)
2016年 皮膚科専門医取得
2018年 東京医科歯科大学大学院(現・東京科学大学大学院)修了
2018年7月 あおば皮フ科クリニック開院 院長
2021年3月 医療法人社団みなとあおば設立
2023年4月 白金あおば皮フ科クリニック開院
<資格>
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医学博士
※本記事には商品紹介の項目が含まれますが、医師が特定の商品を推奨するわけではありません。
おでこにニキビができる主な原因

おでこニキビの原因を理解することで、適切なケアにつなげましょう。
過剰な皮脂分泌
おでこはTゾーンの一部で、顔のなかでも皮脂腺が多い部位です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴がつまりやすくなり、ニキビの原因になります。特に思春期やホルモンバランスが乱れやすい時期は、皮脂の分泌量が増える傾向があります。
前髪や帽子による刺激
前髪がおでこに触れることで、髪についた整髪料や皮脂が肌に移り、毛穴をつまらせることがあります。帽子やヘアバンドの摩擦も、肌への刺激になりニキビを引き起こす可能性があります。
ヘアケア商品やコンディショナーの洗い残し
ヘアケア商品やコンディショナーのすすぎが不十分だと、成分がおでこに残り、毛穴をふさいでしまいます。洗髪後はおでこ周りをしっかりすすぐことが大切です。
ストレスや不規則な生活
ストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を増加させる要因になります。不規則な食生活や運動不足も肌の代謝に影響を与え、ニキビができやすい環境をつくってしまいます。
おでこニキビをケアするスキンケア方法
適切なスキンケアでおでこニキビを防ぎましょう。
やさしい洗顔で余分な皮脂を落とす
洗顔は朝晩の1日2回、たっぷりの泡でやさしく洗いましょう。ゴシゴシこするとバリア機能が低下し、かえって皮脂分泌が増えてしまうことがあります。ぬるま湯でしっかりすすぎ、泡を残さないようにしてください。
保湿を忘れずに
皮脂が多いからといって保湿をしないと、肌が乾燥して余計に皮脂が分泌されてしまいます。さっぱりタイプの化粧水や乳液を使い、うるおいをしっかり補今しょう。ノンコメドジェニックのアイテムを選ぶと、毛穴をつまらせにくいです。
清潔な状態を保つ
おでこに触れる機会が多い方は、手からの雑菌が肌につくことを意識しましょう。前髪はなるべくピンで留めておでこに触れないようにすると、刺激を減らすことができます。
おでこニキビを繰り返さないための生活習慣
スキンケアに加えて、生活習慣の見直しも欠かせません。
洗髪後のすすぎを丁寧に行う
ヘアケア商品やコンディショナーは、おでこや生え際にすすぎ残しがないよう、しっかり洗い流しましょう。洗顔は洗髪の後に行うことで、おでこの洗い残しを防ぎやすいです。
バランスの良い食事を心がける
ビタミンB2やビタミンB6は皮脂のバランスをととのえるのに役立つ栄養素です。レバー、卵、納豆、バナナなどを意識的に取り入れてみてください。脂質や糖質の摂りすぎは皮脂分泌を増やす恐れがあるため、バランスの良い食事を心がけましょう。
十分な睡眠とストレスケア
睡眠不足やストレスはホルモンバランスの乱れに直結します。毎日6〜8時間の睡眠を目安に、リラックスできる時間を設けることも大切です。
おでこニキビができやすい方の特徴(h2)

おでこニキビが繰り返しやすいタイプを確認しましょう。
前髪があるスタイルの方
前髪がおでこに常に触れていると、髪の油分や整髪料が刺激になります。ニキビが気になる時は、前髪をピンで留めておでこを出す時間をつくることが大切です。
Tゾーンがテカりやすい方
元元皮脂分泌が多い方はおでこにニキビができやすい傾向があります。あぶらとり紙やティッシュでこまめに皮脂をオフし、清潔な状態を保ちましょう。
ストレスを溜めやすい方
ストレスが多い環境にいる方は、ホルモンバランスが乱れやすく、おでこを含むTゾーンの皮脂分泌が増加しやすいです。適度なリフレッシュを心がけてみてください。
おでこニキビにおすすめの成分
おでこニキビのケアには、サリチル酸やグリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症成分が配合されたアイテムがおすすめです。殺菌成分が含まれた医薬部外品洗顔料も効果が期待できますが、洗浄力が強すぎないものを選びましょう。
メイクでの注意点
おでこニキビがある時のメイクは、薄づきのパウダーファンデーションがおすすめです。リキッドファンデーションは毛穴を塞ぎやすいため、できるだけ避けましょう。帰宅後はすぐにクレンジングを行い、肌を清潔に保つことが大切です。
まとめ:おでこニキビはやさしいケアと清潔な習慣でととのえる

おでこニキビは、過剰な皮脂分泌や前髪の刺激、洗い残し、ストレスなどが原因で起こります。やさしい洗顔と適切な保湿、前髪やヘアケア商品のすすぎ残しに注意し、バランスの良い食事と十分な睡眠を心がけましょう。
毎日の丁寧なケアで、おでこニキビを繰り返さないすこやかな肌をととのえていきましょう。






